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自分の思い出

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2021年2月の記事一覧

どんどん美味しくなる不思議

どんどん美味しくなる不思議

食べて即美味しさが分かる店と何回か通ううちにどんどん美味しさが分かってくる店がある。

先日娘とLINEでどんどん美味しくなる店について話した。どんどん美味しくなる店には3パターンある。

素材の味を生かした素朴な味付けだから初めて食べた時はその美味しさにそこまで気づかないが食べれば食べるほどその深い味わいに気づく店

はっきりした見事な美味しさが初めから伝わり最初から美味しさが分かるが、更に行く

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カレーライスの思い出

カレーライスの思い出

子どもの頃、母が作ってくれたカレーライス。サラサラしたあっさりしたカレーだった。兄に習っていつも3皿食べていた。たまに街に出かけた時の外食はカツカレーだった。カレーが沁みたトンカツが最高だった。

実家を出て初めて自分で作ったカレーはハウスバーモンドカレーのルーを使って作った。その後様々なルーを使った。娘が大きくなり食物添加物をたべなくなり、カレールーを使わなくなった。バターと小麦粉を炒めカレー粉

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私が料理を作る動機

私が料理を作る動機

結婚するまでの一人暮らし時代、手抜き料理ばかり作っていた。お金が無かったから得意料理は卵じゃが。じゃが芋と玉ねぎと人参を甘辛く煮て卵を落として出来上がり。他に豚バラ肉とキャベツ、ピーマン、もやしを炒め焼肉のタレをかけて食べる野菜炒め。とにかく一人暮らしで自分だけの為に手間をかけて料理を作る気がしなかった。

結婚して新婚旅行から帰って料理を作るのが恐怖だった。家庭料理の基本という分厚い本をバイブル

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憧れの卵かけごはん

憧れの卵かけごはん

子どもの頃生卵のアレルギーがあった。固茹で卵やよく焼いた目玉焼きやオムレツは食べることができた。

家族がよく食べていた炊きたての白いごはんに生卵と醤油をぶっかけ混ぜて食べる卵かけごはん!私は卵かけごはんを食べるとじんましんが出たりお腹が痛くなった。山芋アレルギーは山芋が嫌いだったので平気だった。しかし卵かけごはんは食べたくて仕方なかった。

特に祖父がよく卵かけごはんを食べていた記憶がある。祖父

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24歳の頃を思い出し沸き上がった感謝の気持ち

24歳の頃を思い出し沸き上がった感謝の気持ち

今日私が24歳の頃から10年以上一緒に働いていた女性と会った。彼女とは定期的に会って食事をしている。久しぶりに我々が入社してすぐの頃の話をした。当時の職場の女性職員はお局様的な存在の50歳前のAさんと私より11歳上の美人で優しいBさんと私と後輩の彼女の4人だった。若く生意気だった私はAさんと関係が悪かった。いつも優しいBさんが女性の関係を取り持っていてくれた。今日後輩の彼女から「Bさんがいなかった

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体外離脱能力ほしい…自分を客観的に見ること

体外離脱能力ほしい…自分を客観的に見ること

体外離脱を体験した方の話を聞いたことがある。私はまだ体外離脱体験をしたことは無いが、自分の姿を自由自在に外側から見る能力があればどんなに素晴らしいだろうと思う。

自分が怒り狂っている姿、辛くて泣いている姿、爆笑している姿、意地悪をしている姿…体外離脱した自分が自分の様々な自然な姿を客観的に見ることが出来たらどんなに良いだろう。しかしそれは不可能だ。 

常に自分の様々な言動を客観的に眺める努力を

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ケーキをよく食べる割には太らないと言われることについて

ケーキをよく食べる割には太らないと言われることについて

私はインスタグラム等にその日観た映画や美味しかった食べ物の写真をアップしている。時々「あれだけケーキ食べてよく太らないものですね!」と言われることがある。確かに私のインスタグラムの写真を見るとケーキの写真がたくさん出てくる。自分の子ども時代ならクリスマスか誕生日くらいしかケーキを食べることがなかったから夢のような毎日だ。

