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丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)『好きな背広』文藝春秋 1983.8  文春文庫 1986.11  『オール讀物』連載エッセイ集 第一冊(全十一冊)

丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『好きな背広』
装幀・イラストレーション
和田誠(1936.4.10-2019.10.7)
文藝春秋 1983.8
文春文庫 1986.11
向井敏(1930.9.24-2002.1.4)
「解説 学問と遊びとゴシップ」
p.291-301

『人魚はア・カペラで歌ふ』
文藝春秋 2012.1
まで、全11冊刊行された
『オール讀物』連載エッセイ集第一冊。

購入年月日不明
ブックオフ 108円
https://www.amazon.co.jp/dp/B000J7BQHU
https://www.amazon.co.jp/dp/4167138069 

「「背広を何十着も持つてゐる男でも、よく着る服は限られてゐるといふ。気に入つた服ばかりひいきにしてしまふのである。話題もまた、さうではなからうか。酒席では何度もしやべつたことのある、しかし書くのはたぶんはじめての話ばかり…」と著者の言う、粋でお洒落でガクもあるエッセイ集。」

『オール讀物』
1982年4月号~1983年6月号連載
46篇
「毛ぎらひ」『オール讀物』1982年4月号
「どちらの……?」『オール讀物』1982年4月号
「大根おろしについての一考察」『オール讀物』1982年4月号
「ちよつと政治的?」『オール讀物』1982年5月号
「アメリカ橋」『オール讀物』1982年5月号
「小説作法」『オール讀物』1982年5月号
「田辺さんの電話 」『オール讀物』1982年6月号
「詔書と都々逸」『オール讀物』1982年6月号
「哲学者であること」『オール讀物』1982年6月号
「扇の風」『オール讀物』1982年7月号
「馬芝居」『オール讀物』1982年7月号
「佐々木邦の糞尿譚」『オール讀物』1982年8月号
「麻雀必勝法」『オール讀物』1982年8月号
「タイム・マシーン的方法」『オール讀物』1982年7月号
「二日酔ひの研究」『オール讀物』1982年8月号
「パロディ白秋詩集」『オール讀物』1982年9月号
「顔について」『オール讀物』1982年9月号
「画家の来訪」『オール讀物』1982年9月号
「雑誌づくし」『オール讀物』1982年9月号
「ゴシップ集としての自伝」『オール讀物』1982年10月号
「藝術とスポーツ」『オール讀物』1982年10月号
「商標語源辞典」『オール讀物』1982年10月号
「甲子園の土」『オール讀物』1982年11月号
「料理雑誌の編集長」『オール讀物』1982年11月号
「孫の手考」『オール讀物』1982年11月号
「抱きつきスリ」『オール讀物』1982年12月号
「急須と湯ざまし」『オール讀物』1982年12月号
「辞書のゴシップ」『オール讀物』1982年12月号
「犬の名前」『オール讀物』1983年1月号
「コルク考」『オール讀物』1983年1月号
「偏読」『オール讀物』1983年1月号
「源氏名」『オール讀物』1983年2月号
「手紙について 付・模範書簡文」『オール讀物』1983年2月号
「ハンドバッグ」『オール讀物』1983年2月号
「歴程フェスティヴァルのために」『オール讀物』1983年2月号
「赤と白」『オール讀物』1983年3月号
「理屈学入門」『オール讀物』1983年3月号
「恐怖」『オール讀物』1983年3月号
「出処進退の文学」『オール讀物』1983年4月号
「空間畏怖」『オール讀物』1983年4月号
「ほととぎす」『オール讀物』1983年5月号
「影響について」『オール讀物』1983年5月号
「泥棒の研究」『オール讀物』1983年6月号
「料理人の問題」『オール讀物』1983年6月号
「間違ひつづき」『オール讀物』1983年6月号
「パロディ萩原朔太郎」『オール讀物』1983年6月号

「酒席では何度もしやべつたことのある、しかし、
書くのはたぶんはじめてのはずの話ばかりを
わたしは書きつらねた。その意味では、
仕立ておろしの好きな背広で街に出たやうなもの
と言つてもいいでせう。
ニヤリと笑つて、あとは忘れていただければ、
それで満足です。」
文春文庫 p.5

