丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)「恋と日本文学と本居宣長」『群像』1995年2月号 『恋と女の日本文学』装丁 和田誠(1936.4.10-2019.10.7) 講談社 1996.8 『恋と日本文学と本居宣長 女の救はれ』講談社文芸文庫 2013.4 大野晋(1919.8.23-2008.7.14)「語学と文学の間 本居宣長の場合」『図書』1978年6月号 『語学と文学の間(岩波現代文庫)』岩波書店 2006.2
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
「恋と日本文学と本居宣長」
『群像』1995年2月号
『恋と女の日本文学』
装丁 和田誠(1936.4.10-2019.10.7)
講談社 1996.8
181ページ
2022年8月30日購入
アマゾン中古 370円
https://www.amazon.co.jp/dp/4062081326
講談社文庫 2000.5
装丁 和田誠(1936.4.10-2019.10.7)
200ページ
2005年3月24日読了
福岡市総合図書館蔵書
https://www.amazon.co.jp/dp/4062645505
『恋と日本文学と本居宣長 女の救はれ』
講談社文芸文庫 2013.4
192ページ
2013年6月7日再読
https://www.amazon.co.jp/dp/4062901919
「日本文学はどうしてこんなに恋が好きなのか
女性中心なのか
「万葉集」から「細雪」までの新しい展望!」
「どうしてこんなに恋が好き?
女性が中心?
新しい日本文学論とは。
恋と女を抜きにして日本文学は語れない──。
世界に誇る最古の長編恋愛小説『源氏物語』を遺す日本。
『万葉集』から『細雪』まで、
隠された恋ごころ、
文学の中の女たちの力について、
作家にして批評家をも兼ねる著者が
縦横に読み解くユニークな日本文学史。
『日本文学史早わかり』
『忠臣藏とは何か』
三部作完結。」
「『忠臣藏とは何か』
『日本文学史早わかり』
と並ぶ、丸谷才一の古典評論三部作。
中国文学から振り返って、
『源氏物語』『新古今和歌集』
という日本の文学作品を検証した
孤立無援の本居宣長の思考を蘇らせ、
さらにはその視点で近代日本文学をも明確に論じる。
女系家族的な考えから日本文学を俯瞰した
「女の救はれ」を併録した
『恋と女の日本文学』を発表時の題に戻し刊行。
丸谷才一の古典評論
島国で育まれた特異な文学 その秘密を解く
有り余る才能を惜しまれつつ
2012年10月に亡くなった丸谷才一。
古典にも造詣が深い著者の
『忠臣藏とは何か』『日本文学史早わかり』に次ぐ作品。
本書は、
『恋と女の日本文学』
(講談社文庫・2000年5月刊)
を底本としたものを改題しました。」
「私が評論を書くのは、自分が感じている謎みたいなものがあって、
それがうまく解けないと、それについて考える。
そうすると解けてくる。それを書くのが僕の評論なんです。
…
本居宣長のことは、小学校の教科書で習った「松坂の一夜」で、
宣長は偉い、とさんざんいわれたわけです。
でも、どういうふうに偉いのかがわからなかった。
そのうちに国文学を読むようになって、
中年のころから宣長も読んでみた。
『新古今』のことを書く必要があって、少し勉強したんです。
そのときに、宣長の『新古今』論が非常によかった。
これはいいな、素晴らしいなと思っているうちに、
小林秀雄さん[1902.4.11-1983.3.1]の
『本居宣長』(新潮社 1977)が出た。ところが、
僕が『新古今』論で感心した宣長とは全く違う宣長なんですよ。
何だか、小林さんと僕とは
別の宣長を読んで感心しているみたいだ、
と不思議で不思議でたまらなかった。
あの本を日本中のみんなが
御真影にお辞儀するみたいにしてほめたでしょう。
それがわからなかった。
そう思っているうちに、中国に行く機会があって、
中国の文学者相手の会話の中で、
井上ひさしさんが私にとっては何でもない
エロチックなことを言ったとき、
中国の文学者は非常にこわばった反応を示した
という事件があって、それに端を発して、
中国文学における恋愛嫌いに気がついた。
それまで気がついていなかったんですよ、
中国文学の恋愛嫌いを。
そのせいで、宣長という人は、
中国文学の圧倒的支配の時代に、
日本文学の恋愛好きの意義に気がついて、
それを言った人なんだ、と気がついた。
現代の日本人からみれば、西洋文学が恋愛中心だから、
宣長は日本文学が恋愛中心であることを
宣揚した偉い人だという、
その偉さがぼやけてしまった。
それで宣長の偉さがよくわからなくなってきて、
ただ漠然とした名声だけが残った。
その漠然とした名声にすがって宣長をほめようとすると、
墓のつくり方で苦心した人だというような宣長論が出来上がり、
それに日本中が感動する、ということになったんだと気がついた。
それで「恋と日本文学と本居宣長」
