カツ丼2杯

創作怪談。 ホラー漫画、小説などの感想。 サブスクで見た作品の感想。 を、載せていきま…

カツ丼2杯

創作怪談。 ホラー漫画、小説などの感想。 サブスクで見た作品の感想。 を、載せていきます。 メインはホラーや怪談関連です。

記事一覧

【?を忘れないで】を見て。その1.(こんな感じで書いてます)

5月15日(水)21:00開始のVtuber「どれいしょう」による凸待ち配信の考察・感想用の記事です。 ネタバレ含むので注意。下のリンクからでも、この記事見てからでも。どちら…

カツ丼2杯
2日前
5

小噺

左手を開いて見せた子供は、拳か平手かもわからぬ形の手をして殴って来た。 ねえ?なんで殴ったの? ヘラヘラしている。 好きな食べ物は? 言葉にならない奇声をあげて騒…

カツ丼2杯
2日前

そうぞう。想像。創造。

ある日の事。 スーパーで半額の値札が付いた惣菜と、豚肉を手に取った際に思う。 この惣菜やお肉は普段の陳列から残されて、価値を下げてもらってからやっと手に取っても…

カツ丼2杯
2日前
1

ショートショート

「階段」 一段ずつ階段を上がるごとに。我が家が近づくごとに。 家庭的な匂いがする。例えばカレーとか・・。 周囲のざわめき、窓から聞こえるようなTVの音声。子供の遊ぶ…

カツ丼2杯
12日前
5

ショートショート

「細道」 夜中にコンビニへ。 買い物をして出ると正面の細道が気になる。 なんと言うか、怖いのにそこに行きたくなるんだ。好奇心に負けずに視線を逸らして自宅へ。それを…

カツ丼2杯
3週間前
3

先ずは。

カツ丼2杯
1か月前

ショートショート

その1。久し振りの休み。レコーダーに溜め撮りしておいたドラマの一気観してたら、途中で当時の速報ニューステロップが映る。私の寿命だった。 その2。帰宅してポストを開…

カツ丼2杯
1か月前
1

読書感想文。怪談 怖気帳死人坂を読み終えて

黒木あるじさん 著 竹書房 発行 黒木あるじさんがイベントなどで蒐集なされたり、急に呼び止められた中で聞いたお話をご紹介なされております。 このシリーズ好きで読み…

カツ丼2杯
1か月前
8

ショートショート

その1。朝から咳き込んでいた。ちょうど休みの日に。痰が出そうなのでティッシュを手元に。そして、つっかえた物が出た。 両手に余る大きな黒い塊。それはモゾモゾ動いて「…

カツ丼2杯
1か月前
3

ご報告

今からお伝えする内容に関しまして。私の希望を言うので有れば「肉付け」「後出し」「追加」「考察」などをして下さった方がいるのなら、Xにてリポストをお願いします。 上…

カツ丼2杯
1か月前

ショートショート

ひとつ。 おーい。◯◯。と自分の名前を呼ぶ声がする。けれども反応してはいけない。 と、親から口酸っぱく言われた。 この声が聞こえなくなるまであと少し。 ふたつ。 ね…

カツ丼2杯
1か月前
5

好きな漫画が無事完結しました「コワい話はキくだけで。」全3巻

株式会社 KADOKAWA様 漫画 景山五月 先生 原作 梨 先生 この漫画が終わった事は、嬉しくもあり悲しくもあります。 というのも、こちらの作品に関しましては誰かに「お…

カツ丼2杯
1か月前
4

日記

おはようございます。 こんにちは。 こんばんは。 どれかの挨拶にに当てはまった人は、ラッキーです😊 口や見て貰える文章なら、良い言葉の方が良いですもんね。 何書こ…

カツ丼2杯
2か月前
7

「それがいる森」を観ました

今回はちゃんとしたネタバレ無しです(個人的意見メイン) 田舎町でひとり農業に勤しむ田中淳一のもとに、ある日、別れた妻の爽子と東京で暮らしているはずの小学生の息子…

カツ丼2杯
2か月前
22

小話

「いや。ご期待に添えるかは分かりかねますが・・・」 そう言って話してくれた話である。 その人は幼い頃、よくくしゃみをしていた。何年も毎日。 花粉症とかの時期に関係…

