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理系にスピリチュアルを与えたら、思考力と作文力が上がった件

スピリチュアルや引き寄せの法則について、以前から自分はそれ自体を否定していると誤解されかねないNOTEを何本も書いてきた。正しく言えば、物理学の中の量子力学とスピリチュアル、あるいは引き寄せの法則とに関係性があるという類の主張について否定的に見ている。その理由は、考えの根拠になっている客観的なデータとそこから見出される法則性を表す数式を提示して関係性を証明すべきなのに、それを一切すっ飛ばして自分の都合の良いように話を進めているからである。

図28 ファンタジー

むしろ、自分はスピリチュアルや引き寄せの法則についてはそれぞれ単独では肯定的に捉えている。というのも、自分は理系ながらスピリチュアルに浸かっていた時期があるからだ。最初のスピリチュアルの印象は”何の得にもならない怪しい何か”だったのだけれど、今思えば文章を書くときにめちゃくちゃ役に立っていたりするから中々侮れない。実際に買って読んでみたのは下の本だ。

タイトルからして怪しいニオイがぷんぷん漂っているけれど、決して危ない宗教のようなものではなくて、身近にある物の考え方・捉え方の模範解答みたいなことがたくさん書かれていた。中には「はい、そうですか」と受け入れられないものもあったので、それらについては一つ一つ自分なりの答えを時間をかけてひねり出していった。このような決まった答えがない問題について熟考することをし続けた結果、考える力と考えたことを文にする力が自然とアップしていった。

200618 知の四分類

また、上図のような、”知っている/知らない”についてざっくりと4つに分類した時、特に無自覚エリア③④に当たる問題を提示してくれたのは本当に良かったと思う。当時は自然科学に興味が行き過ぎて、こんな非科学的なことを考えるなんてしていなかったし、眼中にも無かった。

知る由の無いものを目の当たりにすることは、それまでの自分に無かった価値観の発見や意識の外へのアプローチができるので、普段とは違う行動を取ってみると面白いかもしれない。ただ、これは実際にスピリチュアルをやってみた自分の収穫と感想であるから、この考えを押し付ける気は全くないことを断っておこう。なぜなら、自分の意思でスタートさせて自分の中で完結することが、スピリチュアルの本来あるべき姿だろうと思うから。

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