「小説作法の本はいろいろあるけれど、
なかで一風変わってゐるのは
イアン・フレミングの
「スリラー小説作法」
(井上一夫訳 早川書房刊[1966]
『007号/ベルリン脱出』所収)である。

彼は、登場人物に何を食べさせるかが大事だ、
と力説してゐた。
こんなことを強調した小説作法はほかにはありません。
わたしはひどくびつくりして……それから感心した。」

「池波正太郎[1923.1.25-1990.5.3]さんの
小説にうまさうな食べものが出て来るのは、
ひよつとすると、
[イアン・]フレミング
[Ian Fleming 1908.5.28-1964.8.12]
の影響ではないか。
フレミングの007ものはきつと読んでゐるにちがひないから、
知らず知らずのうちに影響を受けたといふのは、
充分にあり得ることではないか。
007ものの翻訳が出だしたのは昭和三十年代のはじめで、
池波さんの作品中、食べものがいちばん多く出て来る
『鬼平犯科帳』の連載がはじまつたのは昭和四十三年だから、
摂取する時間はたつぷりあつたはずである。
あんなにしょつちゆう食べもののことに言及する作風は、
池波さん以前の時代小説にはなかつた。」
「小説作法」
文春文庫 p.39-40

「第二次大戦後、食べものがやうやく豊かになつたとき、
戦中戦後の食糧不足を存分に体験した
二つの国(イギリスもかなりひどかつたらしい)の
代表的な作家二人が、食べものを小説に書くのは
大事なことだといふ秘訣を発見した、
といふことかもしれない。」
p.41

「池波さんはあの飢えた一時期を体験したせいで、
人生における食べものの意味を意識化することができ、
さらにそのせいで小説作法上の一大発見をしたのではないか、
そしてフレミングもまた、とわたしは考へたいのである。
違つてゐたら、ごめんなさい。」
文春文庫
p.42「小説作法」
『オール讀物』1982年5月号

『快楽としてのミステリー
(ちくま文庫)』
筑摩書房 2012.11
に再録
https://note.com/fe1955/n/nd41726da27bb

イアン・フレミング「スリラー小説作法」
『007号/ベルリン脱出』井上一夫訳 早川書房 1966
https://www.amazon.co.jp/dp/B000JA9HUA
https://www.amazon.co.jp/dp/4150009562

 

『オール讀物』1982年7月特別号
p.38-47
「好きな背広 4
 扇の風
 馬芝居
 タイム・マシーン的方法」
「井上ひさしさん[1934.11.16-2010.4.9]と
閑談を楽しんでゐたら、似顔絵の話になつた。
あれは、自分の顔を描かれたことのある人なら
かなり深刻な話なので、
つまり二人ともかなり深刻な心境で、
しかし表面きはめてさりげなく論じ合つた。

『月夜の晩 ユーモアエッセイ集』装幀 山藤章二 番町書房 1974.10
『巷談辞典』河出文庫 2013.2

「山藤章二さん[1937.2.20- ]の
描きつぷりはかなり猛烈だなあ、
まあ誇張すればああなるのはよくわかるけれど。
いや、ごめんなさい。
でも、君の歯は、どう見ても、
あれほど出てはゐませんよ」

とわたしが慰めると、
井上さんは笑ひながら応じていはく、

「いや、あまりしよつちゅう描かれてゐるうちに、
だんだん、顔が似顔に似て来ました。
自然は藝術を模倣する」

オスカー・ワイルドの警句を引用したあたり、
まことに知的な返事で、
しかも似顔を描かれた者の悲哀感が
惻々として伝はる名台詞でありました」

「なぜ井上さんの顔はだんだん、
山藤さん描くところの
井上さんに似て来るのか。
似て来ると当人が感じるのか。

山藤さんが何年かさきの顔を
描いてゐるせいなのである。
老化した状態を予見して
彼は似顔を描く。
正確に予見して描く。
正確であるから、その予見は当る。
そこで描かれた当人は、
自分の顔といふ自然は、
山藤章二の似顔絵といふ
藝術を模倣してゐる、
と感じるのだ。」
文春文庫
p.95-101
「タイム・マシーン的方法」
『オール讀物』1982年8月号

