日本語が第一言語なのに日本語の読み書きができない日本人。 日本語以外が第一言語で、日本語を第一言語とする人よりも知識は少ないけれど、2つの言語で豊かで正確に読み書きができる人たち。 日本の未来を作るのは後者かもしれない。期待を込めて。
ふと外国人児童生徒の支援をしている人の方が、失敗しないように、みんなと同じことができるようにと考えているのではと思った。学校の先生ってやってみてできなければ次の手を打つ人が多いように思う。むしろ、先回り手助けしたり、チャンスを与えないってことはしないような気がする。
学校全体のバランスを考えると、授業以外の業務の人員が足りないので、講師よりも分掌も振れる再任用の方が欲しいそう。改めて、日本語教育の研究者も日本語教師も、教員免許も教職経験もない日本語教師が学校に入ったらどれだけ負担かが認識できてないんだと思った。
外国人児童生徒教育への予算は年々増えてきているけれど、これまでずっとそこで働いてきた人の存在は無視されてるし、待遇が改善されることもなくて、どこかにお金が流れてしまっている。必要ないとは思わないけどもっと最前線に立つ人の支援を手厚くしてほしいと思う。
小・中は来日して数日で編入だからサバイバルから始まるけど、高校は入学までに普通1か月くらいはあるのでそれまでに支援を受けられないだろうか。逆に無支援で高校に入ってくるのか?支援の強化すること、その違いを理解することを考えないと●芸大学のやつみたいな訳わからない手引きが出てくる。
『教室における政治的中立性』面白いんだけど自分の授業の課題を突きつけられもするので苦しくもある。
日本語指導の必要な生徒の受入に積極的な高校ほど、存亡の危機に立たされている。施策が学校の特色に繋がっていないから、日本語指導が必要でない生徒が集まらない。頭数を揃えるために、日本語指導体制がなくても入学させる学校もある。高校入学の機会保障としてはよいのだろうけど。