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悩んでいる人には読書をすすめたい

皆さんは本は読みますか?

私はいまでこそ年間100~150冊ほど
本を読むようになったのですが、
数年前までは全くと言っていいほど
読んでこない人生でした

なのでもっと昔から、
特に、部活動に追われていた学生時代
アスリートとして現役のときに
読んでおくべきだったという
後悔がすごくあります

この記事では、私の経験から
特にアスリートに読書がオススメ理由
お話させて頂きます

アスリートに限らず、
人生を豊かにするための
何かのヒントになれば幸いです

◆はじめに

ここでお話したいことは、

○○が上手くなる本
足が速くなるための○○

のように、
「読書で上手くなるための情報を手に入れよう!」
という類のはなしではありません

もちろん
そういう効果もあるのでしょうが、
私が感じているのは
ちょっと違うことです

理由① 自分が見ている世界を知る

自分がアスリートを引退して
最も感じたことは
「見ていた世界の狭さ」でした

アスリートは、競技に没頭して
上手くなるため、強くなるために
その他の情報から切り離されて
生きている部分があります

それは、
自分がやっている競技の世界
世界の全てであるかのように
思わせることもあります

でも実は真逆

多くのアスリートがやっていることは
世界の隅っこで行われていることで
知らない世界のほうが多いのが事実です

必死に狭い世界の中で戦って
もっと狭い世界に閉じこもっていく

そんな経験を私もしていました

ですが、自分の知らない世界を知ると
考え方が大きく変わります

「客観視」という言葉が近いと思いますが
自分の立ち位置を、
引いた目線から見れるようになり
自分が気にしていることや
悩んでいることが、意外と小さいことで
結構しょうもないことなんじゃないか
と思えたりもします

こちらの記事で書いたスピードスケートの選手も
それを実践して苦しい時期を超えた一人だと思います

自分の見ている世界の狭さ、
世界の広さを知ることで、
余裕が生まれることにつながります

余裕・余白が心や頭に無いと
成長することは難しいので
これはかなり大きいと思っています

情報そのものは実は至る所に溢れていて、
それを受け入れる体制ができていない
ということがかなりあります

なので、情報を取り入れるための
余白をつくる作業として
読書は最適だと思います

理由② 成長のヒントがある

本の中には、過去の偉人の経験が
山ほど詰まっています

その偉人の経験を自分のものにできるの
読書の一番の魅力ではないでしょうか

経験上、競技での成長につながったり、
悩みを解決するためのヒントは、
実は競技の中には無いことが多いです

逆に、
自分とは関係ない(と思っている)
競技の外の偉人たちの経験や知恵
アスリートに転用できるものが沢山あります

成功者が持っているものは共通していたり
逆に、失敗する要因も
どこの世界でも同じだったりします

人の成功を自分のものにでき、
人の失敗を自分がしなくていい

外の世界から
成長に最適なプロセスを入手し続けられる

その過程として
読者は最適だと思います

理由③ 逃げ道をつくる

①の話ともつながってくるのですが
アスリートは時として
競技に閉じこもり過ぎる傾向があります

その中だけで悩み、考え、頑張って
解決しようとします

そうすると、どんどん逃げ場はなくなり
ますます競技に閉じこもっていくことになります

競技の外にはいろんな世界があって
いつでも逃げる場所があって
助けを求めることができる

それを知っているだけでも
余力を持った状態で
競技と向き合うことができ
大きな成長・結果が得られる
と思っています

急に、ドアも窓もない部屋に入れられて
「ここで勉強しててください」
と言われるのと

風通しの良い部屋で、
「疲れたら遊びに行ってもいいし、
冷蔵庫のものとか自由に食べてね!」
と言われて勉強するのとでは
どちらが楽しく勉強できるでしょうか?

ということを想像して頂ければ
なんとなく分かりそうでしょうか?

アスリート(に限らずかも知れません)が
成長するためには、
楽しさは不可欠
だと思っています

逃げ場があって、余裕があるから
楽しさが生まれて、成長にもつながる

自分ならではの逃げ道を探し
競技者としてだけではなく
人間としての成長もできるため
読書は最適だと思います

◆おわりに

ということで、
アスリートに読書がオススメ理由を
お話させて頂きました

引退後だから言えることですが、
私が現役時代、特に高校大学のときに
本をあと10冊でも読んでいれば
選手として、もっと大成できたのではないか
と思うほどです(笑)

自分で考え・行動することの重要性は
こちらの記事でもお話ししました

狭い世界での情報に一喜一憂せず、
もっとアスリートが豊かになれる
世の中を作っていきたいですね

ここまで読んで頂いてありがとうございました


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