仕事をするために能力以外のものをアピールする
他の条件が同じ場合は
能力が高い人の方が仕事を得やすいし、出世もしやすいと思います。
出世のことを言うのをカッコ悪いと思っている人も多いですが、会社の中で人材を評価するということは「出世させる」か「職能検定で資格を与える」「最前線に配置する」ぐらいしかないんですよね。能力そのものに他の人と違う給与を与えることは出来ないですから。
だから素直に「評価」だと思えばいいです。
仕事になる以前では
会社員の場合は、会社を受ける段階や、職場の希望を出している段階、
自分で仕事をしている人は、営業や企画をしている段階、
などにおいては、必ずしも能力が評価されるとは限らないのです。他の条件が揃っていないからです。
能力以外で評価されがちなこと
誠実である
女性である(販売や営業の場合)
若い(若々しい)
明るい
素直である
話していると心地良い
家庭を持っている
仲間・友達が多い
〇〇をしていた(いる)(経験)
〇〇に所属していた(いる)
近くに住んでいる
有名である(自営業の場合)
家柄・家系がしっかりしている(〇〇にふさわしい)
お金持ち(味方を得やすい)
つまり「安全・安心」の部分ですね。
信頼感が仕事を生む
仕事というのは人から来るし、人との信頼関係の中で安定するものなので、信頼できなさそうな人には仕事は来ないのです。
この人は能力が高そうだが・・信頼できればお願いしたいのだが・・
といった疑問に答えを見せられなければ、仕事は来ません。
会社の場合でも、人事は人をよく見ていて、信頼できなさそうな人には重役を任せません。すまりポストが与えられません。
能力以外の魅力は「信頼感」と「可能性」
信頼感の無い人にはキツい要求ですね。
せめて何か「安心感」を相手に与える方法を考えないといけません。
それが難しければ、相手が求めている以上の魅力的な提案をするしかないでしょうね。相手にとって斬新で有意義な考え方を伝えるなど。(いわゆる「斜め上」というものです)
仮に信頼感が乏しくても、可能性や衝撃・気づきを感じてもらえれば、それが大きな魅力となって興味を示してくれるでしょう。
アピールする力も能力のうちと考えることもできますが、職能そのものではありません。仕事や地位を獲得する能力です。
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