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【ニュース感想文】退職代行サービス、大企業の2割が経験/全体の7割が「賃上げ」で引き留め/TSR調べ

こんばんは!
3年前、上司に退職すると啖呵を切った際、一言だけ「お疲れ~」と言われた男、小栗義樹です。

本日は火曜日!火曜日はニュース感想文!
ということで、さっそくいってみましょう!

※本日の記事、最後の章を有料にさせて頂きます。ドぎつい事を書いちゃいました(笑)

本日の題材はコチラ

退職代行サービス、大企業の2割が経験/全体の7割が「賃上げ」で引き留め/TSR調べ

簡単に要約すると、最近流行っている「退職代行」から連絡をもらったことがある大企業が2割、その上で、全体の7割は賃上げという条件を提示して、退職代行を利用した社員を引き留めようとしたということがアンケートの結果で分かったという内容です。

記事を読んで最初に思ったことは、退職代行という仕事を今から始めようと思ったら、相当儲かるという事です。このままいけば、間違いなくこの市場は大きくなると思います。もちろん、法律に詳しい「専門家」などの人材が必要になるので、簡単に開業することは、本来は出来ないと思いますが。

また、年々「会社」「組織」「サラリーマン」という日本では当たり前だった体制の崩壊が着々と進んでいるという事も言えると思います。この記事では、退職代行をよく利用している、いわゆる、ボリュームゾーンまでは分析されていませんが、退職代行という言葉が新しい言葉としてカテゴライズされているという文面から察するに、主な利用者層は若者・Z世代にあたるのだと思います。

つまり、若者・Z世代と呼ばれる方々からすると、そもそも会社勤めという概念が価値観と合っていないという事になると思います。そして退職代行とは、そんな新たなミスマッチに対して生まれた「新たな言葉」「新たなニーズ」という風に言えるのでしょう。

で、それに対して会社側は賃上げという条件を提示し、社員の引き留めにかかったという風に書いてあります。

記事の中では、会社側が提示した条件に対して、どれくらいの人が退職を思い留まったのかは書いてありません。それに関する触りみたいなものも、僕が記事を読んだ限りでは発見できませんでした。よって、この先の僕の話には根拠という根拠がありません。真実はまったく分からない状態。いわゆる、仮説で話を進めていきます。

読んだ所感でいくと、思い留まった人の数は少ないと思っています。多分ですが、退職代行を使用して会社を辞めようとする人たちって、辞める理由のど真ん中にあるものが「やりがい」とか「安心感」なんだと思うんですよね。もちろんお金もあると思います。でも、そこがメインではないはずです。だって、お金が少ないことが退職理由のど真ん中なんだとしたら、そもそも退職代行にお金を払ったりはしないでしょう?

今の若い人たち、そんなにお金に困っていないと思うんですよね。もちろんそうじゃない人が退職代行を利用している例もあるだろうし、若い人の中でもお金に困っている人はいると思います。それは当然あるでしょう。でも、そうじゃなくても楽しく暮らすことが出来る環境が、現代にはきちんと整っていると見る方が自然です。

あらゆるコンテンツは無料で楽しめます。趣味に興じる必要経費だって、年々下がってきているでしょう。そもそも若いうちは自由に使えるお金の方が多いと思います。固定でかかる出費を抑える方法がいくらでもあるわけですから。

一言で言うと、退職代行を使う人たちが欲しいのは「安心できる居場所」と「融通の利く自由な時間」なんじゃないかなと僕は思っています。

お金はあるに越したことは無い。でも、今のお給料は生活に困るほどのものでもないし、なんなら割と好きに遊べているというのが実態なんじゃないかと、そう思うわけです。

だから僕は、退職代行からきた電話に対して賃上げを提示するよりも、本当に必要だと感じている人材に対しては「〇〇さんにお願いしようと思っていたある仕事があった。その内容に関する資料だけでも読んでもらいたい」と根気よくお願いした方がいいと思っています。お金の話をする場合も単なる賃上げではなく、その仕事に付随するボーナスを支給するという打ち手の方が満足度が高いのではないでしょうか?

まぁ、今回の話は憶測が多めなので、そもそもが間違っている可能性もあると思いますから、あくまで個人の妄想であり、妄想に対する感想として読んでもらえると嬉しいです。

最後に1つ、漠然とした話の中で揺るがない真実を語ります。

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