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祈る「場」の多様性と抱擁性
最近は宗教のことがニュースでも話題になりますが、この話題といえば個人的には、先日仕事の帰りに寄った築地本願寺と、たまたま最近見つけた四国二十二番札所平等寺のライブ配信が結構興味深いです。
じっくりと入ったことない築地本願寺でしたが、本堂に入ると広い空間に椅子が並び、祈る人もいれば休む人もおり、他にも参拝記念のカードを持ち帰ったり、敷地内のカフェでコーヒーを飲んだりと、祈りの場は憩いの場
2021年の音楽というかなんというか夜話<その2>
さて、2021年の暮れに書き始めて、2022年の正月の間、さらに一か月半、寝かせてしまった2021年の音楽の話、続きに入ろうと思う。
1月から5月の中旬くらいまでで前回は力尽きていたと思うが、まだ読んでいない方はそちらから辿っていただけると良いだろう。
5月も終わる頃、「緊急事態宣言」の終りが見えてきたところで、なんだか少しずつ何かが前に進みそうな気がしていた。今から思うとまやかしだったかもしれ
2021年の音楽というかなんというか夜話<その1>
2020年から暗雲のようなものを持ち込みながら迎えた2021年。
今までレジャーだった部分がごそっとなくなり、だいたい仕事、散歩する、配信見る、寝るを繰り返す日々は年が明けても変わらなかった。それでも何かに抵抗するように、1月4日に仕事の折に突然初詣をしたりなにもないけどどこかまでクルマで行っては帰ってきたりしていた。
あ、世田谷文学館のムットーニのコレクション展も雨の中走っていった(のんびりおや
2020年の総括音楽夜話 随時追記
1月〜2月
”Same Thing” (feat.Superorganism) - 星野源
2019年大晦日、紅白歌合戦。出来上がったばっかりのスクランブルスクエアの屋上から届けられたこの曲のパフォーマンスを見ながら、ダメダメな過去を引きずっていながらも、来年は幸多き年になるかな、と大きな期待を寄せていた。しかし。
“GIVE” - TENDRE
年明けに皆川明のミーナペルホネンの展示を見に行
今年発売のディスクで注目したものたち
2018年は佳いディスクに恵まれた一年でした。という一方で、サブスクリプション型の音楽聴取スタイルが、当たり前のように普及している姿を目の当たりにしてびっくりしたり、私も学生時代からお世話になっていた「ジャニス」の急な閉店や、エレクトロニカ界隈でのある騒動とその余波にショックを覚えたりしました。そんな一年にもかかわらず、たくさんの素敵な音楽に出会えたことは、一つの希望なのかもしれませんね。ランキン
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坂口恭平は「自殺者ゼロ」を掲げた「新政府」で、そこに在る人一人一人が何らかの「大臣」である、と定義したが、これは究極の自己肯定でありポートフォリオであり、それが生きる糧になり、自殺者ゼロへつながりうるものではないかと考えられる。
起伏を越えるための思考
少し遠くから世界を眺め、世界を作用させる存在のこと、そして人間がそうであろうとするときに、身体にある時間の限界と質量と、どう折り合いを付けるか、
たをやめオルケスタ『MAJOR DEBUT』
たをやめオルケスタ
『MAJOR DEBUT』
(2017, P-VINE)
本来8月19日発売なのですが、ライブなどで先行発売中。
女性18人でビックバンドサウンドを奏でて今年で9周年(本人たちはよく「周年」ではなくて「執念」と言っている)たをやめオルケスタ。
結成以来全国流通する音源は出してこなかったが、「本気で三部作をつくろう!」と一念発起し、2013年より『緞帳プレリュード』『紺碧レジ