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『リバーズエッジ』をprime videoで見た

長澤まさみ出演『世界の中心で、愛をさけぶ』、最新作は綾瀬はるか主演『リボルバーリリー』の監督、行定勲が新書『映画女優のつくり方』を出版した。

女優好きはもちろん、映画好きも興奮出来る内容で、オススメの一冊だが、その作品は観たい衝動に駆られる。

きっと本を読まなければ見なかったであろう二階堂ふみ主演『リバーズエッジ』。
おかしな奴ばかりが登場する映画で、恋愛というより、サイコ的恋愛映画で、普通に見てたら、あぢゃーと思っていたかもしれない。
ただ、監督の著書を読んでから見ると、二階堂ふみへもそうだが、ハルナという女の子はもちろん、物語全体に愛情を持って見ていた。

リバーズ・エッジ
若草ハルナ(二階堂ふみ)は、彼氏の観音崎(上杉柊平)が苛める山田(吉沢亮)を助けたことをきっかけに、夜の河原へ誘われ放置された<死体>を目にする。「これを見ると勇気が出るんだ」と言う...


★長澤まさみ研究
二階堂ふみ このとき24歳。
長澤まさみの24歳は『モテキ』。

二階堂ふみは、24歳にして、もう女優として、映画で生きる覚悟が決まっていたように見えるが、
長澤まさみは、女優かアイドルかタレントかみたいな、まだ定まらない自分に、ようやく女優に舵を切ろうとした歳が、この24歳ではないだろうか。
24歳で比較をすると、女優としての完成度には、明らかな差は感じるが、やはり〝光〟というものでは、長澤まさみは相当な強度の光を放っているのが、改めてよくわかる。
2011年は、長澤まさみの転機だと思う。

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