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サッカー日本代表動画分析_失敗に再現性が見られる
北朝鮮戦の反省の続きです。前回の記事で試合全体の反省を書きました。
今回の記事では試合の動画のクリップを使って、個々のシーンごとにどうすれば良かったか考えて行きます。後半開始から選手交代で3バックになるまでの日本のビルドアップ失敗動画を8つクリップしました。再現性のある失敗が見つかっています。
以下の日テレスポーツさんのYouTube動画からクリップを作りました。ホント有難い限り。
では動画
イラン前後の守田選手のコメント考察_交代の失敗が原因では
イラン戦後の守田選手のコメントが結構取り上げられています。
それに対して森保監督がピント外れの回答を返したことも話題になっています。
結構根深い問題だと感じており、何が必要なのか考察します。
イラン戦のおさらい日本は後半からのイランのハイプレスを回避できず、ボールを取られては右サイドにロングボールを放り込まれ続けます。その中で失点し敗北します。
交代で壊れたバランス
選手交代によってバ
アジアカップ反省_4-2-3-1でハイプレスに耐えられるのか
アジアカップの反省です。日本がアジアカップで露呈した大きな課題に前からプレスに来られる中でボールを繋げないことがありました。
今回は課題解決のためにハイプレスをどう回避するかを考えて行きます。個人レベルでできることもありますが、戦術レベルでできることをメインに考えて行きます。その方が個人に頼らずに済み、一貫性を担保しやすいためです。
現代サッカーにおけるハイプレス回避現代において強いチームは守
イラン戦_ハイプレスが機能しなくとも勝てる力を
完敗と感じました。ショックな敗戦です。徹底的に良さを消されたのもありますが、日本も攻撃の形が見出せませんでした。
前半無効化されたハイプレス
イランはイラクやバーレーンと同じくDFからロングボールを蹴り込み日本のハイプレスを無効化しようとしてきました。イランのボランチがDFラインに落ちて3バック気味になり、DFラインにフリーの選手を作ってボールを蹴り込みます。
特に狙われたのが日本の右サイド
バーレーン戦_やはり対ハイプレスに課題か
バーレーン戦も快勝でした。ただ、攻撃はやや手詰まり感があり、最終的には失点するなど、以前まであった圧倒的な強さが引き続き影を潜めています。要因を探ります。
前半ロングボール対策が成功
バーレーンは徹底的に日本のハイプレスを避ける戦術を取ってきました。ゴールキーパーや最終ラインからロングボールを前線に蹴り込みます。競り合いの勝利を狙って高さのあるFWや高さのない毎熊選手を狙う意図も見えました。
インドネシア戦_プレス耐性への懸念
インドネシア戦は快勝でした。人選と戦術が良かったのが一因ですが、そもそもインドネシアが弱かったような気もします。敢えて日本の課題を探ります。
前半3バックへのハイプレスが機能した日本
日本のスタメンは旗手選手がボランチに入る4-2-3-1でした。ただ、実際は旗手選手がインサイドハーフまで上がって4-3-3になることが多かったです。
4-3-3はベトナム戦の後半で3バックを引いた相手へのハイプ
日本対イラク_日本の課題考察
久々の投稿です。イラクはやりにくそうな相手だと思ってましたが、まさか負けるとは…失望でしかなかったです。W杯優勝と言っててこんなところで負けるのか…
カタールW杯以降の日本とアジアカップの日本を比較しつつ、何が不味かったか探ります。
カタールW杯以降の日本の躍進まずカタールW杯では躍進の中で下記の課題が露呈しました。
ローラインで押し上げられない。前からの守備もボール保持も難しくなる
ピッ
W杯決勝後半以降_互角に持ち込んだデシャン監督の采配
W杯決勝の考察続きです。前の記事で前半はアルゼンチンの狙いが嵌まったことを話しました。
問題点を徐々に潰したデシャン監督選手交代で徐々に戦況が変化します。一つずつ振り返ります。
前半の2枚替え:インテンシティを高め、劣勢の右サイドを持ち直す
何と前半で2枚替え。これ以上点を取られると不味いと思ったと思われます。身体能力も守備のインテンシティも高い選手を入れてきました。
デンベレ選手とジルー
W杯決勝前半_狙いが嵌まったアルゼンチン
W杯決勝、素晴らしかったですね。メッシの戴冠も感動的でしたが、試合が劇的に動き過ぎて何度も感情が揺さぶられました。
あまりにも良い試合だったので記事を書くことにしました。
まずはフォーメーションから。
アルゼンチン(赤):4-3-3
守備時もほぼ4-3-3。押し込まれた場合だけ4-4-2になる
フランス(青):4-3-3/4-2-4
攻撃時はグリーズマン選手(青のRIH)が前目にポジシ
クロアチア戦_付け焼き刃の限界
クロアチア戦の敗因深掘り_ベスト8に必要だったこと前回の記事で、クロアチアが狙いを持って日本の左サイドにボールを放り込んできたことに触れました。日本はその左サイドでマークがずれて失点し、敗戦することになります。
一つの対策として、後半頭から酒井選手をRWBとして入れていれば失点を防げたかもしれません。これは複数の方が指摘されています。酒井選手なら相手の放り込みにより対応できたでしょう。リードし