3月。最も切ない月がまた終わる。今年は職場の後輩が辞めてしまった。いったい何度この季節を通り過ぎたか。切ない気持ちに浸りながら、自分のどうにもならなかった過去を振り返ると涙が出る。毎年のことだ。切ない。しかし、淡くもある。他人にとっては他愛もないこともずっと大事にしたい。