映画雑談その9

『映画雑談その9』、テキスト版でも感想を書いた韓国映画の『はちどり』を中心に『ゴーストワールド』『リバーズ・エッジ』、『松金乱射事件』、『エヴァンゲリオン』、『14歳』など90年代の持つ不穏感とは一体何だったのかというお話をしてます。もちろん、今回もネタバレ全開です!!!!!ということで面白いので通学通勤途中や寝る前などにお聴き下さい(今回もZOOMにてリモート収録です。)。

映画雑談その9

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何分かの暇つぶしになったのであれば幸いです!
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7/3(月)

7月3日(月)
Monday 3rd July
Lundi 3(trois) Juillet

スローモーション:みてる人にハラハラドキドキさせる 美女に一目ぼれ
スプリットスクリーン:画面を2つにわける 1つじゃみせきれない 2つ→1つにする
ヒップホップモンタージュ:ヒップホップの音楽
クイックカット:急いでるかんじを出す
ウィップバーン:むちのように左右にふる 対立していた人が和解 LA L

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ありがとうね😊
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ひどい言葉と優しい君。

僕は君が思っている程いい人じゃないよ。
汚くて酷いことを考えているんだ。
生きたまま皮をひっくり返して塩まぶして犬に咥えさせたい。
コソコソ笑っている女の子たちも嫌だ。
口の中に生ゴミ突っ込んでやりたい。

リバーズエッジのこのシーンが死ぬほど好きなんだ。山田くんが格好良いからとか酷い人だからとかじゃなくて、正直だったから好きなの。初めて聞いたときは衝撃が走って、動けなかったよ。

今日ね、いじめ

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馬鹿だなと思ってくれれば嬉しいです!
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橋と、川と、街と、セイタカアワダチソウ

家の近所に空き地がある。わたしがいまのマンションに引っ越してきてもう三年位が経つが、わたしが引っ越してきたときには既に空き地になっていた。都心のど真ん中ではないにせよ、二十三区内のそこそこには人気のエリアにわたしの住んでいるマンションはあるので、家の近所に空き地があることに気が付いたときはちょっとだけ驚いた。建物を取り壊して、それから次にマンションを建てたりするまでの間に、一時的に空き地になってい

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【特別寄稿】井上明人 それはどこにある「現実」なのか:作品について書くということ

ゲーム研究者の井上明人さんの特別寄稿をお届けします。10代の頃、岡崎京子の『リバーズエッジ』の「露悪的な現実」を賛美する批評界隈の風潮に、反感を抱いていたという井上さん。しかし年齢を経たあとで、批評に内在する、違う誰かの生き方への想像力に開かれた、コミュニケーションの可能性に気付いたといいます。

 しばしば指摘されてきたことであるのにも関わらず、作品について論じること、すなわち「批評的な行為」が

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リバーズ・エッジ

----この記事には映画のネタバレが含まれています。----

岡崎京子の漫画作品の映画化。

登場人物の各々が各々の闇を抱えていて高校生活を送っているんだけど、誰も深く関わらず、関わらなくても何も問題がない関係で成り立っている。

うわべだけの交流の中で、暴力とセックスと残虐性が自己主張のように現れる。

ハルナが最後にわかったのはそんな環境の中で山田くんとの友情があったことだったのではないのか

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漆黒の存在を知っている

岡崎京子展を訪れたのは2016年だったと思う。この展示会をきっかけにして画家の方と知り合うことがあった。その人も同じ印象を展示会のあるブースについて語っていた。リバーズエッジの展示ボックスだ。

体感したあの空気はどこから流れてきたものだったのかと今でもあの感覚の元を探している。不思議な現象があったわけではないが、でも文字通り鳥肌が立った。漆黒のクロスに囲われたあの場所には未完成の物語があったのだ

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1993

すばらしい日々

高校を卒業したら実家を出ることを本気で考えていた私は、高校2年の夏でテニス部を辞め、アルバイトをして貯金をすることにしました。わりと時給が良かったので京成八千代台駅近くのメガネ屋でアルバイトをしていました。視力が良かったのでメガネをつけたことはなかったのですが、仕事用にメガネをくれました。メガネ屋の店長は「メガネのフレームの原価は安くて数百円程度だけど、レンズの加工技術料がほとん

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【リバーズエッジ】

工場ではいつも新しいものが生み出され、犠牲はヘドロとなって平気な顔で川に流れる。
そんな描写から始まる、淡白で結ばれた人間関係。

人物各々が秘境のようなコンプレックスや生き辛さ、痛烈な葛藤を抱えながらそれでもどうにか乗り越えて生きていこうとする、浅い呼吸を感じ取るようなリアリティを感じた。

インタビューシーンも、どの台詞をとっても、キャストが主人公クラスの存在感。
設定もだがそれ以上に

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ありがとうございます!
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閉塞感の終息、そして令和。

煙草を吸い始めたのは20歳になってから。なんでだっけ、と振り返ってみると、その頃読んでいたタイトルも忘れてしまったディストピアSF小説かアニメ『PSYCHO-PASS』の影響だった気がする。

お酒を飲み始めたのも20歳を過ぎてから。周りが終わり行くティーンを楽しむ為に18,19歳でフライング的に楽しんでいたこれらのモノを「成年済み」という人間として最適化されるタイミングまできちんと待った。

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