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もお これでいいのよと別なことを夢見ながら、身を投げ入れる #3
せっくすしたくて泣いとる、という構文をよくポストする。ネタではなく、ほんとうに泣いているのである。性欲を満たしてくれるロボットがいればいいのになぁ。さびしさを埋めてくれるロボットが。けれどわたし、かれがロボットであることに憤慨して、ボコボコに壊すところまで目に見えている。あんた、喘ぎ声、ちゃんと腹の底から出してんの? ころしてやろうか。ころしてちょうだい。これじゃあまるで『ボッコちゃん』みたい。
もっとみるゆくすえ(小説)最終
ていねいに磨き上げられた食器を、陽の光に透かした。海の底のような深い色をしたそれは、以前から気に入っていたものだった。恩田と暮らし始めたばかりのころ、工房を何軒もまわったのちに買ったものだ。秋の光が穏やかに射して、めるろのこめかみを照らした。窓の外に視線を向ける。きらきらと輝く河川が、遠くまでいちめんに広がっているのが見える。
新しい部屋には、何もなかった。たいていのものは以前の家で処分を
わたしが古橋を殺した #2
知っている人が首吊り未遂をして、精神病棟に送られた。羨ましくなった。同じように自殺をして亡くなった人たちの話を聞くと、不謹慎だが羨ましく、また妬ましくなる。わたしもそうでありたい。毎日毎日、別の空間に行きたい、と考えている。けさは、大きなうんちが出た。
古橋も山田も死んでしまったの、山田が死んでしまったのだから古橋も死んでしまったの。キャラクターとして在るのはくるしい。わたし、きょう、憧れの先輩と話せてうれしかった。
生きるんだ古橋ちゃん #1
1.クロミちゃんは文学である
サンリオピューロランドに行きました。幼い頃に行って、それっきりだった場所。社会人3年目。仕事にも慣れてきて、その分負担も増えてきて、何かに癒されたいという気持ちが大きくなってきた今日この頃。周りが韓国アイドルや乃木坂46を推していく中で、古橋ちゃんが手に入れた唯一の癒し!それがサンリオキャラクターズでした。
古橋の職場のデスクはキャラクターものばかり。職業