あまり高いところが得意ではない私ですが、飛行機から望む雲海は、ふわふわモコモコ、寝そべったら気持ちよさそうな表情をしていました。それでいて、一つも同じかたちの雲はなく、濃淡や細かな形状を魅せています。日頃の自分のモノサシを良い意味で狂わせてくれる雄大な姿にしばし見惚れていました。
くもじい「川越の菓子屋横丁に行ってきたぞ」 くもみ 「ずいぶんシブいお土産ですね」 くもじい「この原色丸出しの組み合わせが、そそるんじゃ」 くもみ 「わたしの好きなハッカが入っていません」 くもじい「そ、そうだったかの?」 くもみ 「もしかして?」 くもじい「よ・け・ま・し・た」
くもみ 「昨日は手術室で大忙しでしたね」 くもじい「服脱いで、酸素マスクつけて、コードつけて、点滴して…」 くもみ 「みんな一斉にやるからF1カーのピットインみたいでした」 くもじい「そのまま、走り出しそうじゃったぞ」 くもみ 「走ったんですか?」 くもじい「寝ちょってた...」
カテーテルアブレーションにて、 今日から3回目の短期入院です。 くもみ 「わたしたち、どうなっちゃうんですか❓」 くもじい「し、しらん💦」
くもじい「これがウワサの病院食じゃな」 くもみ 「お魚の香草パン粉焼き、ちょっとうす味ですけど、おいしいです」 くもじい「毎食この量なら、くもみも確実にヤセられるぞ」 くもみ 「じゅるる♪ わたしなら三食はいけそうです」 くもじい「・・・」
くもじい「はがした医療テープの糊が体に残って、ちと痒いぞ」 くもみ 「消毒用アルコールで落ちるようですよ」 くもじい「そう思って、もう用意しちょる」 くもみ 「とっておきのマルサラ酒ですね」 くもじい「退院祝いじゃ、ウィ~🍷」 くもみ 「糊はどうするの?」 くもじい「ウィ~🍷」