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日常から得た気づきのメモを中心としたマガジン。 ブログ「すごいライフハック」へのエントランス。
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#給料

安易に成果主義を導入すると優秀な人が辞めまくる現実

安易に成果主義を導入すると優秀な人が辞めまくる現実

大手企業において成果主義を導入する企業が増えているが、施策の導入によりむしろ優秀な人材を失ってしまうという話をしばしば耳にする。

なぜ大手企業が高額なコンサルに業務委託して導入した評価制度を利用してもなお失敗してしまうのか。

答えは簡単で、評価されていない優秀な人材が辞めまくって業務が崩壊するというだけの話なのだ。

正当な人事考課が難しい組織営業のように仕事の成果が数値で表現される組織はそれ

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公認会計士は稼げる?稼げない?

公認会計士は稼げる?稼げない?

こんな話が最近YouTubeで盛り上がっているようなので筆者の見解を書いておこう。

公認会計士の年収については、以前下記の記事を書いた。

また、収入の内訳については下記の記事を書いた。

上記の内容を要約すると、

・監査法人なら初年度から500万円くらい稼げる。
・10年もしないうちに1,000万円くらい稼げる。
・だが、その内訳は賞与と残業代が3割〜4割くらい

つまり、長時間労働を行なっ

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同じ「年収」でも実態は全然違う!なんちゃって高収入・高年収男子には気を付けろ!

同じ「年収」でも実態は全然違う!なんちゃって高収入・高年収男子には気を付けろ!

総合商社、広告代理店、外資金融、外資コンサルなど、「高収入」であると言われる職業は複数存在する。

具体的な会社については、しばしば話題になる東洋経済の平均年収「全国トップ500社」ランキングを参照して欲しい。

高収入のハードルとして、例えば年収1,000万円というのは、一昔前は一つの「成功」のラインであった。

実はその水準に至っても東京では全然庶民なのだが、その水準ですら全体の5%くらいの人

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一般的な監査法人勤務の公認会計士の年収

一般的な監査法人勤務の公認会計士の年収



こちらが筆者が公認会計士になってからの年収の推移だ。

厳密に言えば、論文式試験に合格して監査法人で働き始めてからの年収になる。勤務先はいわゆるBig4のどれかである。

青色の棒が総支給額(額面)で、オレンジ色の棒が税・社保料控除後の差引支給額(手取り)である。

上司からの評価は「良い」〜「良い方」くらい(※「非常に良い」は取ったことがないことに注意)を推移してきており、「一般的な会計士」

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