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2020年のJAPANESE POP

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点と点を結ぶのが役目ではない。結べる点と点を見付け、結ぶための補助線を引くこと。その線を頼りに相手が自分で結ぶことに気づき動いた時、相手の地図も自分の地図もアップデートされるもの。

対局にある2つのものを結ぼうとして、ボールを投げたり糸を引いたりしてみても、その対極には届くことはない。せいぜいどれだけ近づいたか、ということだ。

百年を意匠する、という決意。
常に変わっていきながら、いつまでも変わらないものになるということ。
創意と工夫によって、伝統と革新を創造していく。

2020年のJAPANESE POPは、筋道が立ち、しかしながら感性に触れる姿をもって、陰と陽、温と冷、此方と彼方、男と女、東京と大阪、天国と地獄、母性と父性、といった対極にある2つの点を緩やかに繋ぐ星座となるのが理想である。