【読んでみたい本】 『文章は「形」から読む』 阿部公彦 著 集英社新書 (2024.03.15.) 「文学的な文章」と「実用的な文章」はキチンと区別が出来るのか? 小説や広告のコピーといった様々な文章に注目し、文学作品を実用文のように、実用文を文学のように読める面白さ。
私小説はあまり読んだことがないかも…今日の讀賣新聞文化面【「私小説」再考の機運】には昨年死去した西村賢太氏の名前が。 文芸評論家・阿部公彦教授 「言葉の力が強すぎると作り物に見える。私小説のリアリティーはむしろ言葉の敗北に始まる。西村さんは自我の負けっぷりを巧妙に表現している」