学術会議 宗教界も対応を

※文化時報2020年10月10日号の社説「学術会議 宗教界も対応を」の全文です。

 菅義偉首相が日本学術会議の推薦した会員候補者6人を任命しなかった問題が波紋を広げている。さまざまな団体が抗議声明を出す中、日本宗教学会理事会が7日、6人のすみやかな任命を求める声明を出した。

 6人にはキリスト教学を専門とする芦名定道京都大学大学院教授が含まれている。宗教界にとっても、ひとごとでないのは明らかだ

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宗教界は未来を語れ

※文化時報2020年10月10日号の社説「宗教界は未来を語れ」の全文です。

 新聞は時代を映す鏡である。読者の皆さまにニュースをお届けする役割に加えて、後世に記録を残すという使命がある。宗教専門紙が紙面を作ることは、宗教界の現在を形にとどめておく営みである。

 正直なところ、歴史の評価に堪える新聞が毎号できているかどうかは、心もとない。仕上がりに自信を持てることの方が少ない。ただ、10月7日号

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仏教界はなぜ安楽死を語らないのか

※文化時報2020年10月3日号に掲載された社説「安楽死 仏教界も意見を」の全文です。

 短文投稿サイト「ツイッター」で公開された吉田より氏の漫画『デスハラ』は、もし日本で安楽死が合法化されたらどんな未来が待ち受けているか、という物語を描いている。

 作品では、安楽死は合法化当初、余命半年未満の患者が対象だったが、やがて拡大を求める市民運動が広がり、「老化や病気による生活の質(QOL)の低下」

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オンライン法要に「参列」できるか

※文化時報2020年9月26日号に掲載された社説「オンラインで参列できるか」の全文です。

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、宗教者がオンラインで行う法要や行事を紙面で扱うのが当たり前になった。当初こそ物珍しさも手伝って、テレビ会議システムの画像を掲載していたが、毎回同じような構図になってしまうため、最近はどんな写真を添えるかが思案のしどころとなっている。

 記事もしかりだ。リモート開催とい

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ゲーテのように見通せなくても

※文化時報2020年9月19日号に掲載された社説「転換点 見極める努力を」の全文を転載します。

 ドイツの文豪、ゲーテが残した言葉の一つに「ここから、そしてこの日から、世界史の新しい時代が始まる」という名言がある。1792年、フランス革命軍がプロイセン軍を破った「ヴァルミーの戦い」を受けたとされ、事実、この戦いは国民の義勇軍が王朝軍に勝ったという象徴的な出来事として歴史に刻まれた。

 新型コロ

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赤紙を受け取った乙女たちがいた~日本講演新聞

トキメキと学びを世界中に~ニュースを載せない日本講演新聞がお届けします。

兵庫県小野市の開業医・篠原慶希さんからバーコードのない一冊の本が届いた。自費出版されたものだろう。

 同じ町に住む御年95歳の治居冨美(はるい・ふみ)さんの本である。恥ずかしながらこの本を読むまで、戦時中、召集令状(赤紙)を受け取った女性たちがいたことを知らなかった。

 冨美さんは言う。「“明日があるから”なんて思えな

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病気だった私が、首相辞任から学ぶこと

※文化時報2020年9月12日号に掲載された社説「首相辞任から学ぶこと」の全文を転載します。

 「治療は極めて難しいですが、一緒にがんばりましょう」。いたわりの言葉を掛けてくれた医師が、気の毒そうに表情をゆがめたのを、私は見逃さなかった。そうか。潰瘍性大腸炎とは、それほど厳しい病気なのか―。

 2007年春、私は原因不明の高熱と下痢に苦しめられていた。1日に何度も腹痛に襲われ、そのたびにトイレ

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読売の「お気持ち」社説への不審

読売新聞が9月11日「仏紙風刺画再掲 『表現の自由』で許されるのか 」という社説を掲載しました。

冒頭にはこうあります。

「メディアが守るべき一線を越えてはいないか。「表現の自由」の名の下にいかなる言論も許されるわけではない。他者の権利や異なる価値観への配慮は不可欠である。」

ここにすでに結論は書かれています。

要するにこの社説は、フランス紙シャルリー・エブドがイスラム教の預言者ムハンマド

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日経論点 コンビニは自主的な経営改善に取り組め

※日経社説・記事を自分視点で論点整理

1.24時間営業はコンビニ経営に重要か?
→24時間営業はコンビニ経営の柱である。
2.時短営業に対する加盟店の考え方は?
→66.8%の加盟店が時短営業に切替えたい・実験してみたいと答えている。
3.対し、公取委は何をコンビニ各社に要請したか?
→自主点検と改善内容の報告を要請している。
4.5年前と比して加盟店の経営状況はどう変化しているか?
→オーナー

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劇場に足を運ぶことを忘れないで~日本講演新聞

新聞なのに、ニュースは載せない”日本講演新聞”が、今週も、心揺るがす情報をお届けします。

 春先からの流行り病の影響だろうか、映画の興行で前代未聞のことが起きている。

 芥川賞作家で、お笑い芸人の又吉直樹さんの小説『劇場』が映画化されたのだが、なんと7月17日の劇場公開と同時に、アマゾンプライム・ビデオでネット配信されている。

 映画は、出来る限り映画館に足を運んで観るのが制作者・出演者に対

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