自分の悩みは自分だけでは99%解決しない理由。
「悩んでいる人」ってね、まず、間違いなく「悩んでいる状態」にありますね。
何言ってんだ?って思いますか?
「悩み続けている人」は、ほぼ確実に「悩み続けている状態」にある。
当たり前のことを言ってんじゃねえ!って怒りますか?
はい。
まあ、怒って当然の言い回しなんですが、
それこそが、「悩みが解決しない理由」でもあります。
本当に多くの人がね、「悩みを作り出した自分の思考と、悩みに苦しんでいる自分の感情」を持った状態で、「悩みを解決したい」と思っている。
そこが大変、微妙なんです。
彼氏に振られようが、受験に失敗しようが、妻が相手をしてくれなかろうが、友達と上手くいかなかろうが、悩みを持たない人だっているんですね。
「出来事→悩み」ではなくて、
「出来事→自分の思考方法→悩み」
なんです。
あなたの周りにも、「悩みのない人」「悩まない人」ってのがいるかもしれません。
そういう人ってね、マイナスな出来事をそのまま悩みや苦しみにすることはないわけです。
起きた出来事を、「自分の思考」によって、悩みや苦しみに変えているのが実際のところの話です。
そして、その思考というのは、例えるのならば、黒や赤や黄色、緑色なんかの色のついたサングラスのようなものです。
非常に度の強いメガネや、乱視や弱視・老眼等を補正するメガネのようなもの。
人の思考というのは、そういうものをいくつもいくつも重ねてかけていて、その状態で世界を見ていることがほとんどだったりします。
となるとね、ちゃんとは見えません。
ちゃんと見えない。
赤いサングラスをかけている人には赤いものは極めて見えにくくなりますし、黄色のサングラスをかけている人は青いものは緑に見えます。
歪んでいるわけです。
視点が。
そして、それによる思考が。
その歪みが大きくなったものが自分の思考の中にあると思っていた方がいい。
もしくは、それが思考の全てである場合もあるかもしれません。
自分の悩みがいつまでも解決せず、長いことを自分の中でくすぶっている人も多いとは思いますが、それはそういう理由によるものです。
世界を見る視点が狂い、正しく見ようと思っても見えなくなっていて、その情報から作り上げた思考法によって自分の作った悩みを解決しようと言うわけで、「そんなん、ムリに決まってんだろ。」としか言いようが無かったりしますね。
とはいえ、自分で解決策を作れる人もいくらでもいます。
自分で答えを見つけられるケースをもいくらでもある。
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