見出し画像

公認会計士は稼げる?稼げない?

こんな話が最近YouTubeで盛り上がっているようなので筆者の見解を書いておこう。


公認会計士の年収については、以前下記の記事を書いた。

また、収入の内訳については下記の記事を書いた。

上記の内容を要約すると、

・監査法人なら初年度から500万円くらい稼げる。
・10年もしないうちに1,000万円くらい稼げる。
・だが、その内訳は賞与と残業代が3割〜4割くらい

つまり、長時間労働を行なった上でそこそこの評価が付いている前提で10年もしないうちに10Mくらいは稼げるという話である。

まずは同じビルの他社の従業員が帰宅する中、逆行して事務所に戻って第2ラウンドを始めたり、定時後にコンビニに休憩に行くとレストランで酒盛りをやっている同じビルの他社の従業員を見て疑問を感じたりという長時間労働が前提となっている。

また、評価が得られなければもちろん賞与水準は低くなるので、評価を得ることも必要だ。

ちなみに筆者が見ている限りは、

・簿記、財務諸表論に詳しくて合格順位が高い人
・見た目も中身も真面目なタイプ

が高評価になっているパターンが多い。


ということで、実際5Mくらいからスタートして10年もしないうちに10Mもらえるので稼いでいるといえば稼いでいるが、世の中には定時で帰っても10Mもらえる仕事もあるので、「稼げる」か?と言われると「ぼちぼちもらってるよ。単価は安いけど。」という回答となる。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?