『オール讀物』
1982年9月特別号
p.44-52
「好きな背広 6
 パロディ白秋詩集
 顔について
 画家の来訪
 雑誌づくし」

「『週刊朝日』名物のパロディ、
今回は北原白秋の詩、童謡、民謡が課題

井上ひさしさん、川口信行編集長と共に
選を終へてから、一杯機嫌で、
わたしもやつてみました。

立花隆の歌ふ童謡
駄目であります。駄目である。
無罪になりたし、見込みなし、
派閥の跋扈も見てくれだ。
駄目であります。駄目である。
いやでもウィスキーあふりませう。
ときどき呼びませう、救急車。
駄目であります。駄目である。
ぼろぼろ弁護団、またもミス。
緋鯉も寒かろ、寂しかろ。

開高健に贈る
かるいバッグを手にさげて、
今宵またゆくスイミング、
老いか、なやみか、肩こりの
オンブオバケがのしかかる。

失題
代議士の子が
代議士になる。
なにごとの不思議なけれど」
文春文庫
p.108-110
「パロディ白秋詩集」

二つ目が分からなかったのでググりました。
http://www.nextftp.com/y_misa/kita/kita_t05.html
北原白秋「東京景物詩」より
かるい背広を身につけて、
今宵またゆく都川、
恋か、ねたみか、吊橋の
瓦斯の薄黄が気にかかる。

https://www.aozora.gr.jp/cards/000106/files/49617_34958.html
青空文庫


『オール讀物』
1982年11月特別号
p.50-57
「好きな背広 8
 甲子園の土
 料理雑誌の編集長
 孫の手考」
「料理雑誌の『四季の味』(鎌倉書房)
 この雑誌ならではのものは、
「家庭の味」といふ
アイディア料理の欄である。
たとへば平野レミさん[1947.3.21- ]の
「タラコ豆腐」(編集部評にいはく、
「和洋中のどれにも属しているようで
属していない一品)とか、
嵐山光三郎さん[1942.1.10- ]の
「きだみのる追悼サラダ」とか、
奇抜でそのくせうまさうな料理が紹介される。

編集長の
森須滋郎さん[1915.11.16-1995.11.25]
の生活は趣味と実益が完全に一致してゐるし、
『四季の味』中心に統一されてゐる。
わたしが随筆を書いて、
挿絵は和田誠さんにお願ひして下さい、
と言つたときの返事は、
「はい。つまり、
平野レミさんの旦那様ですな」
といふのだつた。
彼の意識においては、
和田さんは
「家庭の味」の寄稿者の夫
として把握されてゐるのだ。
きつと、テレビでタモリを見れば、
「ははあ、嵐山光三郎さんの
お友達が出てますな」
とつぶやくのだらう。
何となく愉快である。」
文春文庫
p.153-158
「料理雑誌の編集長」
『オール讀物』
1982年11月号

『オール讀物』
1983年1月新年特別号
p.40-47
「好きな背広 10
 犬の名前
 コルク考
 偏読」

「以前、『図書新聞』に
「わが偏読の記」とか「わが偏書記」とかいふ
一人五回つづきのコラムがあったらしい。
ドイツ文学の
富士川英郎氏[1909.2.16-2003.2.12]や
フランス文学の
杉本秀太郎氏[1931.1.21-2015.5.27]が書いたと、
富士川さんの
『書物と詩の世界』[玉川大学出版部 1978]、
https://www.amazon.co.jp/dp/B000J8RIA8

杉本さんの
『文学演技』[筑摩書房 1977]
https://www.amazon.co.jp/dp/4480013571
のなかに、そのコラムが収めてある。…