[『群像』1995年2月号
『恋と女の日本文学』
講談社 1996.8
『恋と日本文学と本居宣長 女の救はれ』
講談社文芸文庫 2013.4]
を書いたんです。」
『丸谷才一の日本語相談
(朝日文芸文庫)』
朝日新聞社 1995.11
p.280
「丸谷才一氏に聞く
本居宣長と恋と五・七・五・七・七の文化」
「[本居宣長(1730.6.21-1801.11.5)は]
日本の古典がじつによく読めて、そして好きだった。
契沖[1640-1701.3.4]もすごいが、それ以上だった。
読めたといふのは、たとへば、
『新古今集美濃の家づと』[1790]
https://norinagakinenkan.com/norinaga/kaisetsu/mino_ieduto.html
の、
「題しらず 定家朝臣
かきやりし其黒髪のすぢごとに打ふすほどはおも影ぞたつ
めでたし、初二句は、ともに寐し夜、かきやりし女のかみなり、
黒髪をいへるは、すぢごとにと面影とのよせ也、
すぢごとにとは、くはしくこまかにといふ意、
打ちふすほどとは、今もうちふす時にはといふ意也、
其女の面影の、くはしくこまかに見ゆるよしなり。
と、呆れるくらゐ精細に分析してゐる
(「よせ」とは歌学で縁語のこと)。
そして好きといふのは文体でわかる。
『新古今』の評釈をこんなにいい文章で書いた人はほかにゐません。
本当に気合がいい。『源氏物語』のわかり方も大したものです。」
p.78「恋と日本文学と本居宣長」
「和歌の集で格の高いのは勅撰集で、
これは国王の命によつて編まれる詞華集だから、
いはば一国の文化を導くものだつた。
その勅撰集の部立(ぶだて)では
四季の巻と恋の巻とが主要なもので、
まづ春夏秋冬の歌によつて季節の正しい循環を予祝し、
次いで恋歌によつて人の心をやはらげるわけだが、
しかし四季を詠む歌と言つても、
純粋に季節の移り変わりだけがあつかはれるわけではない。
たとへば八番目の勅撰集
『新古今和歌集』の巻第一春歌上を見ると、
1番から36番まではともかく、
37番、38番となると様子が違つて、
かすみたつ末の松山ほのぼのと浪にはなるる横雲の空
藤原家隆
春の夜の夢のうき橋とだえして峰にわかるる横雲の空
藤原定家
の二首は春そのものよりもエロチックな情趣が主題となる。
[略]
44番から47番までは
梅の花にほひをうつす袖のうへに軒もる月のかげぞあらそふ
藤原定家
梅が香に昔をとへば春の月こたへぬかげぞ袖にうつれる
藤原家隆
梅の花たが袖ふれしにほひぞと春や昔の月にとはばや
源通具
梅の花あかぬ色香も昔にておなじかたみの春の夜の月
藤原俊成女
と
『古今』 在原業平
「月やあらぬ春や昔の春ならぬわが身一つはもとの身にして」
の本歌どりによつて、過ぎ去つた恋の思ひ出にひたる。
かういふ調子で、恋歌は春歌にまぎれこむ。」
p.36「恋と日本文学と本居宣長」
「以下はほとんど、大野晋さんの説を紹介する形になる」p.80
と書かれている本居宣長についての考証は
大野晋(1919.8.23-2008.7.14)
「語学と文学の間 本居宣長の場合」
『図書』1978年6月号
『日本語と世界(講談社学術文庫)』講談社 1989.9
『語学と文学の間(岩波現代文庫)』岩波書店 2006.2
https://www.amazon.co.jp/dp/4006001541
「宣長は二度目の妻タミさんと仲むつまじく、死ぬまで暮らしますが、私はここで一つの疑問を感じました。それでタミさんのはじめの夫、藤枝九重郎なる人物が何時病死したのかを知りたいと思いました。」p.33
「江戸時代に入って本居宣長が『源氏物語』はもっぱら恋愛の諸相を描いた作品で、男女の間の出来事をモノノアハレと把握することこそ『源氏物語』の本質を把握することだと断言した。
今では常識のように思われるこの『源氏物語』の読み方に彼はなぜ到達したのか。ただ原文を熟読した結果そこに至ったのではないと私は思う。
何か個人的な事情があったのではないか。
そうした目で見ていった結果をここにお話して見たい。」
岩波現代文庫 p.4「はしがき」[新稿2006]
大野晋さんご自身にも、
本居宣長の生涯について考えてしまう、
「何か個人的な事情があった」のでしょうか。
大野晋・丸谷才一
「新しい宣長像」
『ちくま』1993年12月号
丸谷才一
『大いに盛りあがる 丸谷才一対談集』
立風書房 1997.2
https://www.amazon.co.jp/dp/465171045X
https://note.com/fe1955/n/n5c204a5ce103
かきやりしその黒髪のすぢごとにうちふすほどは面影ぞ立つ
定家朝臣
題しらず
新古今和歌集 巻第十五 恋歌五 1390
「あの時かき撫でた黒髪の一筋一筋までくっきりと、横になる時はいつもあの人の面影が浮んでくる。」
『新日本古典文学大系 11』岩波書店 1992.1 p.405
拾遺愚草[定家の家集]。
本歌
黒髪の乱れもしらずうち臥せばまづかきやりし人ぞ恋しき
和泉式部 後拾遺 恋三
