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Twitter + Instagram + note = Awesome!?

ここ数年ぐらいプロフィールなどで「〇〇 × 〇〇 × 〇〇」のような表現が流行っていますが、僕の場合はそんな倍々ゲームにはならない(汗;)ので、足し合わせてみました。😊

noteを二ヶ月弱、やってきたので、一度自分の棚卸しをしておこうと思い、一昨日は「杉山清貴ベスト20」を書きました。

3年前まで

noteでは初めて書きますが、3年ほど前までは、Web制作の仕事を自営でやっていました。概ね13年ぐらいです。(それ以前は勤め人として、色々やっていました)
最初は知り合いの料理研究家のウェブサイトを作るところから始まり、そのうち制作会社からお声が掛かってコーディングの仕事をもらうようになり、それがやがてWordPressの構築になり、システム開発になっていった訳ですが、元々は機械系エンジニアだったため、プログラミングを一生懸命、理屈で考えていました。

こうしてこうしたらこうなる」みたいな感じでね。

だけど、周りのSEさんなんかは、本を読むようにコードを読み、言葉をしゃべるようにキーボードを叩いていたので、僕の3倍ぐらい仕事が早いのです。

それで見積もり単価も3倍

そんな中で悪戦苦闘していた時に、ある日、自分が書いたコードが自分で理解できなくなりました。
(それまでは、少なくとも自分のコードは解っていたけど、他人のコードを読むのが苦手でした。もうちょっと言うと、Gitをなかなか理解できなくて、とうとうモノにはなりませんでした)

そして、目がおかしくなって(光が飛ぶ)眼科に行ったりしていました。
心療内科に行くと「不安障害」だと言われました。

請けていたWebアプリの開発案件は、だいぶ出来ていた段階で保守が出来そうにないと判断して、こちらから願い下げを行い、費用も返しました。
他の案件で稼働しているものも、トラブルが起きてパニックになり、別の人に引き継いでもらいました。
直接お客さんから請けていた仕事も、優秀な友人のSEにバトンタッチさせてもらいました。

そうやって一旦、休業をしました。

心療内科にしばらく通っても改善せず、その医者が信用できなくなってきて、別の医者に掛かりましたが、そこで初めて「うつ」だと言われました。
これは長く掛かると思って、また自分の仕事に対する自信も完全に喪失していて、事業が続けられないという判断に至ったので、廃業をしました。

去年まで

その後が色々と、自分も、家族も、大変でした。

うつの病状がどんどん悪化して、入院する羽目になり、半年ほど病院暮らしをしていました。今となっては悪夢のような日々
一時は、もう自分は終わりだと思っていたし、病院でも絶望していました。

それが、不思議なことに4、5ヶ月した辺りから病状が良くなり、あれよあれよという間に退院できました。意味が分かりません。薬が効いたのでしょうか。(もしかしたら新しく担当になった主治医の影響があったかも)

それまでずっとネット接続ができない状態に置かれていたし、自分自身も全く端末が触れないような(触っても分からない)状況があったので、ようやく自分らしい生活ができるなと、朧げながらに希望を持ちました。

この一年のSNS復帰

1. まずは Twitter から

最初は、ツイッターから初めました。
以前使っていた仕事のアカウントは放置したままになっていましたが、新しいアカウントで順調になった頃に、削除しました。
SNSは、害にもなるけど、僕にとっては利の方がいつも多かったです。
自営だった頃も、最初のうちはSNSが無かったので一人悶々としていましたが、ツイッターやFacebookをやり始めて孤独感から解放されました。

毎日、ツイ廃のごとくにつぶやいているので、これはデジタル・デトックスをしないといけないと思ってスローガンを掲げて(笑)いたのですが、正直なところ、守れませんでした。
だめです。ツイ廃は治りません。他のもので時間を奪わない限り治りませんでした。😁

2. 成り行きで Instagram

インスタは当面、復活するつもりはありませんでしたが、ツイッターで写真を上げているうちに、やはり写真はインスタで見せるのが一番いいし、評価もしてもらえると思ったんですね。
それで、過去に撮った写真を整理しながら順番に上げていこうと思って、やり始めました。
過去に使っていたインスタのアカウントは削除し、Facebookも休止しました。

写真にハッシュタグを付けて上げていくと、いろんな人の目に留まるし、写っているものに関連するアカウントをタグ付けすると、そのアカウントの人にも見てもらえる。

インスタで笑えるのは、地名を検索しているのに、ヘアカタログが出てきたり、モデルさんが出てきたり、スイーツが出てきたりするんですよね。

地名を検索しているのに!

