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#雑記
身体の「選び方」/他人の身体にときめく
前回の記事を単体で購入された方が数名いて、忍びない気持ちになったので(2000字のために400円払って貰ったことが気詰まりなのである)、罪滅ぼしとして、追記を書くことにした。
「身体で通じ合える相手」というタイトルを見て、「もしや〈身体の相性〉的な内容を期待した方がいるのでは……」と更新後に思い至り、その観点で読み返してみた。
すると、「身体で通じ合う」ことの材料が「並んで歩く」のみだったので、
距離を置くこと、「忘れる」こと。
一昨日の夜から妙に熱っぽくてだるい。昨夕測ったら、やはり微熱があった。
いつもなら構わず仕事をするけど、珍しく「もう今日は仕事しない」と決めて、布団にこもっていた。
新刊のエッセイ集。著者としての作業が終わり、あとは刊行を待つばかり。
2/16(金)に発売記念イベントも決まり、順調に席が埋まっていっているようです。ありがたい(第2弾も企画中だよ)。
年明け初めてのnote。どんな一年にするか、タ
言葉から意味を剥がす/詩と予言
最初の記事で宣言した通り、「わたしの現代詩ノート」は、主に資料の引用、ときどき日記以上・エッセイ未満の読みものを想定している。
色んな人が過去/現在「詩」について書いていること、イベント等から見聞きしたこと、それに対する私の感想もあればたまに添えようかな、ぐらい。
「引用だけで、お前の意見はないのかよ?」という反応を受けそうで怖いのだが、あんまり「文月悠光が何かやっている」という印象を与えないよう
「孤立」についての覚え書き
年に一回だけ、同じ占い師さんに仕事のことを占ってもらっている。
その人は客を励ましたり褒めたり一切しない。良いことも悪いことも淡々と伝える方なので、行ったところで悩みが晴れたり、安心したりすることはない。むしろ盛大にモヤモヤさせられる。そういうところが唯一気に入っている。
今月、1年ぶりに占いに行ったら、話の文脈は伏せるけど、「このまま流されていると、来年の夏に孤立してる」「誰にも見られていない
「わたしの現代詩ノート」は、独りよがりな実験である。
詩から孤立しないように、詩について何か書いておきたいと思ったのでした。
孤立の中に詩があるというのに脆弱な、という意見もあるだろうけどね。
おまえが孤立してるのは○○(世間、とか業界的な何か)からだろ! という突っ込みも脇に置いておくよね。
○「わたしの現代詩ノート」について
「わたしの現代詩ノート」と名づけて、詩について書くマガジンをはじめてみることにした。
穂村弘さんの『ぼくの短歌ノート』
【雑記】cakesで連載を始めた話/新年会に潜入!の巻
ご無沙汰しております、文月悠光です。本年もよろしくお願いします。
最近も変わらず、ひたすら書いて、ときどき朗読して、散歩の犬に怯え、
「一人だなあ」と思いながら本を読み…という毎日を過ごしています。
そんな私、cakesで連載を始めることになりました!
連載〈臆病な詩人、街へ出る。〉は、
世間知らずで、夢見がちで、冴えない私(24)が
未経験の事柄に飛び込んでいく体験型のエッセイです。
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稲葉真弓さんのご逝去を悼んで(詩集『連作・志摩 ひかりへの旅』評)
作家の稲葉真弓さんが亡くなられた、というニュースが飛び込んできた。まだ64歳……。突然の訃報に心底驚きました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140901/k10014235531000.html
稲葉さんとの出会いは、3年前の9月「ことばのポトラック」での共演がきっかけ。艶やかな作風から強い方をイメージしていたのですが、気品のある優しい方でした。詩人として