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読書感想『カレー移民の謎 日本を制覇する「インネパ」』(室橋裕和)
今やどこの街にもある格安カレー屋。
なぜほとんどがネパール人経営なのか?
何故画一的なメニューなのか?
そんな身近な謎から、移民達の熱意、出稼ぎ国家の悲哀や暗部を探るノンフィクション。
読みやすく面白かった。軽快な文章と面白いエピソードのおかげでサクサクと読める。
まず前半、いかにしてインネパカレーが広まったのかをインタビューで紐解いていく流れは、身近な文化史といった感じで面白かった。
僕
最近読んでる漫画アプリの無料漫画21作の紹介
最近、いろんな漫画アプリで「1日1話無料!」的な漫画を沢山読んでいます。
皆さんに紹介したいので紹介しますね。
1. 『大東京ビンボー生活マニュアル』(コミックDAYS)
80年代後半、東京の下町で気ままに暮らすフリーター男の日常を、哀愁たっぷりに描いた漫画。
界隈では『牛丼ガイジ』の愛称で有名な漫画ですね。
ネットでは「隣人に物をタカりまくっててムカつく」「ダメ男なのに何故か周囲に愛され
映画感想『スイス・アーミー・マン』
映画『スイス・アーミー・マン』
無人島で孤独に絶望した男が、一つの死体を発見する。死体は尻からオナラ放出など特殊な機能満載で、次第に男の支えとなり……というコメディ(?)。
何なのか最後までよく分からない凄い映画。
死体が動くことの不可思議さをさて置いて、下ネタ気味な会話と孤独な男の哀愁をたっぷりと描く。
笑えばいいのか泣けば良いのか? こんな掴みどころの無い話をよく映画完成まで漕ぎつけたな
ミステリ感想『六人の嘘つきな大学生』(浅倉 秋成)
『六人の嘘つきな大学生』(浅倉 秋成)
とあるエリート企業の最終選考に残った六人の就活生。選考過程で意気投合した彼らだが、最終ディスカッション中に彼らの罪を告発する封筒が見つかり……という就活ミステリ。
面白かった!
二転三転する展開が面白くて、夜更かしして熱中してしまった。
登場人物が善人か悪人か、読者に思い込ませる誘導が上手く、作者の目論見通りに転がされてしまった。
犯人当ての誘導も巧
ミステリ感想『方舟』(夕木春央)
『方舟』(夕木春央)
地震で古びた地下建築物に閉じ込められた若者達。浸水による死のリミットが迫る中、殺人事件が発生。犯人は何故こんな状況で殺人を行ったのか? という本格ミステリ。
面白かった!
この本の面白さは(1)いかにもそそる舞台設定、(2)緻密で論理的な謎解き、(3)素晴らしいラスト の3つある。
まずは(1)この舞台設定を思い付いたのが偉い。魅力的な謎はミステリにおいて(読まれるた
日記――泥酔時に最適な漫画、攻殻機動隊SAC_2045シーズン1、初『服を掴む』、ミニストップの周回、そうめん、日記を毎日書いた一週間
日記! 暑いですね、やれやれ。
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・泥酔時に最適な漫画
久しぶりにビール一缶飲んでクラクラしていたので、
こういう時に最適な漫画とかないかな?と思って
本棚から、しりあがり寿さんの『真夜中の弥次さん喜多さん』1巻出してきました。
ご存じの方も多いかと思いますが、
弥次さん喜多さんの旅行記でありながら、
喜多さんが薬物中毒者のためか、幻想としか思えない破茶滅茶な町ばかり辿るという漫画。
日記――乳首サイズ変更、初『グーパー』、生きつづける理由、それ町最終話の解釈、毎日日記は時間がかかりすぎ 他
とりとめのない日記……。
・乳首サイズ変更
生後三ヶ月とのことで、
哺乳瓶の乳首のサイズをS→Mに変更。
あんま変わってる感じしないけど……。
ただ育児って、全てが不可逆なのがすごい。もうサイズSには戻れない。人生そのものですよ。
・初『グーパー』
娘、初の「手をグーパーして自分で観察する」をやっていました。
本当に毎日新しいことをしている……これが成長……。
僕も良く調べたら、毎日新