お肉さん

22才。世紀末生まれ。飲んで食って吸って書くのが大好き。いろんなお題、日々考えたこと。…

お肉さん

22才。世紀末生まれ。飲んで食って吸って書くのが大好き。いろんなお題、日々考えたこと。徒然なるままに書きます。

マガジン

  • 私を創る食べ物達

    食べているものに生き方のヒントは隠されている。

最近の記事

冷凍パスタがこの世の理を教えてくれる。

  おいおい、冷凍パスタくんよ。なぜ真ん中だけ冷たいんだい?外っ面は温厚で中身は冷たい男になるなよ。600Wで約5分。約5分と書いているけれど。確かに約と前置きはしてるけど。  自炊も何もかも面倒くさい日のことだった。お! 美味しそうなパスタだ、と思った。食べようと意気揚々と買い、レンジの前でドキドキワクワク待った はいいものの、冬の山脈と化した真ん中に苦戦する羽目になった。  約。5分30秒じゃ足りないんかい。6分くらいでやればよかったのか。たかが30秒、されど30秒

    • 家業を積極的に手伝う理由。

       私の祖父母は漁師だ。夏場は昆布を拾う。昆布は一家総出の大イベントだ。腰を屈めて1つ1つ干すのは何とも地味な作業で、毎年夏が近づく度憂鬱だった。作業は好きだけど、潮の匂いで具合が悪くなりやすい。  小学生の時は楽しかった。夏休み=昆布と言えるほどだった。毎朝祖母のトラックにのり、海岸沿いに打ち上げられた昆布を拾い干す。昼ごはんを食べ休憩したら、乾いた昆布を均等の長さに切るのを手伝う。その繰り返しだった。  中学、高校、社会人と時間が経つにつれて昆布から離れていった。友達と

      • 尻文字をクラスの皆の前で書いた日。

         私は、忘れ物の多い空想がちな子だった。常にポケーッとしていて、親と先生が手を焼く子どもだった。忘れ物をなくそうと、自分で持ち物を確認してもどれか一つ必ず抜ける。  「何回も名前呼んでるでしょ!!まったく!!」当時住んでいた場所の学校で、先生に皆の前で怒鳴られた。何回言っても忘れるし空想がちな私に苛立ちがピークに達したんだろう。猛烈に怒られた。  その学校では忘れ物をしたら教室に掲示されている「チェック表」にマス目を黒く塗らなければならなかった。  ボーダーラインを超え

        • まかしたあとのカップラーメンで学んだ事。

           しょっぱいものが食べたくなる今日この頃。鮭とご飯とカップメンという魔の組み合わせが今日の晩餐、と張り切っていた私。テーブルの端から中央へカップ麺を移動させようと持った瞬間、 写真消えました。イメージ画像です。 なんでこうなる?なんでこうなる?私の握力は何処へ?  何秒間か丸々こぼれた麺の塊を見つめた。買いに行こうか、もう汁物は無しにしよう。諦めの言葉が錯綜する。    いや、待てよ。プランAがだめならプランB、プランBがだめならウルトラCじゃないか。この状態じゃAもB

        冷凍パスタがこの世の理を教えてくれる。

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        • 私を創る食べ物達
          2本

        記事

          人とギスった時の対処法

           私待〜つ〜わ♬いつまでも待〜つ〜わ♫ あみんの「待つわ」の有名な歌詞である。これが人とギスった時の対処法と大きく関係しているのだ。  先週の金曜、私は電話応対でミスをしてしまった。電話を回す人の優先順位を間違えてしまったり、詳しく内容を聞き忘れたり。大チョンボである。  それが原因でベテランさんとギスってしまった。 100対0で私が原因である。凍てつく空気。私はなんとかしようとするけれど、空回る。もはや苦笑いもんである。  土日に、来週からどうしようか頭から湯気を出す

          人とギスった時の対処法

          死んだひいばあちゃんが教えてくれたこと。

           配慮。人間関係に必ずあるもの。誰かに配慮することは生きていく限り必要だ。    ただ、一歩間違えると「配慮」が「余計なお世話」になったりする。  今年、私はひいばあちゃんを失くした。脳梗塞だった。家に着いたときには、もう白い布がかけられていた。    家族の前で涙を流すのは恥ずかしいと思って生きていた私でも、涙と嗚咽が止まらなかった。もっと会っておけばよかった。  一瞬目が空いた気がして「ママ、目が空いた気がする」なんてことも言った。「来てくれたことわかったんだよ」なん

          死んだひいばあちゃんが教えてくれたこと。

          TM NETWORK「self control」みたいな人生を送りたい。

           物心ついたときには車で、家で音楽が流れていた。そんな家で生まれ育った。クラシック。洋楽。 多種多様な音楽に満ち溢れていた子ども時代だった。  中学2年生でスマホを持ち出してから、ありとあらゆるアーティストの音楽を聞いてきた。中森明菜、デッド・オア・アライブ、プリンス、椎名林檎。それぞれの音楽が自分の「なりたい女性像」「理想の美しさ」等、自分を創り上げてくれた。  そんな中でたまたま見つけた「self control」 この曲は、聞いて瞬く間に「私の人生の道標」になった。

          TM NETWORK「self control」みたいな人生を送りたい。

          Awichが私をnoteに戻してくれた。

           私は創作から一切手を引いていた。創造することは苦しみを伴うから。文章を書く時、些細なことでも深く深く考えなきゃならない。救急車の音や何気ない誰かの一言に気を止めなきゃならない。気にかけることが多すぎて、自分をすり減らしてしまう。  創作をやめて1年。逆に書けないこと、創れないことがストレスになった。「〜しなきゃならない」と意識しなくても、頭の中では考え、創造していたから。それでも「もうやめたんだ」と創作意欲を押し殺していた。  今年9月の夜。つい先月、家事も何もかも終え

