ドクター志保のマインドコーチング

女性医師として30年以上のキャリアを持つリハビリテーション科専門医。 同時に「きものカ…

ドクター志保のマインドコーチング

女性医師として30年以上のキャリアを持つリハビリテーション科専門医。 同時に「きものカラーコーディネーター®︎」としてキモノをこよなく愛する志保です。 コーチングプレイス認定コーチとして、悩める女性医師のみなさんのマインドコーチングを行っています。

マガジン

  • 日常生活は発見の連続だ!

    繰り返される毎日から、心にとどめておきたい大切なこと。くすっと笑うか、ぎょっとするかは読んでからのお楽しみです。

  • 医者の内側

    田舎に住む女性医師が学生時代の思い、患者さんやスタッフとのやり取りのなかで、伝えたいことを書きました。医療者必読、患者さんも読んでね💛

  • 自分コーチング

    コーチングプレイス認定コーチ コーチングの学びは続く

  • 介護現在進行形

    脳卒中になった母の介護体験から考えたこと感じたことを書きました。医療者としての振り返りもあります。現在進行形です。

  • アラカンおしゃれ事情

    スキンケア、年齢とともに変えていますか? 外見最優先ではないけれど、自分を大切にするおしゃれを目指しています。 若い方も同年配の人も、あれっ!こういう考え方もあるのねと思ってもらえればうれしいです。

最近の記事

  • 固定された記事

コーチングのご案内〜お申し込みページ〜

コーチングプレイス認定コーチ、志保です。 女性医師コーチとして活動しています。 女性の医師や医療者の方が、転職や人生のライフイベントをきっかけに、自分の人生を手放しているように見えて残念に思っていました。 私にもそういう時代がありました。 私が最も辛かった時期のことなど自分のことが書いてあります。 ドクター志保のマインドコーチング 1.女性医師の方へ 昭和62年に医師になりました。医師になって5年目で結婚。 その後、家庭と仕事の両立というよりも、自分と環境を整える

    • KOMA犬ストーリー(1)

      吾輩は狛犬、まだ名前はない 台湾のとある工房でつくられた。欧米人やお金持ちのアジア人が吾輩のような作り物を好むらしい。親方は景気が良かった。 ところが、日本から台北に嫁いできた女性が親せきのためにと購入して、船で横浜に来たのだ。 贈られた先は高齢のマダムの屋敷だった。 壁紙、シャンデリア、ソファのカバーもロココ調というかバロック調、明治の終わりに生まれたマダムのセンスで統一されたおうちだった。 まもなくマダムは歩けなくなり、亡くなった。 飼われていたオウムのオタケサンは孫が

      • チャレンジが失敗したら、お料理編

        おにぎらず知ってますかおにぎりを手で握らずに、そっとのりで包むように作るおにぎりのことです。いろいろ作り方の本も出ています。 今日初めてチャレンジしてみました。四角い大きな海苔を買ってきて、家にあった卵でゆで卵を作り、冷凍のハンバーグを解凍、カニカマとちりめん山椒、しそのふりかけを準備。 ところが作り出してみると、うまく進まないのです。 サランラップをひいて(丸まってしまう) その上に炙った海苔を乗せ(海苔が破けた😭) ご飯を載せて ゆで卵、レタスマヨネーズ、カニカマ また

        • 人は自分のことを本当に理解してくれた人を信頼する

          #心にしみる言葉 易怒性への対応で表題の言葉を聞きました。 周りに、家族にイライラしている人いませんか? こちらが悪いことしたかしらと思えるほど強い言葉で帰ってくる、不機嫌な表情。 心が貧しくなっているのかしら 困ったことがありますか? 脳の障害で感情のコントロールが難しくなることがあります。 「易怒性」 脳のある部位のダメージによっておこります。でもそこのダメージではなくても以前は余裕があった人が脳の機能にダメージがあると押さえられなくなります。 私がお手伝いしている

        • 固定された記事

        コーチングのご案内〜お申し込みページ〜

        マガジン

        • 日常生活は発見の連続だ!
          114本
        • 自分コーチング
          444本
        • 医者の内側
          336本
        • 介護現在進行形
          107本
        • アラカンおしゃれ事情
          30本
        • 女性医師のキャリア相談室
          76本

