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はじめること、そして、続けること。

何かを始めるのには、なんだかんだ勇気が必要な時がある。何も考えずにすっと始められる時もあるけれども、考えてしまうと二の足を踏んでしまう自分もいる。

頭の中では、わかっている気がしても行動に移せないのは、何かしら引っかかる理由があるからで、その理由と向き合わなければ進めない。

金銭的な問題、心理的な問題、思いの丈、幼少期の経験。

いくつもの出来事が絡み合って、きっといまがある。
一筋縄にはいかないのだ。いくときもあるんだけどなぁ、、。なんとなくでもさらっと始まりのハードルも知らずに飛び越えてしまうこともあったけれども。

経験というのは、積み重ねて糧となり重要な要素だったりするけれども、反対の性質も持つ。

良くも悪くも。経験が邪魔をする。邪魔になって一歩を踏み出せない。

そういうことも多々ある。年齢とともに、賢くなっているようで、衰えていくものもある。失っているものは、身軽さだったり、無謀さだったり、そういうフレッシュなものであることは間違いないと思う。

それで、諦めてしまったら終わりだ。
でもまだ終わりたくないので、なんとかする。

それの繰り返しなのだ。
そしたら、きっと、諦めることをあきらめるのだ。笑

あの手この手、できないところはすっ飛ばした解決策、回避策。なんでもいいからやってみる、試してみる、といった好奇心は幸いにもまだ持ってる。

ゆっくりとしたペースだけれども、やってみることに意味はある。
完成しなくても、作っていて自分には無理だと思っても、軌道修正という道はある。全く新しい道が見えるかもしれない。

できることとできないこと。

それは誰にだってある。できないのなら誰かに補ってもらってもいい。できるところだけでもいい。まずは、やってみないと何も始まらない。

そんな想いを胸に、やってみるしか道は拓けない。
閑散とした荒野にも、悠然と狼煙をたてる。どんなに小さくても、きっと誰かの目に留まることだってある。

それには、続けていく、ということが必要だけれど。

何度経験していても、その時を忘れていることもある。また、同じ出来事がおきて、これで良かったのだと、再確認することもある。

そう思えたなら、間違ってはいない。
コツコツと地道な小さな始まりも悪いことなど何もない。

大きいとか小さいとかいった尺度ではなく、人生の1ページを彩る気持ちで始められたらいいと思う。
最初から七色に輝いていなくても、一色ずつ色をつけ、輝きを見つけ、ページに刻み込む。そんな本なら、人生の最後に読み返す時、きっと笑顔の気持ちでいられる。

スローペースでも、少しずつ、描いてみる。
自分の人生の1ページを振り返る時のために、今できることを。
何度でもはじめよう。そして続けていこう。
いつか、諦めることをあきらめられるように。



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