マガジンのカバー画像

[A面:BizDev]

7
運営しているクリエイター

記事一覧

ビジネス・ディベロップメントとは何か?(僕なりの現時点でのアンサー)

ビジネス・ディベロップメントとは何か?(僕なりの現時点でのアンサー)

僕は2018年頃からビジネス・ディベロップメントという役職についたり、その役職がどうあるべきかをこの数年考え続けていました。全ての事業にマッチする定義は難しいため、企業ごとに変化・進化をしていくものかと思いますが、自分にとってのビジネス・ディベロップメントとはどんな役割を持つのか、について簡単ですが現時点でのアンサーとしてまとめたいと思います。

プロダクトマネジメントトライアングルプロダクトマネ

もっとみる
売れないを避けるための手法『リーン顧客開発』をまとめてLTしました(資料もあるよ) #プロダクト筋トレ

売れないを避けるための手法『リーン顧客開発』をまとめてLTしました(資料もあるよ) #プロダクト筋トレ

5月12日にプロダクト筋トレコミュニティのLT会「ユーザーリサーチ・インタビュー・UX系の本LT大会」で積ん読していた『リーン顧客開発』を紹介してきました。

リーン顧客開発とは何か「顧客開発」という言葉はあまり聞き慣れないかもしれません。私もなんとなくでしかわからないですし、むしろ今までは「ビジネス開発(BizDev?)」のような観点で同じことを考えていたかもしれません。

「顧客開発」は「製品

もっとみる
”プロダクトのカタ”を1枚にまとめてみた

”プロダクトのカタ”を1枚にまとめてみた

最近プロダクトマネジメント界隈が盛り上がっているように思う。

これは、デジタルトランスフォーメーションという言葉を耳にタコができるくらい聞くようになって、テクノロジーを活用して新規ビジネスを作り出すには結局、プロダクトをどのように効率よく、効果的に開発し、市場に投入するか、を理解することが重要だということに気づいた人たちが増えているからではないかと考えています。

僕自身はPdMではないのですが

もっとみる
「歩み寄り」と「バケツリレー」の話

「歩み寄り」と「バケツリレー」の話

※写真はスペイン、サラゴサにあるピラール聖堂

IT業界では、デジタルトランスフォーメーションやDevOpsという言葉がすごく浸透している。デジタルトランスフォーメーションは、ソフトウェアをベースとして、顧客接点を強化することで、売上拡大を目指すようなものだ。そのソフトウェアの開発を迅速かつ、目的にそったものをつくるための手法・考え方として、DevOpsがある。そして、そのDevOpsのサイクルを

もっとみる
スクラム、リーンの考え方でプロジェクトを回そう(ゴールや行動指針は絶対なものではないという意識)

スクラム、リーンの考え方でプロジェクトを回そう(ゴールや行動指針は絶対なものではないという意識)

IT分野においては、顧客が求めている要件を開発期間中には一切変更せずに完成にまで持っていくというウォーターフォールの考え方では、実際に納品されたものの中に不要なものが実装されていたりすることがあり、結果使いにくくなったり、使われなくなってしまったりする。このような不幸な結果を招かないために、スクラムの計画の立て方には、ゴールや日々のアクションは絶対的なものではなく、絶えず変化するものと捉える考え方

もっとみる
「BizDevとマーケティングのはざま」という切り口で書いていきますよっと。

「BizDevとマーケティングのはざま」という切り口で書いていきますよっと。

noteがサービス提供はじめた頃くらいからnoteのアカウントをずっと持っていて昔は写真をあげていたりしたのですが、すっかりご無沙汰しているうちにnoteで情報発信する人も増えているのと同時にビジネス系の人が投稿するケースが増えてきたようですね。

はてなブログも運営しているのですが(これ)、基本的には読んだ本で参考になったところを最近は投稿しています。読まれているんだがよくわからないというのと、

もっとみる
地図としてのBuying Process

地図としてのBuying Process

Buying Processを意識するすでに出来上がっているビジネスであってもそうでなくても、まずはそのビジネスがどの状況にあるのかを意識するのは非常に重要な要素だと思います。SWOTをやってみてもいいと思いますが、個人的にはあまり役に立った経験はありません。(外資系企業の場合、製品は本社主導で開発され、Value Propositionが出来上がっているケースが多いからかと)

一方で、僕が何度

もっとみる