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思考の記録

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日々流れていく思考の断片
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2018年1月の記事一覧

貪欲にいこう。何でもやろう。

貪欲にいこう。何でもやろう。

ハッシュタグ企画というものに始めて参加してみる。テーマは「2018年にやりたいこと」。早いもので、もう1月も終わってしまう。いい機会なので、改めてどんな風にこの1年を過ごしていきたいか、書き留めておこうと思う。

まずは、noteでやりたいこと。それは、小説を書いてみたいということだ。実は下書きには既に3つくらい物語を書き進めている。ちょこちょこと書き進めては、閉じてしまうのだけど。きっと、結末を

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あなたらしさの眠る場所

あなたらしさの眠る場所

小学校低学年の頃までは、無邪気な子どもだったと思う。幼稚園に通っていた頃の記憶はほぼないけれど、友達と一緒に大きな口を開けて笑って写っている自分の写真を見ると、あまりに楽しそうで、何だかほっとしてしまう。

幼稚園から小学校に上がった私は、周りの空気がそれまでと少し変わったことを、幼いながらに何となく察知した。今までのこぢんまりとした場所とは全然違う、大きな建物に、大勢の生徒。確か1学年に6~7ク

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ピンクについて、私も少しだけ語ってみる

ピンクについて、私も少しだけ語ってみる

2017年9月に発売された「早稲田文学増刊 女性号」。(文芸誌なんて買ったことがなかったのに、この巻頭言が素晴らしくて購入を即決した。)その表紙の色にピンクを使ったことに、賛否両論があったという。

「ピンクについて語るときに私たちの語ること 川上未映子+名久井直子+堀越英美」

この鼎談記事を読んで、私もピンクについて少し語ってみようと思った。

とても素敵な表紙で、初めて手にしたとき「女性号」

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highway, highway

highway, highway

小説を開けば、出だしの1行目からもう、そこには別の世界が確かに存在する。個性豊かな登場人物たち。シンプルだったり入り組んでいたりするけれど基本的には分かりやすい相関関係。さりげなく張り巡らされた伏線。どこか非現実的なのにリアルな風景描写。物語の中で移ろう季節。自由に行き来する時間軸。

突然始まる物語には、自分の日常にはない独特のパワーが秘められている気がする。小説なら、見知らぬ土地が舞台でも、見

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