        記事

          雷がくれたホリデータイム~不運を不幸にしない

          たまの東京出張。 往復飛行機です。 少し早めに羽田空港に着いて、アトリエはるかで眉カット。 これを定期的にしてもらうとメイクは簡単になります。 「順調です!」と夫にLINEしながら、ラウンジをでて(現在JGC会員)東條口へのと向かいます。 人混み、人混み いつもの風景です。 ところがそれから順調でなかったのです。 激しい雨(空港の中にいると実感がない) 雷ピカピカッ 雷雨のために待機して、隣の搭乗口の福岡便に乗客が乗り込んでいきます。 山形便欠航のアナウンスが流れます。

          雷がくれたホリデータイム~不運を不幸にしない

          スマホでなく木に目を向ける 森林医学は身近にある

          先日の第61回日本リハビリテーション医学会学術総会@渋谷で森林医学についての講演を聞きました。 森林浴という言葉は一般的になってきました。 特に山形県上山市はクアオルト健康つくりに熱心な地域です。 蔵王の自然を背景に、歩くことで健康つくりを提唱して、もう10年以上継続されています。 さて、自然豊かな地域はさておき、都会に住む人たちはどうすればよいのでしょう。 先日の講演の演者李 卿先生によれば近くの公園の木々でも同じような効果があるとのこと また、ヒノキオイルのエッセン

          スマホでなく木に目を向ける 森林医学は身近にある

          パクチー愛💓(2)

          ホームセンターで購入したパクチーの種からは一つも芽がでませんでした。 飲み会でその話を友人にすると 「うちの庭ではこぼれだねで増えるのよ!」 実は他の友人からもパクチーの栽培は容易と聞いてのチャレンジだったのですが。。。 「収穫した種あげるから、もう一度蒔いてみたら」と優しいお言葉。 でも彼女の庭の写真を見ると薔薇を丁寧に育てたり、折々の手入れをしている様子、自信がなかったのですが酔った勢いで種をお願いしました。 親切にも自宅のポストに届けてくれました。 しかも、いっぺん

          パクチー愛💓(1)

          パクチー(コリアンダー)好きですか? ハーブは好きでもパクチー(コリアンダー)は癖があるから苦手という人もいますね。 夫はパクチーの食べると、インドに学会で行ったときのことを思い出してめまいがするそうです。体調が悪い中、学会発表、スケジュール遂行をした武勇伝をもう何回も聞きました。 私はパクチー好き! レストランでマシマシでお願いしたり、スーパーで購入して焼きそばにいれたり活用しています。インスタント焼きそばでもオリエンタルな料理になります(笑) 暖かい気候が必要と思ってい

          自分の方が損している感には「え~」ではなく「へ~」で考える

          悩み多い医療職のコーチ、マインドコーチングのドクター志保です。 自分が損していると思いませんか? 自分だけ頑張っているのに、他の人はダメダメ どうして自分はわかってもらえないのか😡と思わずに ○○さんは不等に認められていて世の中おかしいよね~ 損している志保 私は次女、ちょっと損している感ありました。 長女と長男に囲まれて。 洋服はおさがりだし、写真の数は少ない 私は女性医師、少数派です 男性医師に囲まれて、「女は良いよな」とまでは直接言われなくても、家族を養う責任な

          自分の方が損している感には「え~」ではなく「へ~」で考える

          優しい言葉に不安になる子ども心

          親の介護していたら、親から感謝されたいですか? 「ありがとう、〇〇子のおかげでたすかるわ」 「お食事をだせば「美味しいおいしい😋」 自宅で介護している人からこんな言葉を聞きたいと思っている娘息子嫁、孫、あるいは妻夫は多いはず。 私もかつてはそうでした。 娘の私ならまだしも、ヘルパーさんや訪問看護師さんには優しいおばあちゃんおじいちゃんでいてほしいと願っていたのです。 でもそれは、こちらの都合。 体が不自由になり、考え方も少し偏っていって、介護を受けてる人からは面白くないこ

