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講義ネタ

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私が研修や講義で使っているノウハウを共有します。
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年齢早見表の授業での活用例

年齢早見表の授業での活用例

 
 
2024年の年齢早見表。
 
https://www.nenrei-hayami.net/2024.pdf
 
毎年授業でも学生に配布します。
 
電話対応してて和暦で話された方の年齢を確認する時に使うこともあったと講義で話すようにしてます。
 

あとは同年代もそうですけど、実習とか社会に出ると異年齢の方々と関わることもあるので、色んな世代のことを考えるきっかけになればと思ってます。

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(講義ネタ)学生に「7回目のベルで受話器を取る」感覚は伝わる?

(講義ネタ)学生に「7回目のベルで受話器を取る」感覚は伝わる?

講義中に世代間ギャップをネタにすることがあり、経験談をストックしています。

2年前の話ですが、前の大学にて。
20代後半の先生が19:45くらいにスマホのアラームを設定されてました。

理由を尋ねたら「急行電車がなくなるので、早く帰らないといけない」とのことでした。

そこで、

「なんかカラータイマーみたいですね」と私がコメントしたところ、ポカンとされました。

「・・・カラータイマーってなん

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【講義ネタ】(リメイク版)相手をしっかりと見て予想するワーク

【講義ネタ】(リメイク版)相手をしっかりと見て予想するワーク

「♡」が1つもつかなかった、3年前のネタのリニューアル版です。
若い頃は合コンでも使っていました。

今回のワークの目的は、
・話してる人の様子をしっかりと観察する
・嘘をついている相手、誤魔化す自分について振り返る
・自己開示(その後の会話ネタに繋げる)

です。

手順としては、
①5~6人くらいのグループを3つ(2つでも良いですが、3つのほうが予想の比較ができて、盛り上がります)

②参加者

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カードゲーム「ito」を使って価値観を考える

カードゲーム「ito」を使って価値観を考える

久し振りの講義ネタです。
 
演習でやるワークにカードゲームの「ito」を取り入れています。

簡単な紹介動画もありました。

めっちゃ簡単に言うと、 

あるお題に対して、1~100が書かれたカードがプレイヤーに配られるので、1が最低、100を最高の状態とした時に、手札の数字に見合うものを表現してもらい、低い順番を予想して出していくというゲームです。自分の手札の数字は絶対に言ってはいけません。

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(厚労省)意思決定支援を考える研修資料のサイト

(厚労省)意思決定支援を考える研修資料のサイト

厚生労働省のサイトで、意思決定支援に関するわかりやすい研修資料が掲載されています。
 
できればpowerpointダウンロードさせてほしいと思うくらい、完成度の高い資料があり、私も先日授業で使わせてもらいました。

中には、ロールプレイの演習項目もあります。 
 
ロールプレイと言っても、学生同士でやるのではなく、状況を読み込んだ後、被後見人目線で後見人の言動を見て、考えてもらうような動画があり

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【講義ネタ】閉じられた質問でお題まで辿り着こう

【講義ネタ】閉じられた質問でお題まで辿り着こう

久し振りの講義ネタです。
 
タイトルの通りですが、閉じられた質問だけを使ってお題に辿り着く演習です。クローズド・クエスチョンとも呼ばれます。
 
基本的な内容ですが、オープン・クエスチョンとクローズド・クエスチョンの違いは以下の通り。

オープン・クエスチョンとはクローズド・クエスチョンとはYouTubeでは「アキネーター チャレンジ」みたいな企画で配信されているので、学生も馴染みがあります。

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自分のイラっとするエピソードを学生に伝える(自己覚知ネタ)

自分のイラっとするエピソードを学生に伝える(自己覚知ネタ)

