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映画などのコラム

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映画やドラマなどの感想を私の感じたままに書き連ねています。
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『ある閉ざされた雪の山荘で』を見て(ネタバレ有り)

『ある閉ざされた雪の山荘で』を見て(ネタバレ有り)

(ネタバレ有り、固有名詞呼び捨て表記、ご了承下さい。)
東野圭吾作品の小説『ある閉ざされた雪の山荘で』が映画化され、1月12日に公開されました。
主演:重岡大毅 出演:間宮祥太朗、堀田真由、中条あやみ、岡山天音、戸塚純貴、西野七瀬、森川葵
サスペンス・エンターテインメントってどんな?
サスペンスで二重三重のトリックって?と思いながら、普通に謎解きのサスペンス映画かと思って見ました。
 この映画、正

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『笑いのカイブツ』を見て

『笑いのカイブツ』を見て

久しぶりにこれだけヒリヒリする映画を見て、ああ。日本映画好きだなって忘れていた自分の感覚を呼び起こされた映画でした。

笑いに取り憑かれた男、ツチヤタカユキを岡山天音(おかやまあまね)が演じる。
胸の奥にある熱い思いがどうしようもなく溢れ出して土屋という一人の人間の中で抱えきれない怪物となって、もっともっとと自分を追い詰める。
ギリギリ自分の中だけでその思いをギャグ1000本ノックやら、ハガキを送

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『リバー、流れないでよ』を見て

『リバー、流れないでよ』を見て

(ネタバレありです。ご注意下さい。)
劇団ヨーロッパ企画のオリジナル長編映画第二弾のこちらを今日はTOHOシネマズ日比谷にて見てきました。
今回は正直に辛口コメントでいかせて頂きます。

2分がループするという設定が面白いなと思って、またツイッターとか見る限り、業界の監督さんとかの絶賛の声が届いていたので、見に行ってきました。
時間も90分ないので最近の映画にしたら短めの尺になると思います。

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2023年4月から6月に見たドラマ

今期はそんなに見てないのですが
・放送されている限り最初から最後まで見てるのが
「ペンディングトレイン」
「unknown」(終)
「隣の男はよく食べる」
「波よ聞いてくれ」(終)
「わたしのお嫁くん」
(中にはまだ、6/14日現在、最終回まで放送されてないのもあります。)

・3話ぐらいまで見て途中下車したのが
「だが、情熱はある」
「ラストマン」
「帰ってきたぞよ!コタローは一人暮らし」
「あ

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『14歳の栞』を見て

https://14-shiori.com

キネカ大森でまだやってるのを知って、駆け込みで見てきました。
昨夜14歳の娘は夕飯時に、中間テスト2週間前に控えてて、テキスト開きながら「何のために勉強しなきゃいけないのか分からない!!!」と、言い出した。
何するにも、面倒臭いと言って親の提案を全て否定する。
「何の為にやらなきゃいけないのか、面倒だからやりたくない!」そう言うならば主人も私も「だった

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『全員死刑』を見て

予告
https://youtu.be/CvJs2neuOJ8

2017年公開 小林勇貴メジャー初監督作 R15+作品
主演、間宮祥太朗
出演、毎熊克哉、六平直政、入絵加奈子、清水葉月、鳥居みゆきetc..

こちら、園子温の『冷たい熱帯魚』のスタッフが作る小林勇貴監督のメジャー初作品で、間宮祥太朗24歳で初主演作品で実際に2004年に起きた「大牟田4人殺人事件」を題材とした鈴木智彦の『我が一家

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『流浪の月』を見て

感想と感じた言葉をつらつらと思いのまま述べます。ネタバレもありです。
(人名は全て呼び捨てで表記させていただきます。御了承下さい。)

監督・脚本 李 相日、原作 凪良 ゆう『流浪の月』李監督と言えば、『悪人』『許されざる者』『怒り』の監督。

松坂桃李と広瀬すず主演映画。
まず、見終わった時に思った事は、これは言葉にして
何か言っていい映画ではないな。私の言葉にすることで、
チープなものになって

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『ドロステのはてで僕ら』

『ドロステのはてで僕ら』

2020年6月5日に公開された70分の映画。
(先日私はAmazon Primeで見ました。)
トリウッド(下北沢にある短編を中心に上映する単館映画館)と、
京都中心に活動しているヨーロッパ企画が制作。
原案、脚本はこのヨーロッパ企画主宰の上田誠。

始まって5分で、え?!どうすんの、どうなってんの、これからどう言う展開?
気が付いたらもう30分!!つか、あと30分どうなるの?!
あ、頭がこんがら

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