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ベテラン作家の新たなステージ
週末や祝日は、過去の読書ブログからの転記が多くなってしまいますが、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
2008年8月24日に投稿したブログより。
最近の自分は何かに急いているのだろうか。
前に読んだシリーズものの時代小説もそうだったのですが、今回も何だかテンポの遅さに少々苛立ちを感じてしまいました。
大好きなシミタツ初の長編時代小説。
仕事も特に出来るわけでもなく、剣の達人でもない、何の変哲もない侍の次男坊が主人公。
まあ、苛立ってしまったのは、おそらく最初から主人公に感情移入しきれなかったから、実際にページをめくる手も進まなかったのでしょう。
もうちょっと落ち着いてから読むと、この小説の少し乾いた良さをじっくりと味わえるのだと思います。
あと、まあ大ベテランということで過剰に期待しすぎたきらいがありましたね。
硬派な時代小説好きの方にオススメです。
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