カツ丼2杯
3か月前
6

創作怪談「花」

ある日の事、その集落にある白く咲く花が全て真っ赤になった。 現在なら解明できるであろう偶然に、集落は慌てふためいた。 すると、一人の女性が手をあげてこう言った。 …

カツ丼2杯
3か月前
8

【?を忘れないで】を見て。その1.(こんな感じで書いてます)

5月15日(水)21:00開始のVtuber「どれいしょう」による凸待ち配信の考察・感想用の記事です。

ネタバレ含むので注意。下のリンクからでも、この記事見てからでも。どちらでもお任せします。どっちでも面白いので。【?を忘れないで】 (youtube.com)

【凸予定配信者(本動画に関しては、うさん臭い人達)】
・悪嘘とい
・あらいねこ
・飯鋼レーコ
・言訳まみれ
・影野ゾウ
・閉話リィア

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小噺

左手を開いて見せた子供は、拳か平手かもわからぬ形の手をして殴って来た。

ねえ?なんで殴ったの?
ヘラヘラしている。

好きな食べ物は?
言葉にならない奇声をあげて騒いでる。

500円玉を掌に乗せて見せてみる。
何も言わずに奪って笑う。

お菓子を見せる。
何も言わずに奪って笑う。

動物のイラストを見せる。
何も言わずに笑ってクシャクシャにして捨てる。

カレーライスを出した。
笑いながらカレ

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そうぞう。想像。創造。

ある日の事。
スーパーで半額の値札が付いた惣菜と、豚肉を手に取った際に思う。

この惣菜やお肉は普段の陳列から残されて、価値を下げてもらってからやっと手に取ってもらえる。そんな立場。

もしも、これが人肉だとしたら…。そんなイメージが湧き上がる。
さて、幾つの年齢が人気のお肉だろうか?若い10〜20代?育ちもあるのかな?けれども、難しいのは「好み」である。
しゃぶしゃぶの潜らせる時間。ステーキの焼

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ショートショート

ショートショート

「階段」
一段ずつ階段を上がるごとに。我が家が近づくごとに。
家庭的な匂いがする。例えばカレーとか・・。
周囲のざわめき、窓から聞こえるようなTVの音声。子供の遊ぶ声。
このアパートは私しか住んでない。家賃1000円なのに。
上記の声はもう慣れた。けど。
私は長くないんだろう。違和感を持ってしまった。気付いた事に気付かれた。

「赤ちゃん」
子供の頃、近所で赤ちゃんの泣き声がよく聞こえた
「赤ちゃ

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ショートショート

ショートショート

「細道」
夜中にコンビニへ。
買い物をして出ると正面の細道が気になる。
なんと言うか、怖いのにそこに行きたくなるんだ。好奇心に負けずに視線を逸らして自宅へ。それを何度も繰り返した。
けれども、ある日を境にその細道への好奇心が全く無くなった。なんなら、じっ。と見ていられる。この変化に首を傾げながら帰る事が増えた。
不思議に思いながら、居ても立っても居られない。そんな気持ちで無理に早起きして、昼間に細

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ショートショート

その1。久し振りの休み。レコーダーに溜め撮りしておいたドラマの一気観してたら、途中で当時の速報ニューステロップが映る。私の寿命だった。

その2。帰宅してポストを開くと、チラシやら公共料金支払いに紛れて差出人不明の封筒が。開いてみるとここ1週間の帰宅時間が書かれており、最後に「おかえり」と耳元で言われた。

その3。両手で顔を覆い、真っ青なボロボロのドレスを着て、裸足の女性にかれこれ30分程追われ

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読書感想文。怪談 怖気帳死人坂を読み終えて

読書感想文。怪談 怖気帳死人坂を読み終えて

黒木あるじさん 著
竹書房 発行

黒木あるじさんがイベントなどで蒐集なされたり、急に呼び止められた中で聞いたお話をご紹介なされております。
このシリーズ好きで読みながら思うのは、読んでる。というより聴いてる。って感じですね。
どこで。こちらの性別の。この年代の方が。こんな経験をした。こういうお話を聞いた。
という情報があるだけで、没入感凄いんだなぁ。って。
お話が上手い方、説明が上手い方ってこう

