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〇〇で稼ぐには

永遠のテーマですね。

(判りにくい方は〇〇に「好きなこと」を入れてください。

誰だってお金は欲しいですし、生活したいですし、できれば自分の好きなことを仕事にして、それで稼げれば最高だなと思うんじゃないでしょうか。

ではどうするか

あるあるなのが、スキルを磨いて(研鑽して)・・という方向に行きがちなことですね。
確かに能力が優れていれば、他の人より使える人材になるし、できることや範囲も多くなるわけなので、スキルの無い人より有る人の方が収入に繋がるのは確かです。

コミュニティを選択する

僕の今までの経験から考えて、おそらくこれが最も大事で、なおかつ持続させるために必要なもの、というのは「コミュニティの選択」だと思います。

官僚になる人って、東大出身者が多かったりしますよね。最近は東大出身者は減っているらしいですが。
東大出身者が官僚にとってなぜ良かったかというと、頭がいいからというよりは、東大出身OBから見て仲間だと思えるからなんですよね。
単に頭がいい人を採用するなら、京大出身者がもっと多くてもいいはずですよね。でも京大は関西なので、お互いに遠い存在なのです。

特に採用にあたって優劣つけられない時に、最後の拠り所は「仲間」なのです。得体の知れない人を仲間にするより、素性の知れた人を仲間にしたいと、誰でも思うでしょう。

もし、初期の官僚が中央大学出身者が多かったとしたら、今の官僚は中央大学の人が多い可能性が高いです。(初期がそもそも考えにくいですが)

この場合、東大出身者つながり(コミュニティ)が有利なのです。コミュニティに参加するには、コミュニティにとって必要な人になることが求められるのです。

お金が集まる周辺に行く

昔はよくドラマなどで「お金の匂いがする」っていうセリフを悪役が吐いたりしました。そういう人は、どのあたりのコミュニティにお金が集まっていそうかが、すぐわかるらしいんですよね。
お金は誰でも欲しいから、みんなの関心事ではあるけど、強欲な人は特に強い関心を持って見ているんです。
だから、お金が集まる周辺には(悪い人というよりは)強欲な人が集まりやすいという特性があります。

欲深い人は自己中な人が多いかも知れませんよね。そんな人と付き合いたくない場合は、その周辺に行かない方が身のためですね。
そうするとお金からは遠くなります。当たり前ですよね。

だから難しいのです。この問題。

需要と供給

市場性については理解しておく必要があります。
もし、好きなことを仕事にしたいなら

  • その周辺にニーズはあるのか(需要)
    → 或いはニーズを掘り起こせる余地があるか

  • その周辺に携わる人がどのくらいいるのか(供給)

を確認すべきです。
流行りの職業というのは、流行の初期段階では供給不足、ピークを過ぎると供給過剰になるのです。
二番煎じという言葉がありますが、他人がやってるから皆がやってるからというのでそこに突っ込んで行っても、時遅し。

  • やりたい人だらけ

  • やれる人は仕事の取り合い

となります。
結果、やれる人が本来の客を掴むのを諦めて、やりたい人を相手に商売をし始めるのです。そういうのがいわゆる教育産業ですね。
純然たる意味の教育産業ではなくて、業界内に発生する教育産業なのです。

こんなことに巻き込まれるとロクなことはないですよね。
消耗するだけです。

そんな時に何が拠り所になるかというと、やはりコミュニティなのです。
コミュニティとは、ある場合にはハッキリとした組織であったり、ある場合には曖昧な人々の界隈であったりします。
コミュニティには自分たちのコミュニティを守ろうとする力が自然発生的に生まれます。
例えばコミュニティの新規参加者を抑制するとか。
だから、いいコミュニティに参加していると比較的、危機に身を晒すことを回避できるのです。

何か大変な状況になってからコミュニティに参加するのは至難の技です。皆が守りに入っているから。
コミュニティには、いい時に入っておくべきです。
危機とは無縁のコミュニティがあれば最高なんですけどね。

コネクション

「コネ」って嫌いますよね。実力社会であったり、実力を持っている人は特にコネを嫌います。
でも、多くの人はそんなにずば抜けた実力なんて持っていないのです。

例えば「組織力」とよく言われますが、組織の中では突出した技能なんて求められてないんです。平和と規律を乱し、標準化の支障となるから。
だから組織にとっては人の繋がりと結束()が最も大事で、そのためのしっかりとしたコネクションが必要なのです。

信頼を得ること

ホリエモンの著書の中で「お金よりも信頼を得よ」という趣旨の話を見ました。自分なりの解釈ですが、お金の価値は変動するけど、信頼は維持する努力さえすれば落ちることはないのです。

仕事というのは人と人との間で生まれ消化されるものなのですよね。だから誰だって信頼できる人に仕事を任せたいし、信頼できる人と長く付き合いたいと思うのは当たり前ですね。
それがサスティナブルでしっかりとした仕事に繋がり、結果が継続的な収入に繋がっていくのです。

以上、稼ぐために能力ばかり磨いても意味がないですよというお話でした。

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