面影 目に浮ぶ姿かたち。
「面影に寄する恋」
藤原定家(ふじわらのさだいえ(ていか)1162-1241)
藤原俊成の子。
千載集初出。
新古今集、新勅撰集撰者。
勅撰入集四百六十七首(最多入集歌人)。
隠岐での後鳥羽院による『時代不同歌合』では元良親王と番えられている。小倉百人一首 97 「こぬ人をまつほの浦の夕なぎに焼くやもしほの身もこがれつつ」
http://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/sennin/0teika_t.html https://ja.wikipedia.org/wiki/藤原定家
黒髪の乱れも知らずうち臥せばまづかきやりし人ぞ恋しき
後拾遺和歌集 恋三 755
和泉式部集 86
「和泉式部のこの絶唱によつて「黒髪」は歌語として定着した。そして、 藤原定家 かきやりしその黒髪のすぢごとに打伏すほどは面影ぞ立つ は明らかにこの一首を本歌とする。一代の名匠が和泉式部に張合って詠んだ傑作で、彼女とは逆に男の側から歌つてゐる。かうして一人、横になつてゐると、共寝した夜、わたしがかきやつたあの黒髪の一本一本がはつきりと心に浮かぶ、といふほどの意味だらうが、眼目は第三句の「すぢごとに」で、女の髪の冷やかな感触を伝えて間然するところがない。さながら死んだ女をしのぶかのように。そして、王朝和歌の基本的な技法の一つである本歌どりとは、単なる模倣では決してなく、継承であり、展開であり、唱和であり、それゆゑ一つの批評のあり方なのだから、われわれは定家の本歌どりを手がかりにして、逆に、もつと詳しく本歌の意味を探ることができるかもしれない。さう考へて和泉式部の一首を読み返すとき、われわれは、これは死んだ男ないし遠くに旅している男を虚しくなつかしんでゐる歌なのだと思ひいたるのではなからうか。すくなくとも、わたしはそんな気がする。」
丸谷才一
『新々百人一首』
新潮社 1999.6
https://www.amazon.co.jp/dp/4103206071
https://note.com/fe1955/n/n0d04f004682c
p.479「恋・和泉式部」
『いんなあトリップ』1975年1月号
読書メーター
丸谷才一の本棚
登録冊数183冊
刊行年月順
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091201
高校生の頃(1970-72)に読んだ
福永武彦・中村真一郎・丸谷才一
『深夜の散歩 ミステリの愉しみ』
早川書房 1963.8
https://note.com/fe1955/n/n26e000989c48
https://note.com/fe1955/n/nf236daad7399
以来五十年以上読み続けてきました。
丸谷才一所蔵図書一覧
60冊 単行本刊行年月順
2020年10月13日作成
https://www.facebook.com/tetsujiro.yamamoto/posts/4541208092620461
その後、
アマゾン中古を30数冊購入して、
現在は99冊。
"発表年月日順・丸谷才一作品目録.xls"
エクセルファイル(約三千行)
単行本・文庫本90数冊分の
目次・初出・書評対象書を、
発表年月日順に並べ変えて
編成、作成中。
完全編年体・丸谷才一全集
(の目次・内容一覧)
1925年8月27日誕生
2012年10月13日逝去
「ゆがんだ太陽」
『秩序』第1号(1952年1月発行)
~
「わが青春の一ページ
桐朋学園音楽科60周年記念
コンサート・祝賀会での挨拶
2012年10月8日」
『別れの挨拶』集英社 2013年10月刊
を夢想(妄想)してます。
https://note.com/fe1955/n/n49dc2860af81
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『梨のつぶて 文芸評論集』
晶文社 1966.10
https://note.com/fe1955/n/n3c66be4eafe5
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『日本詩人選 10 後鳥羽院』
筑摩書房 1973.6
https://note.com/fe1955/n/n39b0bac5071d
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『星めがね』
集英社 1975年10月刊
320ページ
[写真]
「新聞や週刊朝日などで多くの書評を書き続けた
丸谷才一氏 1968年」
https://note.com/fe1955/n/n696d2a8ff839
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
山崎正和(1934.3.26-2020.8.19)他
『雑談 歴史と人物』
中央公論社 1976年2月刊
400ページ