久し振りの講義ネタです。
 
私は社会福祉系の講義を担当しているので、学生には常に自己覚知について考えてもらうようにしています。

とはいえ、「自分自身の価値観を自覚するのは大切ですよ」と何度言っても響かないので、授業の最初に
「最近私がイラっとしたこと」を話すようにしています。
 
こんな感じです。

「カレー皿のように油まみれになったお皿、重ねる人もいると思います。
飲食店だったら、運ぶ効率性

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不満から「充足すべきニーズ」を考える

不満から「充足すべきニーズ」を考える

授業でも紹介しているワークの話です。
ニーズを考える時に「最近、イライラしたこと」を個人ワークで挙げてもらいます。

こんなサービスもありますよね。
不満買取センターというサービスです。

不満をポイントで買い取ってくれて、それをamazonギフトカードなどに交換することができます。 

あらゆるサービス、人間関係での不満などを買い取る。
そして、その不満を欲しがる企業もあるから、成り立つビジネス

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講義のスライド紹介(人をどう見る?)

講義のスライド紹介(人をどう見る?)

大学で人を見るバランス、状態について考えてもらう時に使うスライドは以下の画像です。

「認知症」の人、認知症の「人」、のように、文字の大きさで価値観の大きさを表すスライドはパーソンセンタードケアなどでも使われていると思いますので、ゴミ屋敷も入れてみました。

中にはめちゃくちゃ小さい「認知症の人」「ゴミ屋敷の人」も入れています(人にも状態にも関心がないという意味)

医療系方は「認知症」の部分が大

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授業のアイスブレイク ワードスナイパー

授業のアイスブレイク ワードスナイパー

アイスブレイクで使っているカードゲームの紹介。
今回は「ワードスナイパー」

学生から「面白いカードゲームがある」と教えてもらい、購入したものです。

演習系だと15名前後の学生が多いので、私はカードゲームを3つずつ購入して、グループでできるようにしています。

公式のサイトもありましたので、貼っておきます。

ゲームはいたって簡単な連想ゲームになっています。

カードはお題と「ひらがな」が両面に

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【講義ネタ】書いて想像するミニワーク

【講義ネタ】書いて想像するミニワーク

書き終えてから、3年前に書いた内容と重複していることに気づき、3年前のものを削除しました。リニューアル版です。

今回は超簡単なものです。
白紙のA4用紙1枚あればできます。

①A4用紙を配り、縦に折るように伝える
4面できるので、4つとも使います。

②4つの面の1面を使って、文字を書く
私は名前にすることが多いですが、学校名や会社名とかでもOKです。
なるべく大きく書くように伝えます。

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【講義ネタ】価格という身近なもので価値観を考えるワーク

【講義ネタ】価格という身近なもので価値観を考えるワーク

久しぶりの講義ネタです。

大学の授業でも研修でも使っている、使い回し系のスライドです(笑)。

モノとモノの価格を比べるタイプのもの。
以下が例です。

「マクドナルドのビッグマックと松屋の牛めし。いくらでしょう
?」と問いかけ、それぞれの値段を考えてもらいます。

食べ物と食べ物を比べています。「同じような値段だったらどっちが食べたいかな?」みたいにして、今日の気分にもよるもののお金のかけ方を

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【講義ネタ】困りごとを捉えること、解決策を知ること、解決できる人と繋がっておくことはいずれも大切という話

【講義ネタ】困りごとを捉えること、解決策を知ること、解決できる人と繋がっておくことはいずれも大切という話

「困りごとを捉えることも、解決策を知ること、解決できる人と繋がっておくことはどちらも大切という話」と長々とタイトルを書きましたが、ソーシャルワーカーがニーズについて考える際に使っているスライドが以下のものです。

真ん中の円の部分が「本人の困りごと」です。
この場合は、自宅の浴槽で入浴することが怖くなったクライエントを想定しています。
アセスメントする際は現状はどうしているのか、丁寧に聞き取ってい

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授業のアイスブレイク 「ワードバスケット」

授業のアイスブレイク 「ワードバスケット」

本日は授業で実際にやってみたカードゲームのご紹介。
 

ワードバスケット

いたってシンプルなカードゲームです。ルールも載っているサイトがありました。

詳細な説明は上記サイトに譲りますが、カードを使った変則しりとりゲームです。下記のように1人5枚カードを持ち、センターにお題カードを置きます。

あとは、お題のカードから始まって手札のカードで終わる言葉を思いつき次第出していって、早く手札がなくな

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