「死はなんでもないものです/私はただ/となりの部屋にそっと移っただけ・・・」死を迎えた人から残された人へ贈られる、とても慈愛に満ちた言葉です。愛する人を亡くして、悲しむ人々の魂を包み込みながら、優しさを称えているかのような本書は、詩の力や言葉による癒しを身近に感じられる一冊です。