荒畑寒村(1887.8.14-1981.3.6)
末川博(1892.11.20-1977.2.16)
源豊宗(1895.10.7-2001.1.17)
金子光晴(1895.12.25-1975.6.30)
守随憲治(1899.3.10-1983.2.7)
植村清二(1901.1.30-1987.5.27)
緒方富雄(1901.11.3-1989.3.31)
中野好夫(1903.8.2-1985.2.20)
石光真人(1904.7.26-1975.8.22)
和田芳恵(1906.4.6-1977.10.5)
濱田義一郎(1907-1986.6.11)
津村秀夫(1907.5.15-1985.8.12)
竹内理三(1907.12.20-1997.3.2)
芳賀幸四郎(1908.12.5-1996.8.6)
角田文衛(1913.4.9-2008.5.14)
小西甚一(1915.8.22-2007.5.26)
https://note.com/fe1955/n/n026b8f7779a3
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『男のポケット』
新潮社 1976年4月刊
新潮文庫 1979年5月刊
272ページ
解説 粕谷一希(1930.2.4-2014.5.30)
https://note.com/fe1955/n/n6458c3ec5b1e
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『遊び時間』
装釘 山藤章二(1937.2.20- )
大和書房 1976年12月刊
285ページ
中公文庫
カバー 山藤章二
解説 金関寿夫
中央公論社 1981年10月刊
310ページ
https://note.com/fe1955/n/nd6424820220b
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『低空飛行』
装幀 池田満寿夫
新潮社 1977.5
https://note.com/fe1955/n/n02eb4952b231
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『言葉あるいは日本語
丸谷才一対談集』
構想社 1977年11月刊
228ページ
岩淵悦太郎(1905-1978)
飯沢匡(1909-1994)
木下順二(1914-2006)
大野晋(1919-2008)
田村隆一(1923-1998)
山口瞳(1926-1995)
https://note.com/fe1955/n/ncecbb5720ade
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『日本文学史早わかり』講談社 1978.4
『無地のネクタイ』岩波書店 2013.2
池澤夏樹(1945.7.7- )
「メイキング・オブ・文学全集」
『池澤夏樹、文学全集を編む』河出書房新社 2017.9
https://note.com/fe1955/n/n6affaef46310
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『古典それから現代 丸谷才一対談集』
構想社 1978年5月刊
堀口大學(1892.1.8-1981.3.15)
平野謙(1907.10.30-1978.4.3)
司馬遼太郎(1923.8.7-1996.2.12)
岡野弘彦(1924.7.7.- )
谷沢永一(1929.6.27-2011.3.8)
大岡信(1931.2.16-2017.4.5)
久保田淳(1933.6.13- )
岩松研吉郎(1943.10.31-2019.8.24)
関容子(1935.5.24-)
「丸谷才一さんのスーツ」
『銀座で逢ったひと』
中央公論新社 2021.9
https://note.com/fe1955/n/n3c0584d6e951
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『コロンブスの卵』
筑摩書房 1979年6月刊
363ページ
「徴兵忌避者としての夏目漱石」
『展望』1969年6月号
https://note.com/fe1955/n/n1cb8080f344e
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『遊び時間 2』
大和書房 1980年2月刊
287ページ
レイモンド・チャンドラー
『プレイバック』
清水俊二訳
「しつかりしていなかったら、生きていられない。
優しくなれなかつたら、生きている資格がない」
https://note.com/fe1955/n/n766d60240b79
『オール讀物』
1982年5月特別号
文藝春秋
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
「好きな背広 2
ちよつと政治的?
