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孤独と共に生きる知恵

孤独。誰しも生きていれば抱く感情。仕事終わり、一人で部屋に帰ってきた時。ラインの通知が溜まっていると思って開けばLINEニュースや広告だったり。私が孤独をもっとも感じるときは、こういうシチュエーションだ。

 幼少期から十代までは、学校にいけば忖度せずにいられる友達が常日頃いて、休日はカフェにいったり町をぶらぶらしたり。常に誰かと繋がっているし、誰かが側にいた。

働き初めるとそれが一変する。気を遣わない友達もバラバラの地域へ行き、「今度遊ぼうね」といっても結局休みが合わないなんてことは日常茶飯事だ。憤りや喜びを誰かと共有することが難しい。そうそう、自分のために誰かの時間を使ってもらうことなど出来ない。

 慢性的な寂しさを感じるようになってから、私が編み出した孤独と生きる知恵。それは

寂しさを無理に紛らわすことをしない!


なぜ寂しいと感じるのか。それは、「寂しい」から誰かといなきゃ、何かしなきゃ、と躍起になるから、感じるんだ。始めた趣味、人間関係を作るきっかけに「寂しさ」という理由があるから。結局、寂しさが根底にある趣味やその場の人間関係なんかは薄っぺらい。どうせなにやっても寂しいと思うんだから、変に何かしたりしない。開き直りだ。

今あるマイナスと思う感情から逃げるんじゃなく、どっしりと受け入れる努力をする。逃げるから余計、寂しさが自分の心目掛けて追いかけてくる。だから喧嘩上等くらいの勢いで向き合う。

とても自己流で乱暴だけど、私はこの開き直りともいえる方法で孤独という感情と共に楽しく生きている。そういえば、「孤独とは、言い換えれば自由」という歌詞がある歌があった。何事も捉え方。そして、知恵を絞ること。これからも大事にしたい。




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