“ミステリーと蝶は親和性が高い。”湊かなえが語る『人間標本』。
2007 年「聖職者」で小説推理新人賞を受賞。
翌年、その作品を収録した『告白』でデビューし「2009 年本屋大賞」を受賞。
その後も『ユートピア』が山本周五郎賞受賞、
『贖罪』がエドガー賞にノミネートされるなど活躍を続けている。
作家活動、15年。
1年の小説休筆期間を経て生み出された作品、
『人間標本』(角川書店)
「人間も一番美しい時に標本にできればいいのにな。」
切なる思いを抱くのは
蝶を愛し、蝶のことだけを考えていたい蝶博士。
蝶から人間へ、そして愛する息子へ
達