アメリカ橋
小説作法」
和田誠(1936.4.10-2019.10.7)
東海林さだお(1937.1.30- )
椎名誠(1944.6.14- )
https://note.com/fe1955/n/na23a2eb002ed
『オール讀物』
1982年7月特別号
文藝春秋
392ページ
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
「好きな背広 4
扇の風
馬芝居
タイム・マシーン的方法」
いしいひさいち
椎名誠
東海林さだお(1937.1.30- )
「男の分別学
「のぞき部屋」について
急に痴漢になったような気がして」
椎名誠(1944.6.14- )
「全日本賛否両論型録 国鉄問答」
いしいひさいち(1951.9.2- )
「忍者無芸帖」
https://note.com/fe1955/n/n8d39fb24356a
『オール讀物』
1982年8月特大号
「第28回 文藝春秋漫画賞
植田まさし(1947.5.27- )
戸板康二(1915.12.14-1993.1.23)
「泣きどころ人物誌 永井荷風の勲章」
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
「好きな背広 5
佐々木邦の糞尿譚
麻雀必勝法
二日酔ひの研究」他
https://note.com/fe1955/n/nf7b96d51f990
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
「好きな背広 6
パロディ白秋詩集
顔について
画家の来訪
雑誌づくし」
『オール讀物』
1982年9月特別号
文藝春秋 1982年8月刊
https://note.com/fe1955/n/ne7c88687dcfd
『オール讀物』
1982年11月特別号
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
「好きな背広 8
甲子園の土
料理雑誌の編集長
孫の手考」
田辺聖子(1928.3.27-2019.6.6)絵と文
「絵入り随筆
まことより嘘がたのしや……」
他
https://note.com/fe1955/n/n6884d26dc428
『オール讀物』
1983年1月新年特別号
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
「好きな背広 10
犬の名前
コルク考
偏読」
黒岩重吾(1924.2.25-2003.3.7)
森浩一(1928.7.17-2013.8.6)
「蘇我氏と卑弥呼」
https://note.com/fe1955/n/na04841444a88
『オール讀物』
1983年3月特大号
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
「好きな背広 12
赤と白
理屈学入門
恐怖」
戸板康二(1915.12.14-1993.1.23)
「泣きどころ人物誌
松井須磨子の香水」
https://note.com/fe1955/n/n534af899ac1a
『オール讀物』
1983年5月号
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
「好きな背広 14
ほととぎす
影響について」
山藤章二(1937.2.20- )
「山藤章二のオール曲者
立川談志
東海林さだお
百目鬼恭三郎」
https://note.com/fe1955/n/n813fd82f58f3
吉行淳之介(1924.4.13-1994.7.26)
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
野坂昭如(1930.10.10-2015.12.9)
和田誠(1936.4.10-2019.10.7)
『あゝ人生日記 大人の絵本』
新潮社 1983年6月刊
5判変形 137ページ
台本・丸谷才一 美術・和田誠
「あゝ文士劇」
野坂昭如
「人生市場」
吉行淳之介
「ぼくのニセ絵日記」
座談会「大声で語れゴシップ」
https://note.com/fe1955/n/n032186fb2e99
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『冗談そして閑談
丸谷才一対談集』
青土社 1983年6月刊
238ページ
山本健吉(1907.4.26-1988.5.7)
大久保房男(1921.9.1-2014.7.25)
ドナルド・キーン(1922.6.18-2019.2.24)
吉行淳之介(1924.4.13-1994.7.26)
藤沢周平(1927.12.26-1997.1.26)
野坂昭如(1930.10.10-2015.12.9)
常盤新平(1931.3.1-2013.1.22)
井上ひさし(1934.11.16-2010.4.9))
https://note.com/fe1955/n/n755f00287f6f
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『好きな背広』
文藝春秋 1983.8
文春文庫 1986.11
『オール讀物』
連載エッセイ集
第一冊(全十一冊)
https://note.com/fe1955/n/nfafd03102e46
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
山口瞳(1926.1.19-1995.8.30)
『男の風俗・男の酒
TBSブリタニカ・ペーパーバックス』
和田誠(1936.4.10-2019.10.7)イラスト
TBSブリタニカ 1983年11月刊
200ページ
https://note.com/fe1955/n/n09c4dcce62dc
丸谷才一(1925-2012)
『日本語そして言葉
丸谷才一対談集』
集英社 1984年5月刊
222ページ
石川淳(1899-1987)
中島文雄(1904-1999)
幸田文(1904-1990)