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ショートショート

ショートショート

その1。朝から咳き込んでいた。ちょうど休みの日に。痰が出そうなのでティッシュを手元に。そして、つっかえた物が出た。
両手に余る大きな黒い塊。それはモゾモゾ動いて「ねぇ…。ま…」最後の言葉を聞く前に握り潰して捨てた。それは、それだけは許されない。

その2。友達は「おーい」と、呼ぶのを嫌がる。理由を聞いたら「変なやつにそう呼ばれたから」そう言う。深く聞こうとしても、それしか言わない。なんなら、半狂乱

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ご報告

ご報告

今からお伝えする内容に関しまして。私の希望を言うので有れば「肉付け」「後出し」「追加」「考察」などをして下さった方がいるのなら、Xにてリポストをお願いします。
上記の内容をしたにも関わらず、リポストされない方は自己責任。でお願い致します。
敢えてもう一度言います。
自己責任。でお願いします。

とある日。一組の男女が出会い、そして恋に落ちた。けれども身分の差があった時代なので結婚し、夫婦になる事は

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ショートショート

ショートショート

ひとつ。
おーい。◯◯。と自分の名前を呼ぶ声がする。けれども反応してはいけない。
と、親から口酸っぱく言われた。
この声が聞こえなくなるまであと少し。

ふたつ。
ねぇ。お母さん。
そう言って顔を向けると、知らない人が立っていた。けれどもその人は言う。
「なぁに?◯◯」と、わたしの名前を。

みっつ。
寝ていると「なんだ!てめぇ!やんのか!あぁん!」等と乱暴な言葉が響き渡り、目が覚めた。もしかして

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好きな漫画が無事完結しました「コワい話はキくだけで。」全3巻

好きな漫画が無事完結しました「コワい話はキくだけで。」全3巻

株式会社 KADOKAWA様
漫画 景山五月 先生
原作 梨 先生
この漫画が終わった事は、嬉しくもあり悲しくもあります。
というのも、こちらの作品に関しましては誰かに「おすすめの怖い・ホラー・怪談系漫画ある?」に言われてたらこちらの作品はオススメする漫画だったので。

じゃあ、贔屓的に見るか?違います。それほどに好みの作品でした。
というのも、どうぞ。と投げかけた話。
話を読んで見るものの時間と

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日記

日記

おはようございます。
こんにちは。
こんばんは。

どれかの挨拶にに当てはまった人は、ラッキーです😊
口や見て貰える文章なら、良い言葉の方が良いですもんね。

何書こうとしてたんだっけ…。

そうだ。
好きな漫画が完結したのと、読み終えた実話怪談集の感想を、今後お伝えしたいと思います。

最近、フォロワー様が増えてありがたいですね😊

「それがいる森」を観ました

今回はちゃんとしたネタバレ無しです(個人的意見メイン)

田舎町でひとり農業に勤しむ田中淳一のもとに、ある日、別れた妻の爽子と東京で暮らしているはずの小学生の息子・一也が突然ひとりで訪ねてくる。しばらくの間、淳一と一也は一緒に暮らすことになるが、ちょうどその頃、近くの森では不可解な怪奇現象が立て続けに発生し、町でも住民の不審死や失踪事件が相次いでいた。そして淳一と一也も、得体の知れない“それ”を目

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小話

小話

「いや。ご期待に添えるかは分かりかねますが・・・」
そう言って話してくれた話である。

その人は幼い頃、よくくしゃみをしていた。何年も毎日。
花粉症とかの時期に関係なく、毎日くしゃみをしていた「はーくしょん!!」と大きな音を立てて。くしゃみしすぎて鼻水じゃなくて鼻血がでていたらしい。
親御さんが言うには、くしゃみをしているのは日中だけでなく寝ている時にでもあった。「はーくしょん!!」と大きな声で言

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創作怪談「花」

創作怪談「花」

ある日の事、その集落にある白く咲く花が全て真っ赤になった。
現在なら解明できるであろう偶然に、集落は慌てふためいた。
すると、一人の女性が手をあげてこう言った。
「私が死にましたらた収まると思います。火柱にかけて下さいませ。ただし、今から10日後にございます。それまでは我が家を、村民あげてもてなして下さいますよう願います」そうして、頭を下げた。

それから女性の家を中心に宴が催された。村民は踊り、

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