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記事一覧
指定難病を患った話14.【退院してから】
今回は退院してからのお話。
免疫グロブリン治療初日から換算して
9日目、退院した翌日。
やっと日常に戻りつつある。
そう感じていました。
朝起きてからは動けるようになったことが
嬉しくてたまらず、
これまで苦労かけてきた妻への恩返しと
自分がどこまで回復しているのか
見極めるためにも家事を積極的にやりました。
洗い物、洗濯を終わらせ、
妻と買い物に出掛けて
食材が入ったカゴや袋も持つことが
指定難病を患った話13.【ついに退院の日】
免疫グロブリン治療を終えた後のお話。
2022年10月30日の点滴初日から6日目。
前日まであった頭痛や
悪寒は落ち着いたものの若干下痢気味。
それでも少しは調子がいいので
この日は昨日お休みしていた
リハビリに復帰しました。
基本的にリハビリは
午前と午後の2回にわけて行い、
午前は軽作業のリハビリ、
午後は足腰を使ったリハビリでした。
まだ握力があまり戻っていなかったので
午前中は特に
指定難病を患った話11.【確定診断】
今回は入院中のお話。
前回のお話で入院生活が
スタートしたところまでお話しました。
入院2日目、
朝イチで看護師さんが部屋にきて
何をするのかと思いきや
両手いっぱいの血液採取ボトルを
ジャラジャラと机に置き、
「血液検査です」と。
見たこともない数だったので
それ全部やるんですか?
貧血にならないですかね?
と聞くと
「私もこの数ははじめてみましたけど
具合悪くなったら教えてください」
指定難病を患った話10.【人生初の入院】
指定難病のCIDP(慢性炎症性脱髄性多発神経炎)の診断をうけた続きのお話。
実は前回のお話でCIDPと医者から告げられたものの確定診断されたわけではありませんでした。
どうやら症例が少なく、
これがあるからこの病気という
単純な話ではないらしく
体の病気をできる限り否定して
ようやく確定診断できるとのことでした。
なのでまだ現時点ではCIDP疑いという状態。
そのまま髄液検査、血液検査、
指定難病を患った話9.【ついに診断】
今回はいよいよ心療内科からの勧めで
総合病院に行くお話し。
時は2022年10月4日。
これまでやってこなかった
脳のMRIと神経伝導検査をしてもらい
改めて心の病として向き合うため、
総合病院に向かいました。
毎回ですが診察までの
待ち時間はドキドキです。
診察室に入ると中年の気さくな先生が
出迎えてくれました。
後から知ったのですが、
この先生は某大学病院や
海外でも経験のある副院長さ
指定難病を患った話8.【仕事はどうしてたの?】
前回までのお話で心の病と思い奮闘していた
ことをお話ししましたが、
今回はその頃の仕事をどうしていたか
お話しします。
私は東名阪に拠点がある会社に勤める
ごく普通のサラリーマンです。
そのうちの東京と名古屋の拠点を
この数年行き来しているのですが
病状に気付いて3ヶ月ちょっとで
東京から名古屋に転勤となり
引っ越しをしました。
なので病院は東京で4つ、
愛知で3つと
余計に多く通うことにな
指定難病を患った話7.【自分と向き合う】
転換性障害を克服するために
過去を振り返って根本原因を探るお話。
前回までのお話で、
解離の原因となっている心の葛藤やトラウマ、
ストレス要因をカウンセラーと
二人三脚で探っていくことになりました。
まずは発症前後のストレス要因や
ライフイベントでそれなりに
関係してそうなこと。
2017年1月 東京→愛知転勤
2020年4月 結婚
20年7月 愛知→東京転勤
20年〜21年 結婚式3度延期
指定難病を患った話5.【心の問題?】
おはようございます。10万分の1の歩みです。
退院日の早朝からのお届けです。
前回までの話で、
ようやく自分の両手足が動かない原因が、
心にあることに気づいた私。
転換性障害、
もしくは身体表現性障害という診断名と
向き合い、闘っていくことになりました。
この心の病は、
幼少期のトラウマや
無意識のうちに生まれている葛藤など、
極限のストレス状態が「体が動かない」、
「声が出ない」、「目が見