大岡昇平(1909-1988)
大野晋(1919-2008)
吉行淳之介(19243-1994)
大岡信(1931-2017)
前田愛(1931-1987)
古井由吉(1937-2020)
https://note.com/fe1955/n/neb893e222a8d
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『遊び時間 3』
大和書房 1984年11月刊
321ページ
改題・文庫化
『ウナギと山芋
(中公文庫)』
中央公論社 1995年5月刊
461ページ
https://note.com/fe1955/n/n362b4cb2eaec
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
「酒のエッセイについて 二分法的に」
『酒と酒場のベストエッセイ
サントリークォータリー傑作選
TBSブリタニカ・ペーパーバックス』
装丁・イラストレーション
和田誠(1936.4.10-2019.10.7)
TBSブリタニカ
1984年12月刊
210ページ
https://note.com/fe1955/n/nd10e2c10514f
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『みみづくの夢』
装幀 吉岡実
中央公論社 1985年3月刊
284ページ
丸谷才一作品名づくし
「知らざあ言って聞かせやしょう」
https://note.com/fe1955/n/n8195288ef785
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『挨拶はむづかしい』
朝日新聞社 1985.9
https://note.com/fe1955/n/ne794ce812fe8
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『文学ときどき酒
丸谷才一対談集』
集英社 1985年9月刊
240ページ
中公文庫 2011年6月刊
306ページ
https://note.com/fe1955/n/n8195288ef785
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『挨拶はむづかしい』
朝日新聞社 1985.9
朝日文庫 1988.6
村上春樹『風の歌を聴け』
群像新人賞贈呈式での祝辞
1979年5月8日
新橋第一ホテル」
他
挨拶原稿集 全38篇
https://note.com/fe1955/n/n012937058de2
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
「犬だつて散歩する 1
大文学[夏目漱石(1867.2.9-1916.12.9)]
外人接待法 最初の言葉」
え・和田誠(1936.4.10-2019.10.7)
『小説現代』1985年10月号
https://note.com/fe1955/n/na3403e9e042b
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
「犬だって散歩する 2
コアラ 立ちて見に来し印南国原」
『小説現代』1985年12月号
講談社 1985年11月刊
https://note.com/fe1955/n/n0430d280f0df
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
「犬だって散歩する 4
阿部お定 徴兵検査 日系マッカーサー」
『忠臣蔵とは何か』
昭和六十年度 野間文芸賞
「受賞のことば」
『小説現代』1986年2月号
https://note.com/fe1955/n/n1664fae299a8
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
「犬だって散歩する 6
酒杯の間 味噌汁考 バイコロジー」
村上春樹(1949.1.12- )
「きざみうどん」
東海林さだお(1937.1.30- )
「行きつけのお店
鳥源(西荻窪)」
『小説現代』1986年4月号
https://note.com/fe1955/n/n9332757af295
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
「犬だって散歩する 8
残念な話
食堂車
漱石の句」
『小説現代』1986年6月号
https://note.com/fe1955/n/nd40702f8c7fa
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
「犬だって散歩する 10
アヂサヰとドヂヨウとオツトセイ
カラオケ論
歴史の勉強」
『小説現代』1986年8月号
https://note.com/fe1955/n/na17b8ed5bd4a
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『犬だつて散歩する』
講談社 1986年9月刊
231ページ
講談社文庫 1989年9月刊
254ページ
解説 海老沢泰久
年譜 小田切進編
https://note.com/fe1955/n/n3bf49687b93a
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
山崎正和(1934.3.26-2020.8.19)
『日本の町』
装幀 安野光雅(1926.3.20-2020.12.24)
文藝春秋 1987年6月刊
264ページ
吉田健一(1912.4.1-1977.8.3)
『金沢』河出書房新社 1973
https://note.com/fe1955/n/ne8454531c2fd
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『夜中の乾杯』
文藝春秋 1987年7月刊
246ページ
「ウナギ文の大研究」
