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192. 私がこれまでくじけずにやってこれたのは、ただひとつ。自分がやっている仕事が好きだという、ただそれだけなのです。〜スティーブ・ジョブズ〜

みなさんこんにちは。


今回は、アップル社創設者の1人であり、ピクサー・アニメーション・スタジオの創設者でもあるスティーブ・ジョブズさんの格言について紹介していきます。


スティーブ・ジョブズとは

スティーブ・ジョブズさんについてはこちらの記事でも紹介していますので是非ご覧ください。


生い立ちなどについては過去の記事をご覧頂ければと思います。


私がこれまでくじけずにやってこれたのは、ただひとつ。自分がやっている仕事が好きだという、ただそれだけなのです。

ジョブズさんは幼少期、とても手のかかる子どもで、
色んなことを体験を通して学んでいます。

ヘアピンが電気を通すか確かめるのにコンセントに差し込んで感電したり、
盗聴器で親の部屋を盗聴したり、
小学校で授業中に花火をしたり、
教師の椅子に爆弾を仕掛けたり、
さまざまなエピソードがあります。


そして、小学校4年生の時に快活で機転の利く女性教師と出会い、
勉強が好きになります。

飛び級して入った中学校では周囲からいじめに遭い、
7年生で環境の良い学校に転校します。


そして、16歳の時に、友人の紹介でウォズニアックと知り合い、
意気投合します。

ウォズニアックの母に貰った雑誌のブルーボックスの記事を見てから二人の
人生は変わっていきます。


ウォズニアックはオリジナルのブルーボックスを作成し、
ジョブズはそのブルーボックスを150ドルで200台売り捌き、
利益を上げました。

そしてアタリに直談判し、採用されてからブレイクアウトの部品点数減らしを命じられます。

ジョブズにはその知識や技術はありませんでしたが、
ウォズニアックに頼み、4日間で20〜30個の部品を減らすことに成功します。

この、ブルーボックスを売り利益を上げた商売の経験がアップル社の経営に繋がっており、
ブレイクアウトの部品点数を減らす経験がApple ⅠやApple Ⅱの開発に繋がっています。


ジョブズさんは商売や経営を、ウォズニアックさんは機械の開発などを得意としており、
その役割分担をはっきりとしていました。

ジョブズさんはそれまでの経験を活かして、
またその経験の中から自身の仕事を好きになっていき、
そのことだけに集中していきます。


Apple Ⅰを開発した時、ウォズニアックさんは回路図を無料配布しようとしていましたが、
このマシンでビジネスを始めるべきだと、
ジョブズさんは愛車のワーゲンバスを、
ウォズニアックさんはHP製のプログラム電卓を売り払い、
そのお金で新事業を立ち上げます。

生み出したものが世の中に与える影響や、
世の中にどんな価値のあるものを提供したいのか、
仕事をしていく中で自分の価値観を固めていったのだと思います。

そして、自身の仕事を理解し、好きになっていき、
それだけに集中するようになった時、この仕事をやり続けようという気になっていったのだと思います。


好きこそものの上手なれ、ということわざもありますが、
この好きというのは、最初から好きでしょうがないということではなく、
何度も挑戦し、理解を深めていく中で自分の知識がついていき、
これなら他の人には負けないとなった時にこれが「好き」だとなるのだと思います。

それまでに挫けそうになることもたくさんあると思いますが、
それでも理解しようと努力を積み重ね
自分で判断ができるようになるまで続けることが大事なのだと思います。

そして本当の意味で「好き」になった時に、
どんなことが起きてもこの仕事が好きだからやるのだという立ち位置になるのだと思います。


最後に

今回は、アップル社創設者の1人であり、ピクサー・アニメーション・スタジオの創設者でもあるスティーブ・ジョブズさんの格言について紹介してきました。


これまでくじけずにやってこれたのは、やっている仕事が好きだということ、
とあります。

つまり、ジョブズさんも仕事の中でくじけそうになったことが何度もあったということです。

しかし、元の会社でやりたいことができないまま努力をするのではなく、
Appleという自分の本当にやりたい仕事を見つけた時、
その仕事を好きになる程努力をしてきたのだろうなと思います。

そして、仕事の内容だけでなく、
その仕事を通して世の中をどうしていきたいのか
世の中にどのような価値を提供していきたいのかを決めた時、
本当の意味でその仕事が好きということになるんだろうなと思います。


目の前の仕事に燃えているのではなく、
その仕事を使ってどのように世の中に価値を提供したいかに燃えているのならば、
くじけそうになったとしてもその先を思い浮かべることで、
また何度でも挑戦したくなるのではないでしょうか。

大事なのはやっていることではなくて、
やっていることの先にどんなものを描いていて、
それを実現したいと思っているか、
そして実現した先がどんなに良いものかを思い描いているなら、
何度くじけそうになっても挑戦し続けられると思います。

大事なのはどんな仕事をこなしているかではなくて、
世の中にどんな価値を提供したいのか、
そのためにどんな仕事をするのかだと思います。


将来どうしていきたいかを思い描くこと、
そのために必要な仕事をすること、
そして誰も追いつけないような量の仕事をすること、
それをすれば仕事を自ずと好きになっていくという体験からの実感もあります。

なので、自身も仕事が好きだからこそ、
他の人が真似しないくらい仕事に没頭して、
仕事をしたその先にどんなものを作り上げていきたいのかをありありと思い描いて、
それを実現するための努力を全力でしていこうと思います。


自分がチャレンジする姿とその成果で、
誰でもどんな状況からでも豊かになれる可能性を明かすために、
自身が決めたことを達成し続け、
最高の未来を最高の仲間たちと作り上げていこうと思います。


これからやりたいことが好きで好きでたまらなくて、
それでも時々挫けてしまいそうになる方へ、
少しでもあなたの心の支えになるようなnoteであればと思います。


それではまたどこかで。

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