Webライターはしんどい!?やめたいと思った理由5選
Webライターは元手がかからず、誰でも始められます。
しかし思ったよりも稼げず、
「Webライターってしんどい」
「もう辞めたい……」
と感じているライターさんも多いのでは?
Webライターは収入が安定するまでは、本当に大変な仕事です。
しかし、そこさえ乗り越えれば収入は安定してきます。
ここでは、Webライターを辞めたいと思ったのはどんなときか?
について、実体験交えて紹介していきます。
Webライターをやめたいと思った理由5選
Webライターをやめたいと思った理由は、次のとおりです。
それぞれ紹介していきます。
1.仕事が途切れたとき
クラウドソーシングで単発の案件ばかり受けていると、常に仕事が途切れるリスクと仕事を探す手間が発生します。
安定した収入を得るなら、
クライアントの信頼を得る → 案件を継続的にいただく
しかありません。
また、継続案件の案件を受注できても、クライアント都合で突然打ち切りになることも…。
もし、抱えている継続案件が1社のみの場合は、打ち切りになったら仕事が途切れてしまいます。
とくにお金に余裕がないと、精神的なダメージは大きいですね。
2.自分に能力がないと感じたとき
Webライターの仕事は、自分自身の文章力や表現力を試されることが多く、常にクライアントからの評価を受ける立場にあります。
何度もクライアントから修正の指摘を受けると、どうしても自信を失ってしまうことも……。
特に、自分なりに全力を尽くして納品したドキュメントに、びっしりとダメ出しコメントが入っているのを見ると、「ここまでダメなのか……」と絶望的な気持ちに襲われるものです。
一つ一つの指摘は、ライターとしての成長のために必要なものだと頭では理解していても、実際に受け取るとやはり心に負担がかかります。
クライアントの期待に応えられていないという感覚が積み重なると、次第に
「自分は本当にこの仕事に向いているのだろうか」
「文章を書くことが好きで始めたはずなのに、こんなに苦しい思いをしてまで続ける意味があるのだろうか」
と、自問自答するようになります。
特に、納品物に対して求められる品質が高いと、たとえ小さなミスでも重く感じてしまいます。
例えば、誤字脱字の指摘や表現の不自然さ、より具体的に書くべき箇所の不足など、自分では気づかなかった弱点が次々と浮かび上がってきます。
そのたびに「自分はまだまだ未熟なんだ」と痛感し、ライターとしての能力に限界を感じてしまうのです。
こうした経験が続くと、次第に「自分はこの仕事に向いていないんじゃないか……」という思いが強くなり、気力が失われていきます。
努力をしても成果が出ない、自分の成長が実感できないという状況は、どんな仕事においても辛いものです。
それが積み重なると、「もうやめてしまいたい」と思うことも増えてしまいます。
3.働きすぎと感じたとき
継続案件を複数のクライアントから抱えていると、徐々に精神的にも体力的にも疲れが蓄積していきました。
特に、多くの案件を同時進行で進めている場合、常に納期に追われている感覚に囚われることが多いです。
この状態が長く続くと、心の余裕がなくなり、次第にしんどさを感じるようになります。
朝早くから夜遅くまで働く日々が続くと、ふと「一体何のために働いているのだろう」と疑問が浮かぶことも……。
仕事に追われる生活の中で、自分自身の人生が見えなくなり、何のために努力しているのか、その目的が曖昧になってしまうこともあります。
また、フリーランスである以上、仕事がなくなる不安は常に付きまといます。
そのため、依頼が来ると断るのが難しく、自分のキャパシティを超えて仕事を受けてしまうことも多々ありました。
結果として、休む時間が減り、生活リズムも崩れてしまい、仕事に対するモチベーションが低下してしまうことがあります。
「自分はこの仕事に向いていないんじゃないか……」と感じたことも一度や二度ではありません。
納期に間に合わせるために無理をして働き続けるうちに、自分の能力や適性について疑いを持つようになるのです。
このような不安や葛藤は、フリーランスにとって避けて通れない現実かもしれませんが、それが積み重なることで、「もう辞めたい」と感じることがあるのは確かです。
4.収入が上がらないとき
Webライターの収入は、基本的に執筆する文字数に強く依存します。