表藝の本はあげない、
有名な本は避けるといふ
ひねくれた選び方をする、
無用に徹してゐて、
まことに閑雅である。

そこで、わたしなら何をあげるか、
まづ第一に

長田幹彦[ながた みきひこ 1887.3.1-1964.5.6]
『青春物語』[新潮社 1955]。
https://www.amazon.co.jp/dp/B000JB37U0

長田幹彦は、一時は
谷崎潤一郎[1886.7.24-1965.7.30]と並ぶ勢ひだつた
「耽美派」(といふものが昔あつた)の作家で、
京都の花柳界に材を取つた小説で人気があつた。

改造社の
『現代日本文学全集』では、
岡本綺堂[1872.11.15-1939.3.1]
と並んで二分の一巻が割当てられてゐる。
https://www.kosho.or.jp/products/detail.php?product_id=254043792
https://www.kosho.or.jp/products/detail.php?product_id=475592425

今ではむしろ
「祇園小唄」の作詞者といふほうが
通りがいいかもしれないけれど。
昭和三十九年、七十七歳にて没。」
文春文庫
p.193-198
「偏読」
『オール讀物』1983年1月号

https://www.youtube.com/watch?v=LQoYQ7Kqd-s
美空ひばり「祇園小唄」1973年発売

https://www.youtube.com/watch?v=C7acPKCZESw
倍賞千恵子「祇園小唄」


『オール讀物』
1983年3月特大号
「好きな背広 12
 赤と白」
p.52-59
和田誠・え(1936.4.10-2019.10.7)

「十年ほど前、友達が十人ばかり、
古典的な西洋料理屋に集まつたことがありました。
当時、文芸評論家の
篠田一士(学生時代からの友達なので敬称ははぶく)
[1927.1.23-1989.4.13]
は葡萄酒に凝りだしたばかりだつた。
そして彼の凝り方はすごかつた。

第一に、大変な巨漢で、食欲が旺盛だから、
そのついでに飲み物にも関心があるし、
第二に、何につけても研究熱心で、
たとへば漢詩を読み出すと、
中国、日本はもとより朝鮮、安南の漢詩にまで
手を出すといふたちだから、
あるいは毎晩、夕食のたびに、葡萄酒を抜き、
あるいは英独仏の葡萄酒の本を十数冊、買ひ込んで読破し、
あるいはヨーロッパの葡萄酒の専門雑誌を毎月数種購読し、
といふ調子だつたにちがひない。
なんとなくそんな気がする。

そういふわけだから、料理がきまると、
篠田はすこぶる張り切つて、給仕人にかう言つた。
「ワインリストを持つて来てくれ」
給仕人は答へた。
「さういふものはございません」
「ほう、ワインリストがない。
ぢやあ、葡萄酒は何がある?」
「葡萄酒は二つございます」
「二つ?」
と篠田はいささか当惑しながら、
「二つつて、何と何?」
給仕人は恭しく答へた。
「はい、赤葡萄酒と白葡萄酒でございます」
文春文庫
p.221「赤と白」

篠田一士編『美食文学大全(楽しみと冒険)』新潮社 1979.6


「好きな背広 14
 ほととぎす」
p.40-47
和田誠・え(1936.4.10-2019.10.7)

「白洲正子さん[1910.1.7-1998.12.26]が
「大原御幸」について
[『謡曲・平家物語紀行
 歴史と文学の旅 13・14』
平凡社 1973 かな?]、
https://www.amazon.co.jp/dp/B000J9EZ5S
https://www.amazon.co.jp/dp/B000J9EZ5I
あれは女が読むと、
後白河法皇が
建礼門院に気があつて
訪ねて来たのだといふことが
直感的にわかる、と書いてゐた。

わたしはすつかり感心し、
かつ、愕然としましたね。
といふよりも、
どうしておれは気がつかなかつたのだらう
と恥ぢ入り、これからはもつと丁寧に
本を読まなくちゃならないと反省したのである。

わたしはもつぱら、
「大原御幸」では、
二十九歳の建礼門院が大原で、
「ほととぎす花たちばなの香をとめて鳴くは昔のひとや恋しき」
と詠むことになつてゐるが、あれは
『新古今』読人しらず
[巻第三 夏歌 244]である、
なんてことばかり気にしてゐた。
小説家として恥づかしい。

