ひとつの示しをひとつの鎖としてはならない。
自分の見ている世界の色や感性を「好きだ」と言ってくれるのなら、どれだけ呼吸がしやすくなるだろう。
遠い遠いあの夕凪の地へ、私を運んでくれ。
バラバラと落ちていく、私のカケラが。
自分がどこにいるのか分からない。 僕はただ、さざ波の中で立っている。
今までの自分の屍を喰う存在が、どうか今の私でありますように。
私は、埋められるべき存在だったのだ。
余命1分のやる気。
電脳の海で、私を消して。
口を塞ぐのは、簡単だった。
評価が数字で出るって残酷。大抵の人間はこれでくるりくるりと目まぐるしく回って。 とても滑稽ね と、いつか綺麗に笑いたい。
増える数字を見つめては、私が消えていくのを感じるの。とても心は穏やかで、心地いい。
亡霊から解き放たれたい。