松下大三郎(1878.10.24-1935.5.2)
https://note.com/fe1955/n/n2a4537d5f361
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『鳥の歌』
装幀 吉岡実
福武書店 1987年8月刊
228ページ
小野二郎先生(1929.8.18-1982.4.26)
https://note.com/fe1955/n/n70b49b7f66a1
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『世紀末そして忠臣蔵 丸谷才一対談集』
立風書房 1987年9月刊
森澄雄(1919-2010)
吉行淳之介(1924-1994)
梅原猛(1925-2019)
辻邦生(1925-1999)
川村二郎(1928-2008)
諏訪正(正人 1930-2015)
大岡信(1931-2017)
清水徹(1931- )
前田愛(1931-1987)
山崎正和(1934-2020)
大江健三郎(1935- 2023)
https://note.com/fe1955/n/n91da37a30214
大野晋(1919.8.23-2008.7.14)
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『日本語で一番大事なもの』
中央公論社 1987年10月刊
363ページ
中公文庫 1990年11月刊
448ページ
大岡信(1931.2.16-2017.4.5)「解説」p.431-438
https://note.com/fe1955/n/n6c953549fbbf
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
山崎正和(1934.3.26-2020.8.19)
『見わたせば柳さくら』
装幀 和田誠(1936.4.10-2019.10.7)
中央公論社 1988年5月刊 336ページ
https://note.com/fe1955/n/n4b4891bbfa4f
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『男ごころ』
新潮社 1989年7月刊
276ページ
和田誠(1936.4.10-2019.10.7)
『21頭の象』私家版 1960
https://note.com/fe1955/n/n3a6d2e54f1c8
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『猫だつて夢を見る』
文藝春秋 1989年10月刊
310ページ
文春文庫 1992年10月刊
334ページ
「『宮本武蔵』論」「豆腐」
『オール讀物』連載エッセイ集 第二冊(全十一冊)
https://note.com/fe1955/n/nb3c1cd04e29c
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『歓談そして空論 丸谷才一対談集』
装幀 山藤章二
立風書房 1991年7月刊
226ページ
遠藤周作(1923.3.27-1996.9.29)
吉行淳之介(1924.4.13-1994.7.26)
岡野弘彦(1924.7.7- )
小松茂美(1925.3.30-2010.5.21)
百目鬼恭三郎(1926.2.28-1991.3.31)
井上光晴(1926.5.15-1992.5.30)
粕谷一希(1930.2.4-2014.5.30)
木村尚三郎(1930.4.1-2006.10.17)
野坂昭如(1930.10.10-2015.12.9)二篇
山崎正和(1934.3.26-2020.8.19)
デニス・キーン(Dennis Keene 1934.7-2007.12.2)
和田誠(1936.4.10-2019.10.7)
山藤章二(1937.2.20- )
池内紀(1940.11.25-2019.8.30)
田中優子(1952.1.30- )
https://note.com/fe1955/n/nf5368526997b
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『山といへば川』
マガジンハウス 1991年12月刊
304ページ
「和田誠の装釘」他
評論15篇
書評72篇
『週刊朝日』1983年2月4日号~1988年12月23日号
「丸谷才一書評索引 書名・著者(編者)名・訳者名」
p.288-303
他
https://note.com/fe1955/n/nb34148b4b5fa
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『軽いつづら』
装幀・挿画
和田誠(1936.4.10-2019.10.7)
新潮社 1993年8月刊
285ページ
新潮文庫 1996年7月刊
297ページ
探偵小説の諸問題」
『夕刊フジ』1992.11.28
https://note.com/fe1955/n/n00db9c318962
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『不思議な文学史を生きる』
新井敏記(1954.9.2- )編
装丁・写真・カット
和田誠(1936.4.10-2019.10.7)
文藝春秋 1994年8月刊
216ページ
https://note.com/fe1955/n/n8b498435208d
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『青い雨傘』
和田誠(1936.4.10-2019.10.7)
装丁・イラストレーション
文藝春秋 1995年3月刊
288ページ
福岡市総合図書館蔵書
読了年月日不明
文春文庫 1998年3月刊
解説 鹿島茂
292ページ
https://note.com/fe1955/n/n479ed0419bec
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『木星とシャーベット』