たしかに、後白河みたいな
色道の豪傑が(この年、五十九歳)、
女を口説かうといふあてもなくて、
あんな遠いところまでゆくもんですか。

白洲さんの説は、
単に文学的に正しいだけではなくて、
どうも史学的にも裏づけがあるらしい。
角田文衞氏[1913.4.9-2008.5.14]の
『平家後抄』[朝日新聞社 1978]
https://www.amazon.co.jp/dp/4022592796
https://www.amazon.co.jp/dp/402259280X
https://www.amazon.co.jp/dp/4061594346
https://www.amazon.co.jp/dp/4061594354
といふ本
(これは中身も充実してゐるし、
文章もしつかりしてゐる、
歴史考証の名作です)
によると、

「後白河法皇にとって、女院は、
一度は入内させようと思われたほどの
女性であった。その女性が
動乱の風に弄ばれたあげく
大原の奥に幽居されていたのであるから、
見舞いかたがた女院を隠棲地に訪ねようと
思い立たれたのは、ごく自然のことであった。」」
文春文庫
p.252-261

読書メーター
丸谷才一の本棚(登録冊数175冊 刊行年月順)
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091201

"発表年月日順・丸谷才一作品目録.xls"
エクセルファイル(約三千行)
単行本・文庫本90数冊分の
目次・初出・書評対象書を、
発表年月日順に並べ変えて
編成、作成中。
完全編年体・丸谷才一全集
(の目次・内容一覧)
1925年8月27日誕生
2012年10月13日逝去
「ゆがんだ太陽」
『秩序』第1号(1952年1月発行)

「わが青春の一ページ
 桐朋学園音楽科60周年記念
コンサート・祝賀会での挨拶
 2012年10月8日」
『別れの挨拶』集英社 2013年10月刊
を夢想(妄想)してます。

https://note.com/fe1955/n/n766d60240b79
『オール讀物』
1982年5月特別号
文藝春秋
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
「好きな背広 2
 ちよつと政治的?
 アメリカ橋
 小説作法」
和田誠(1936.4.10-2019.10.7)
東海林さだお(1937.1.30- )
椎名誠(1944.6.14- )

https://note.com/fe1955/n/na23a2eb002ed
『オール讀物』
1982年7月特別号
文藝春秋
392ページ
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
「好きな背広 4
 扇の風
 馬芝居
 タイム・マシーン的方法」
 いしいひさいち
 椎名誠
 東海林さだお(1937.1.30- )
「男の分別学
「のぞき部屋」について
 急に痴漢になったような気がして」
椎名誠(1944.6.14- )
「全日本賛否両論型録 国鉄問答」
いしいひさいち(1951.9.2- )
「忍者無芸帖」

https://note.com/fe1955/n/n8d39fb24356a
『オール讀物』
1982年8月特大号
「第28回 文藝春秋漫画賞
 植田まさし(1947.5.27- )
戸板康二(1915.12.14-1993.1.23)
「泣きどころ人物誌 永井荷風の勲章」
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
「好きな背広 5
 佐々木邦の糞尿譚
 麻雀必勝法
 二日酔ひの研究」他

https://note.com/fe1955/n/nf7b96d51f990
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
「好きな背広 6
 パロディ白秋詩集
 顔について
 画家の来訪
 雑誌づくし」
『オール讀物』
1982年9月特別号
文藝春秋 1982年8月刊

https://note.com/fe1955/n/ne7c88687dcfd
『オール讀物』
1982年11月特別号
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
「好きな背広 8
 甲子園の土
 料理雑誌の編集長
 孫の手考」
田辺聖子(1928.3.27-2019.6.6)絵と文
「絵入り随筆
 まことより嘘がたのしや……」

https://note.com/fe1955/n/n6884d26dc428
『オール讀物』
1983年1月新年特別号
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
「好きな背広 10
 犬の名前
 コルク考
 偏読」
黒岩重吾(1924.2.25-2003.3.7)
森浩一(1928.7.17-2013.8.6)
「蘇我氏と卑弥呼」

