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人間を描く作家
週末や祝日は、過去の読書ブログからの転記が多くなってしまいますが、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
2008年12月17日に投稿したブログより。
知る人ぞ知る、「消し屋A」の続編。
殺すだけでなく、その人の生きてきた痕跡までもを消し去る仕事をする主人公。
前作では幸三という名でしたが、今回は将司という新たな名前で生きています。
今回の依頼は、本物の天才を自殺させて欲しいというもの。自殺に見せかけるのではなく、自ら死に逝くようにもっていくという難しい依頼。
相手の天才も一筋縄ではいかない人物で、当然このアウトロー作家のこと、ストーリーの展開も予測がつきません。
もっともっとシリーズとして読みたいですが、果たしてこのような刹那さで主人公を今後も突っ走らせることは可能なのでしょうか。
大藪春彦賞受賞作。前作から続けて読むことをオススメします。
映画化された「凶気の桜」の作家というと分かりやすいでしょうか。
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