つまり、たくさんの文字を書けばそれだけ報酬が増えやすいという構造です。しかし、1日に執筆できる文字数には物理的な限界があるため、簡単に収入を増やすことはできません。
特に初心者や経験が少ない段階では、スピードも遅く、内容の質もまだ安定していないことが多いため、文字数を増やしても効果的に稼ぐことは難しいのが現実です。
例えば、1文字あたり0.5円という低単価の案件を受けた場合、10,000文字を書いてようやく5,000円の報酬を得ることができます。
しかも、クラウドソーシングなどのプラットフォームを通じて仕事を受けている場合、そこから手数料が差し引かれるため、実際の手取り額はさらに少なくなります。
このような環境では、いくら頑張っても高い収入を得るのが難しいと感じてしまうのは無理もありません。
私の場合、当時3–4時間かけてやっと5,000文字を書くことができるかどうかという状態でした。
1日の執筆時間をフルに使っても、30,000文字が限界で、それで得られる収入はせいぜい15,000円程度です。
しかし、その金額からさらに手数料が引かれることを考えると、毎日の生活を十分に支える収入にはほど遠いものでした。
さらに、執筆時間が長ければ長いほど、肉体的にも精神的にも疲労が蓄積してしまい、継続すること自体が苦痛に感じることも増えてきました。
特に長時間作業に集中しなければならないため、肩こりや目の疲れ、精神的なストレスも大きく、そういった面での負担も収入と比較して非常に大きいと感じていました。
こうした理由から、収入を増やそうと努力しても、それが必ずしも報われるわけではなく、むしろ心身ともに疲弊することが多いというのが、Webライターとしての難しさの一つです。
5.将来に不安を感じたとき
収入が不安定で、毎日納期に追われ続ける生活をしていると、ふとした瞬間に「このままWebライターの仕事を続けていて本当に大丈夫だろうか…」という不安が心の中をよぎることがあります。
この仕事が好きで始めたはずなのに、毎日のプレッシャーや先行きの見えない状況に押しつぶされそうになると、未来への希望が薄れてしまうこともありました。
特に、収入面での不安が大きいです。
会社員のような安定した給与が毎月確実に手に入るわけではなく、案件数によって月ごとの収入が大きく変動することが多いため、「今月はなんとかやっていけたけど、来月はどうなるだろう?」と、常に頭の片隅で不安が消えない日々が続きました。
そのため、夜寝る前や朝目が覚めたときに、漠然とした将来への不安が押し寄せてくることもあります。
「このままWebライターの仕事を続けていいのかな…」
「もっと安定した仕事に転職すべきなんじゃないか…」
と悩むこともありました。
特に、納期に追われているときや、クライアントからの要求が厳しいときなどは、その思いがより強くなることも。
将来に対して明確な見通しが立てられないことが精神的な負担となり、「会社員として働いていた頃のほうがまだ楽だったかもしれない」と過去を振り返ってしまう瞬間も少なくありませんでした。
会社員として働いていた頃は、毎月の安定した給料や福利厚生、同僚とのつながりといった面での安心感がありました。
それに比べて、フリーランスのWebライターとしての生活は、自由である反面、孤独や不安と常に向き合うことを余儀なくされます。
このまま続けるべきか、もっと別の道を探すべきかという葛藤に悩まされることは、Webライターの仕事をしていると少なからず誰しもが感じる部分かもしれません。
大切なのは目標を決めること
ここまで、Webライターを辞めたい理由について紹介しました。
Webライターに限らず、ただ闇雲に仕事をするだけでは大きく稼ぐことは難しいです。
収入を上げるためにはどれくらいの月収が欲しいか、具体的な数値で目標を決めることが大切です。
「どうすれば目標を達成できるか?」
仕事内容や行動を見直すことです。
月収30万円達成を目標とした場合、50万円達成するには何をすればいいのか?
を具体的な数値に落とし込みます。
たとえば、「1日2万円分の仕事をする」、「単価の高い案件に○件応募する」などですね。
まとめ
この記事ではWebライターをやめたいと思った理由を紹介しました。
Webライターという仕事は大変ですが、軌道に乗れば会社員の収入以上に稼ぐことも可能です。
そのためには、しっかりと目標を設定することが大切です。