私は大好きなお店のおやつしか食べないようにしている。コンビニやスーパーやお

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唯一好きだった教科は現代国語

唯一好きだった教科は現代国語

私は学校の勉強が好きではなかった。テストの点が悪かったら親に叱られるから勉強していた部分が大きい。数学や歴史や科学に興味があって勉強をしていたわけではなかった。唯一好きで勉強していた科目は現代国語だった。小説を読むことが好きだったので小説の一部分を問題にしてくれる現代国語が好きだった。しかも問題を解いて答え合わせをすると作者の真の意図や出てくる人達の本当の心情が分かるのだ。自分の解釈が正解でない時

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小学生の喋りのまま55歳になってしまった😂

小学生の喋りのまま55歳になってしまった😂

先日自分の小学生の頃の音声を聞いて愕然とした。小学生の私の声も喋り方も現在55歳の私と全く同じだったのだ。

里帰りした時、よく近所のおばちゃん達に典子ちゃんは小学生の頃のまんまやな(笑)と言われたことがあった。

昔の音声を聴いて納得した。成長が無いにも程がある。みんな思春期を過ぎ恋をして女らしくなり色気が出てくる。私はそんな時期がないまま現在に至ってしまった。

同僚から電話の声は女らしいです

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煙草の思い出

煙草の思い出

子どもの頃私の家では祖父と父が煙草を吸っていた。祖父の煙草をよく近所の店に買いに行った。お釣りをお小遣いにくれた。祖父の吸っていた煙草はルナ、父はチェリーだった。私は小児喘息だったので煙草の煙が苦手だった。今ならあり得ないが寝室で寝る前にタバコを吸われるのが一番嫌だった。

私が就職した当時は禁煙の職場はほとんど無かった。毎日同僚達は席で煙草を吸い、夕方になると私達女性が灰皿に山盛り溜まった吸殻を

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私の数少ないお酒の思い出

私の数少ないお酒の思い出

私はお酒に弱い。お酒を飲むとすぐ真っ赤になる。しかしお酒に弱いと言っても誰も信じてくれない。私の見た目はお酒に強く見えるらしい。大学生の頃お酒に強くなりたくて夏休み毎日寝る前に梅酒を飲む訓練をした。酒は鍛えれば強くなると聞いたからだ。毎日飲んでだんだんと飲む量を増やして行く計画だった。初日は梅酒一杯で真っ赤になった。何日か経っても梅酒一杯で真っ赤になった。結局2ヶ月近く毎日梅酒を飲んだが強くなるこ

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小学生の頃、菊を育てた思い出

小学生の頃、菊を育てた思い出

私が通っていた小学校では全員が毎年菊を育てていた。皆それぞれが自分で準備した土を学校に持ってきた。先生から鉢と菊の苗を貰う。鉢に自分が持ってきた土を入れ苗を植えた。そして自分の名札を土に立てた。植えた時はまだ自分の菊が何色か分からない。皆毎日水をやって自分の菊を育て秋になると立派に育ち美しい花をつけた菊を家族に見せる。そして様々な賞が菊に与えられる。私はいつも我が家の畑の土に菊を植えた。土が良かっ

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昔の家族の会話を音声で聴いて思ったこと

昔の家族の会話を音声で聴いて思ったこと

今は家族の思い出はほとんどが動画で保存されている。私が子どもの頃一般家庭では録音しか家族の思い出を保存出来なかった。

今日兄が我が家族の昔の会話データを送ってくれた。久しぶりに小学生だった自分と大学生の兄や姉、まだ40歳代だった父母の会話を聴いた。我々兄妹の会話は驚くほど今と変わらなかった。今の会話と言われても信じてしまうほどだった。

父や祖母の会話は私の記憶のものと随分違っていた。はつらつと

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何も無いところで転ける不思議な現象

何も無いところで転ける不思議な現象

昨年の春頃夫婦でよく歩いていた。夫は血糖値が高く、私はコレステロール値が高い。共に数値を下げるためには運動が効果的だと聞いたので毎日夕飯の前後に歩くようにしていた。昨年の4月下旬その日は片道歩きで20分位の店に外食に行った。食べ終わりまた歩いて家に向かっていた。途中しょうもない理由で私は少し走った。走りながらカーブを曲がろうとした時態勢を崩し踏み止まろうとしたが転げ左手で全体重を支えてしまった。激

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