マガジンのカバー画像

俺史

7
日々の徒然を出来る限り記録していこうと思います。
運営しているクリエイター

記事一覧

A Day In The Life(あるいは、灰色の教室)

A Day In The Life(あるいは、灰色の教室)

 何もかもが嫌になっていた。

 梅雨は嫌いだ。
 6月某日、我が誕生日、14歳になった。
 誕生日自体は嫌ではない。バースデイケーキが出るような歳で自分の誕生日を祝うような歳でもないと思っていたし、事実今年はケーキはなかった。片親に近い状況の家庭で、我武者羅に働き養ってくれている母親に頼んでも良かったが、たぶん世間一般に言われるように、思春期、と言うヤツに飲まれているのだろう。かといって、反抗期

もっとみる

恩師へ、愛をこめて

野間哲先生へ

 初めて野間先生へ直接メッセージをお渡しする文章が、最後のものになるとは思っていませんでした。
 この度、急に星の王子さまの元へ行かれたとの報を受け、驚くことも出来ず、未だに信じられません。これは自分だけでなく、野間先生が湯河原高校演劇部・YDCCと共に「Little Sister」を作った、当時の2年生の代、総意のものだと思います。

 思えば、野間先生には中学時代から目をかけて

もっとみる
心からの友達の誕生日に

心からの友達の誕生日に

彼女は闘っている。
自分自身の中の表現欲のために、全力を尽くして闘っている。

俺は闘えているか?
「自分自身の為に挑んでいる戦い」と闘えているか?

彼女に学んだことは大きい。
世間と、社会と、演劇と、世界と、自分と闘っている彼女と付き合っていく、これから先においても。

「おまえさん、いい加減、大人だろ」と言われそうだが。

俺は闘えているか?
I'm a dreamer, I'm a Bel

もっとみる
『表現者』として

『表現者』として

少しだけ、独り語り
表現者でいること。

 「吉井和哉についての二、三の事柄」にの「CALL ME」の回に書いた友人は、自分を「表現者」として生きている。
 仕事をしながら、家庭菜園を楽しみ、YouTubeに動画を掲載したり、断続的に短編小説を3年間書き繋いでいたりしている。
 自分を表現者をとしている友人は、「自分の中のもの」の表現にこだわっていて、「作品のための参考資料」ではなく「自分を作る元

もっとみる
[21st Century Schizoid Man]の呟き【再掲】

[21st Century Schizoid Man]の呟き【再掲】

これは、2014年の7月に書き綴った、当時の想いを封じ込めたものであるのと同時に、2013年に起こった「人生を変えた」出来事の記録であります。

書いた当時そのままの記事もあるのだけれど、その当時はなぜか、新しく書き上げたものを上に載せていく、というスタイルでノートを掲載していたので、読みづらいったらありゃしない。

なので、時系列を戻して、再掲。
かなり「病んでいる」時期の文章ですが、よろしけれ

もっとみる

何気ない日々:映画「Every Day」私的感想

2016年08月05日
新宿K'sシネマで鑑賞。

新宿K'sシネマで7月23日から8月5日までレイトショー上映された手塚悟監督の映画「Every Day」の感想を、ごくごく私的な観点からつらつらと書いていこうと思う。

私的な観点から書くので、記憶違いや記憶の抜け落ちはご容赦。

原作から知っている人間は少ないんだろうけど、俺はその一人だ。
mixiが全盛期だった2008年に、原作は書かれた。

もっとみる

In My Life (2015/10/14)

自分にとって、大切に思っている人がいる。

別にそれは恋愛感情ではなくて。
異性、同性、問わず。

今も付き合いがある人。
これから付き合いが生まれるかもしれない人。
もう付き合いたくない人。
もう付き合えない人。

それは幼馴染み。
それは中学時代の恋愛相談に乗ってくれた女性。
それは高校時代の演劇部時代に苦楽を共にした仲間たち。
それはハタチ前に先に旅立っていったアイツ。
それは大学時代に生れ

もっとみる