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料理を食べて初めて泣いた後輩の話

おはこんばんにちは!
料理家のガンガンです。

興味を持ってくださりありがとうございます。

この話はタイトルのままです。

僕の後輩が初めて料理を食べて、「泣いた」というお話です。

よかったら最後まで、お付き合いください!

故郷を離れて最初の夏

僕は実家が田舎で、料理の勉強をする為に大阪に出ました。
そして最初の夏!僕はバイトや料理研究をしていましたが、ある日後輩から連絡が・・・

「オープンキャンパスに行くから泊めてください!」

可愛い後輩の未来の為、僕は二つ返事でOK!

(せっかくだし、何かうまいもんでも作ってやろうか!)

僕はそう意気込んで当日を待ちました。

よく来た後輩よ!

1人かと思えば3人来ました笑笑
まあ、賑やかでいいだろうと思いましたが、さすがに1Kの部屋に男4人はむさ苦しかったですね・・・笑笑

昼飯は済ませたとのことだったので、夕食は僕が腕を振うことに。
大阪に出てから地元民の誰かに作るのは初めてで、記念すべき第1号!
後輩たちも高校時代から

「いつか先輩の料理を食べるのが夢です!」

と言ってくれていたので、気合は十分ありました。

時限式冷製パスタ

僕が作ったのは冷製パスタ。

一見普通のジェノベーゼに見えるが、気になるのが上のトッピング。
僕はいちごのアイスを乗せました。

時間経過で味が変わる時限式の冷製パスタです。
僕は夏なのでみたことないような品を出してやろうと、これに決めました!

うますぎて感動しました・・・

後輩たちは目新しさと空腹で目を輝かせ、スマホのシャッター音も鳴り止まなかったです。

「うめーーーーーー!!!!!」

近所迷惑くらい喜んで食べてくれました。
3人とも満足げに食べている中、そのうちの1人が鼻をすすっていた。

「どうした?」
「いや、こんな美味いの初めてで。うますぎて感動しました・・・」

料理は人の心に訴えかける、ある種1つのツールである。

背筋からゴーッと湧き立つ感覚。今でも覚えてます。

自分の料理で心うごされている人が目の前にいる事。
こんな贅沢はないでしょう。

(こんな経験を俺はこの先何回できるだろうか?)

そんなことは当時の僕は考えていたのかな?笑

「料理は人の心に訴えかける、ある種1つのツールである。」

この日から僕の頭には、この考えが根付きました。
そして今も、これからも・・・


最後までお付き合いくださり有難うございました。
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他の食にまつわるエピソードも書いているので、もしよろしければご一読ください。
そして、皆様の食のエピソードも是非コメントでお聞かせください!

ではまた!

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