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ある日の記録

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日常の中でたまに起きる、忘れたくない一日のこと
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#春

3月28日、昼間の街と人と私。

3月28日、昼間の街と人と私。

3月末の東京の気候は、着るものに迷う。特にこの1か月、仕事漬けでほぼ外に出ていなかったので、今日の外出前に何を着ればいいのか予測を立てにくかった。

iphoneの天気予報では昼過ぎの気温は14℃。冬物のコートを着ようか着まいか迷って、ベランダの窓を開けた。

寒くはないけれど、吹く風にまだそこまでの暖かさが含まれていない。

瞬間、これまでに越えてきた幾度もの3月の空気感がふわっと体内を駆け巡っ

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詩をよみたいと思った日

詩をよみたいと思った日

「はるのひ」という名前は、中原中也の『春の日の歌』という詩から来ている。初めてこの詩を知ったのは、”文字“ではなく、”音“だった。

朗々と読み上げられたときの、その独特のリズム。ぱっと正確には意味が取れないのに、どこか惹かれる…そんな経験は初めてだった。

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春の日の歌   作・中原中也

流(ながれ)よ、 淡(あは)き 嬌羞(きょうしゅう)よ、
ながれて ゆくか 空の国?

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