          Awichが私をnoteに戻してくれた。

          愛すべきお局様

           お局様。職場で幅を利かせ、嫌味なことをいうオバちゃん達をそう呼ぶ。人(特に同性の若い職員)の粗を探すことが生きがいの種族。8割くらいの職場にはきっといるだろう。  皆さんは知っているだろうか。本来「お局」というのは、重要なポジションを任される女性に対する「敬称」として生まれた言葉だということを。  それがいつしか「蔑称」として使われていった。無意識に、自分に対して真っ直ぐに向き合ってくれる人にも「お局様」と烙印を押してしまうこともあるんじゃないか。私はそう思う。私なりに

          愛すべきお局様

          今日のお題「家事の工夫」〜「使ったついでに」でいつでも人を呼べる部屋になった。〜

           「掃除しなきゃ」という気持ちは、出社する前の朝の気持ちにとても似ている。綺麗に整列している空き缶。ほろ酔いの頬みたいなピンクの洗面所。汚くなればなるほどハードルが高くなる。土曜日に掃除する!っと自分なりに決めても、掃除する時間よりやる気を起こすまでの時間の方が長い。  一人暮らしを初めて3年目。とても22才の女の子の部屋とは思えない散らかりようであった。職場で自分のコップを洗っていたとき、掃除の神様が私の脳内に舞い降りた。 「台所で食器洗うついでに、シンク掃除すればいい

          今日のお題「家事の工夫」〜「使ったついでに」でいつでも人を呼べる部屋になった。〜

          我流の生き方編①〜好きなことは全部儲からない事だらけ。それでも好きだ。〜

           ノートをまた書き始めて10日?位経ちました。 書きたいものが多すぎるので「徒然なるままに」をモットーとしています。こんなに多いならシリーズを作っちゃえ!と思い立ちました。自分の生き方を発表するときは、「我流の生き方編」として書きます!第1弾〜私は儲からないものばかり好きだ。それでも好きなことをする〜は下からです。        ⬇ ⬇ ⬇  エッセイスト、図書館員、博物館の職員。私の心の琴線に触れた職業は全部狭き門だ。これで食べてる人っているのかな?っていう職業しかない。

          我流の生き方編①〜好きなことは全部儲からない事だらけ。それでも好きだ。〜

          頑張る=自分のレベルアップを楽しむっていう方程式が見えてきた

           「頑張らない生き方」という言葉を最近目にする。ブラック企業がより問題視されたり、SNSで披露される丸裸の自己顕示欲が嫌でも目に入る時代。だからこそ「頑張らない生き方」という言葉が浸透していっているんだと思う。  私は、この「頑張らない生き方」は「必要以上に耐えない生き方」の言い換えだと考えている。休みを貰えず残業が当たり前の会社だったり、人格否定などの明らかなパワハラをする人の元にずっと居続けるのは、「頑張る」じゃなくて「耐えている」だ。  「耐える」は、いつか壊れる。

          頑張る=自分のレベルアップを楽しむっていう方程式が見えてきた

          22才、世紀末生まれ。〜自己紹介をします!〜

           22才になりました。20才の時に始めたノートにまたチャレンジしよう、とポチポチ書き始めております。そういえば自己紹介ってしたことないなと不意に思いました。ざっと自己紹介を始めたいと思います。 北海道で生まれ、北海道内や東京にあちこち引っ越しをする。 小学生から北海道に定住。 高校卒業後、地元の企業に就職、20才で退職。 現在パートととして働きながら文章表現に取り組む。 好きなアーティストは藤井風、椎名林檎等々。  20才の時にノートに出会い、今と同じく日々感じた

          22才、世紀末生まれ。〜自己紹介をします!〜

          学年で下から2番目の私を学年7位にした先生。

           忘れられない先生は、たくさんいる。何を書こうか色々悩んだ。悩んだ結果、今回は「勉強」面で私を伸ばしてくれた先生にスポットを当てたいと思う。  忘れもしない。中学入ってすぐの学力テストが返却された時。 「31人中29位」  私の地元は小さな田舎で、学年に1クラスしかない。31人の中で頑張ってもなぁという言い訳と、隣町の高校にエスカレーター式でみんな進学するし。というなんとも甘ったれた思考でふわふわと生きていた。  親からすればこの成績は発狂ものだった。ウォークマンを取

          学年で下から2番目の私を学年7位にした先生。

          生きづらさからの脱出劇~楽しむことが自分を救う~

           最近、「お腹すいた」と同じくらいの回数で 「生きづらい」という言葉を聞く。新型コロナ、戦争が巻き起こす不景気も理由としてあると思う。それを抜いたとして、何が生きづらさを作っているんだろう。  私が経験したことで、これが理由なんじゃ?と思うこと。ダントツで「人の目」だ。この時代、生身で出会う人にプラスしてSNSでも常に見られている。人の目を気にしない!とキッパリと言い切れる強さを持つのは並大抵のことじゃない。  私は二十代で、パートをしている。正社員をしていた頃より年収は

          生きづらさからの脱出劇~楽しむことが自分を救う~

          ニコチン大好き!!!

           タイトルにもあるように、私はタバコが大好きだ。「愛煙家」というより「ジャンキー」といったほうがいいほどニコチンと共に生きている。タバコを吸うとシャキッとする。  20〜21の時は、銘柄にこだわりもなく吸いたい!という衝動と好奇心で、いろんなタバコを口にした。ラッキーストライク、ピース、ハイライト、バージニア、アメリカンスピリット、セブンスター。なんでも吸った。今は灰皿の処理がめんどくさい為、加熱式タバコをずっと吸っている。  記事を書くときはタバコ片手にポチポチスマホで

          ニコチン大好き!!!