https://note.com/fe1955/n/na04841444a88
『オール讀物』
1983年3月特大号
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
「好きな背広 12
 赤と白
 理屈学入門
 恐怖」
戸板康二(1915.12.14-1993.1.23)
「泣きどころ人物誌
 松井須磨子の香水」

https://note.com/fe1955/n/n534af899ac1a
『オール讀物』
1983年5月号
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
「好きな背広 14
 ほととぎす
 影響について」
山藤章二(1937.2.20- )
「山藤章二のオール曲者
 立川談志
 東海林さだお
 百目鬼恭三郎」

https://note.com/fe1955/n/ncecbb5720ade
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『日本文学史早わかり』講談社 1978.4
『無地のネクタイ』岩波書店 2013.2
池澤夏樹(1945.7.7- )
「メイキング・オブ・文学全集」
『池澤夏樹、文学全集を編む』河出書房新社 2017.9

https://note.com/fe1955/n/n49dc2860af81
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『梨のつぶて 文芸評論集』晶文社 1966.10

https://note.com/fe1955/n/n3c66be4eafe5
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『日本詩人選 10 後鳥羽院』筑摩書房 1973.6

https://note.com/fe1955/n/n56fdad7f55bb
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『樹液そして果実』集英社 2011.7
『後鳥羽院 第二版』筑摩書房 2004.9 
『恋と女の日本文学』講談社 1996.8

https://note.com/fe1955/n/na3ae02ec7a01
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
「昭和が発見したもの」
『一千年目の源氏物語(シリーズ古典再生)』
伊井春樹編  思文閣出版 2008.6 
「むらさきの色こき時」
『樹液そして果実』集英社  2011.7

https://note.com/fe1955/n/n2b8658079955
林望『源氏物語の楽しみかた(祥伝社新書)』祥伝社 2020.12
『謹訳 源氏物語 私抄 味わいつくす十三の視点』祥伝社 2014.4
『謹訳 源氏物語 四』祥伝社 2010.11
『謹訳 源氏物語 五』祥伝社 2011.2
丸谷才一「舟のかよひ路」
『梨のつぶて 文芸評論集』晶文社 1966.10

https://note.com/fe1955/n/n0d04f004682c
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『新々百人一首』新潮社 1999.6
丸谷才一・大岡信(1931.2.16-2017.4.5)
「詞華集と日本文学の伝統」『新潮』 1999年8月号

https://note.com/fe1955/n/n8df1c95b5881
大岡信(1931.2.16-2017.4.5)
『おもひ草』
世界文化社 2000.2
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
由良君美(1929.2.13-1990.8.9)
大岡信「日本の「中世」の特色」
『國文学 解釈と教材の研究』1973年9月号
丸谷才一・大岡信
「詞華集と日本文学の伝統」
『新潮』 1999年8月号

https://note.com/fe1955/n/n1998cbebf2ac
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『挨拶はむづかしい』朝日新聞社 1985.9

https://note.com/fe1955/n/nd6424820220b
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『低空飛行』
装幀 池田満寿夫
新潮社 1977.5

https://note.com/fe1955/n/n17b237a668df
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『世紀末そして忠臣蔵 丸谷才一対談集』
立風書房 1987年9月刊

https://note.com/fe1955/n/na6c90e3b93cc
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『人形のBWH』
文藝春秋 2009年11月刊
320ページ

https://note.com/fe1955/n/nfa05714e8ec4
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『袖のボタン』
朝日新聞社 2007年7月刊
192ページ


https://note.com/fe1955/n/nd41726da27bb
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『快楽としてのミステリー(ちくま文庫)』
筑摩書房 2012.11

https://note.com/fe1955/n/nf236daad7399
福永武彦・中村真一郎・丸谷才一
『決定版 深夜の散歩 ミステリの愉しみ』
講談社 1978.6

https://note.com/fe1955/n/n26e000989c48
福永武彦・中村真一郎・丸谷才一
『深夜の散歩
 ミステリの愉しみ(創元推理文庫)』
東京創元社 2019.10

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