          優しい言葉に不安になる子ども心

          アラカンおしゃれ事情~身だしなみ再考~

          アラカン女性医師のドクター志保です。 介護施設に母の面会に行くときはちょっと気を使います。 私はパーソナルカラーがサマーですので黒はほとんど着ないのですが、黒やグレーは避けます。ワンピースやブラウスは明るい色のものを。 そして、ファンデーション、眉、チーク、アイラインと最低限のメイク そして、笑顔で母にあいさつしています。 そうすると母は「良いじゃない」、「可愛い」と褒めてくれるのです。 そしてその後の会話もスムーズ、食欲もでてきて過ごせるようです。 思い出せば母は自宅に

          アラカンおしゃれ事情~身だしなみ再考~

          うしろめたさを感じる読書

          文化人類学者の磯野真穂さんの新刊がでました。 世の中のことに新しい見方を提案してくれる磯野さんのファンです。 2020年3月、退職前の有給休暇を消費して外国へ旅行を計画していた私は1月末からの良くわからない感染症によって、予定の変更を余儀なくされました。 退職の一つの理由であった、両親と過ごす機会も交通機関の減便や自粛によって損なわれたのです。 6月に飛行機便の再開から、周囲には告げずに実家への往復を繰り返していましたが、医学会の延期、オンライン化とともに移動が少なりました

          わたしがいない場所、墓地

          義父の創設した高齢者施設を引き継いでいます。 義父の1年目の命日を迎えました。 お墓参りに行ってお花を供えてきましたが、お墓には義父がいる感じがしません。 それよりも、義父が残した本や施設にそしてそこで働く人の中にふと義父を感じることが多いです。 秋川雅史さんの「千の風になって」を思い出しました。 地面の下よりも、もっともっと大きな風になって私たちの周りにいて励ましてくれるし、負けそうな時も辛い時も見守っていてくれているのを感じます(スピリチュアル?) 若いスタッフたちが

          アラカンおしゃれ事情~自分で着るキモノは快適さ大切に

          ソロプチミストをご存じでしょうか? 私は地元の会に参加しています。 女性と女児のための奉仕活動を行う女性の団体です。 先日県内の他のソロプチミストの創立記念の式典に参加してきました。 私はキモノ、5月ですが気温と快適さを考えて お召しの単衣の付け下げ(ナス紺)、捨松さんのすくい織の袋帯(お祝いの気持ちを込めて)、道中は紗のコートです。 朝は日差しは強くても涼しくて慣れた草履で20分歩いて集合場所へ。 式典には全員では60人以上の来賓と会員が参加していました。 ざっと見ると

          アラカンおしゃれ事情~自分で着るキモノは快適さ大切に

          パソコンの背景画像〜人の視線への考察

          最近パソコンに向かう気が低下していた理由 夫からLINEで写真を送られて、👍と返したまでは良かったが。どう言う操作をしてしまったか、パソコンの背景が夫と夫の友人の笑顔写真になってしまった。 パソコンに向かうとにっこりとこちらへ視線を向ける中年男子ふたり。 いつも二人に見つめられていると、気分が上がらず。 楽しみにしていたFBのチェックや推しのYouTubeも監視されているように感じる。 人の視線を感じることは自分の楽しみを抑制することにつながると改めて感じた。 以前読

          パソコンの背景画像〜人の視線への考察

          頭を掻いて「エヘヘゴメンネ」と訂正する力

          今回は平成時代の昔の話(メイキングあります) 病院で同僚(医師)と話していました。 同僚と私の他の人とのコミュニケーションで全く異なることがありました。 志保(以下S)「医者の意見は半分だけ聞いて、あとの半分は自分の判断にしてほしいの。良心とか常識、自分が正しいと思ったら医師の言うこと聞かなくてもいいし、反論してほしい」 同僚(以下Y医師)「え~っ!私の意見はみんな通してほしい。その代り責任は持つ」 S「医師が誤っているときは誰が訂正してくれるの?」 というところまで話し

          頭を掻いて「エヘヘゴメンネ」と訂正する力