装幀 和田誠(1936.4.10-2019.10.7)
マガジンハウス 1995年4月刊
368ページ
https://note.com/fe1955/n/nb71ae4baaad8
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『丸谷才一の日本語相談
(朝日文芸文庫)』
朝日新聞社 1995年11月刊
296ページ
https://note.com/fe1955/n/n6bbad94782c2
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
山崎正和(1934.3.26-2020.8.19)
『半日の客 一夜の友』
文藝春秋 1995年12月刊
363ページ
文春文庫 1998年12月刊
431ページ
https://note.com/fe1955/n/ndc9998edd7eb
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
山崎正和(1934.3.26-2020.8.19)
『二十世紀を読む』
装幀 和田誠(1936.4.10-2019.10.7)
中央公論社 1996年4月刊
240ページ
https://note.com/fe1955/n/n5c204a5ce103
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『大いに盛りあがる
丸谷才一対談集』
立風書房 1997年2月刊
244ページ
大江健三郎(1935.1.31-2023.3.3 )
井上ひさし(1934.11.16-2010.4.9)
「新人であること」
『文藝春秋』1995年9月号 他
https://note.com/fe1955/n/nadcacf7e0433
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
山崎正和(1934.3.26-2020.8.19)
『日本史を読む』
中央公論社 1998年5月刊
378ページ
中公文庫 2001年1月刊
406ページ
https://note.com/fe1955/n/n0d04f004682c
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『新々百人一首』新潮社 1999.6
丸谷才一・大岡信(1931.2.16-2017.4.5)
「詞華集と日本文学の伝統」『新潮』 1999年8月号
https://note.com/fe1955/n/n8df1c95b5881
大岡信(1931.2.16-2017.4.5)
『おもひ草』
世界文化社 2000.2
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
由良君美(1929.2.13-1990.8.9)
大岡信「日本の「中世」の特色」
『國文学 解釈と教材の研究』1973年9月号
丸谷才一・大岡信
「詞華集と日本文学の伝統」
『新潮』 1999年8月号
https://note.com/fe1955/n/n5213f5fb42b5
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『挨拶はたいへんだ』
朝日新聞社 2001年6月刊
229ページ
装幀・装画
和田誠(1936.4.10-2019.10.7)
朝日文庫 2004年10月刊
264ページ
巻末解説対談
井上ひさし(1934.11.16-2010.4.9)
「スピーチでできること」
挨拶原稿集第二冊(全三冊)
https://note.com/fe1955/n/n56fdad7f55bb
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『樹液そして果実』集英社 2011.7
『後鳥羽院 第二版』筑摩書房 2004.9
『恋と女の日本文学』講談社 1996.8
https://note.com/fe1955/n/na3ae02ec7a01
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
「昭和が発見したもの」
『一千年目の源氏物語(シリーズ古典再生)』
伊井春樹編 思文閣出版 2008.6
「むらさきの色こき時」
『樹液そして果実』集英社 2011.7
https://note.com/fe1955/n/n2b8658079955
林望『源氏物語の楽しみかた(祥伝社新書)』祥伝社 2020.12
『謹訳 源氏物語 私抄 味わいつくす十三の視点』祥伝社 2014.4
『謹訳 源氏物語 四』祥伝社 2010.11
『謹訳 源氏物語 五』祥伝社 2011.2
丸谷才一「舟のかよひ路」
『梨のつぶて 文芸評論集』晶文社 1966.10
https://note.com/fe1955/n/nfa05714e8ec4
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
「浮舟のこと」
『袖のボタン』
朝日新聞社 2007年7月刊
192ページ
https://note.com/fe1955/n/na6c90e3b93cc
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『人形のBWH』
文藝春秋 2009年11月刊
320ページ
https://note.com/fe1955/n/nd41726da27bb
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『快楽としてのミステリー(ちくま文庫)』
筑摩書房 2012.11
https://note.com/fe1955/n/nf236daad7399
福永武彦・中村真一郎・丸谷才一
『決定版 深夜の散歩 ミステリの愉しみ』
講談社 1978.6
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