なので意地になってその土地の風景写真をアップしていました。「〇〇ってこれだろ?」みたいな感じで。
でも、太刀打ちできません。(笑)

以前は、タグ付けってほとんどやってなかった気がしますが、今回はどんどんタグ付けしているので、だいぶいろんなアカウントからいいねなどのリアクションをもらいました。
アカウントが主催するコンテストにもエントリーしてみたり。

過去に撮った写真はかなりの数があるので、そこから抜粋して上げていくだけでも、毎日のコンテンツには事欠きません。
ただ、最近はようやく一巡して・・

ネタ切れになってきました😅

春はどこかに撮りに行かないといけませんね。

3. 写真の有効活用

インスタって、ある種の虚しさが伴うんですよね。ツイッターよりも強い虚しさが。僕だけかもしれませんが。

僕にとってツイッターなんていうのは、最初からギャグみたいなもんなので、滑っても転んでも大してなんとも思わないんですよね。
だけど、ツイッターで知り合う人は意外にもクオリティが高いと感じています。なんか変なんですよね。とにかく。

インスタには、真面目に写真をアップしているわけですが、やはりどうしてもすぐに過去のものになってしまう。(どうせ過去のものですが)

アップして → いいねもらって → またアップして → いいね来る

その繰り返しが延々続きます。
単純作業と同じ作業が嫌いなミーハーで移り気な自分なので、だんだんつまらなくなってくるんですよね。
写真も、割と頑張って撮ってきたのに・・

いいね5個で終わりかよ

ってね。たぶん、潜在的に何かを期待しているんだと思います。自分が日常を共にしてきた「写真」というものに対する、何か見返りのようなものを期待しているというか・・

それで、タイムラインに流れていってしまうと虚しさを感じるのかも。

有効活用・・

そう、有効活用したいといつも思っていたんでしょうね。
だから昔の写真を引っ張り出してきては日の目を見るようにしてきたのかもしれません。

4. 見返り

自分の写真に見返りを期待するというのは、完全なる趣味とは違うスタンスなんですよね。プロに近いもの。
いま初めて気づいたのですが、昔、写真家のテラウチマサトさんが

写真が趣味というのは老人が言うことだ

と仰っていたのですが、その真意がずっとつかめないままにいましたが、きっとこういうことなのだろうと。
憶測に過ぎないけど・・

自分が撮ってきた写真が愛おしいのなら見返りを期待するのも当然なことで、その気持ちも無いのならもはや老人に過ぎない。

自分なりの解釈

ということなのではないかと。
その意味では、僕にはまだ、若さが少しばかり残っているのかなと感じたところです。

5. 反芻するように note

note を始めた動機はこちらの記事に書きました。

インスタに上げた写真をきっかけとして話題を作り、記事を書くようになりました。それによって・・

  1. 過去に終わったはずの写真 → インスタで再利用

  2. インスタでTLに過ぎ去った写真 → note で再利用

という風に2回、再利用できるようになりました。🤗

その上に、自分としての新しい今の「評価」を加えて、あるいは、いま感じたインスピレーションをしたためることにも成功しました。
単なる写真には収まりきらない & 単なる写真から得るものを超えた、多くのものを表現できるように思います。

今後は成り行き

正直なところ、いつダメになっても不思議ではないのが今の状況です。だからある日突然、記事が更新されなくなってしまうかもしれません。

三年寝太郎

こないだ note にテレビドラマの記事を書いたら、それにツイッターで反応してコメントくれた人がいまして、その人を特にフォローもしていないし、されていないのですが、たまにおやすみメンションが飛んできて、僕のことを「三年寝太郎」と書いているですよね。
なんか聞いたことある気もするけど何だろう?と思って調べてみたら、日本の民話でした。

笑ったというか、びっくりしたというか。
どうしてこの方は僕の背景・事情が分かったんだろう??ということです。
何も語っていなかったのに。怖いですよね。
なにかそう感じられるものを発信していたのでしょうか。

決して悪い話ではないので好意的に受け止めておきますが。(笑)

しかしながら、今までも常に成り行きで生きてきて、その生き方は得意技のはずなので(笑)なんとかなるだろうという楽観もあります。
ただ、若くない。本当なら、過去に積み上げたもので生きて行くべき年齢なのです。その意味では、色々やってきたことをきちんと振り返り、あらゆる可能性を排除しない気持ちで、少なくともそういう気持ちで、やって行きたいなとは考えているところなのですが。

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