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人生を気楽に生きる

大雪の日、私は用事があったため仕事を休みにしていた。

その日の朝、雪が積もっているのを見て、「休みで良かったー」と心から安堵した。

なぜなら、年末の大雪の日に私は車で通勤中、スリップして事故を起こした。

大雪の次の日に職場で、
「昨日休みでよかったね〜!職員も通勤で散々だったから。
年末の事故で、雪の日の運転がトラウマだろうと心配してたから、休みで安心したわ!」
と言葉をかけてもらった。

私はとても安堵した。
なぜなら、ここ最近自分の用事で仕事を3分の1程度、休んでいる。

だから、罪悪感をもっていた。

この言葉をもらって、次の日、私の中にいろんな気づきが生まれた。

「安全に運転する」「事故しない」には、技術よりも心が大切。
雪の日は、ブレーキ踏んじゃだめ、速度はゆっくり、ヘッドライトつける、などなど、事故後にたくさんの技術を教えてもらったけれど、もっと大切なことは、ゆとりを持つ心、許す・諦める心を持つこと。

「遅れてもいい」「休んでいい」と自分に許可すること。
これが結構難しい。

私情で仕事を休むことの多い私だけど、心の底では「仕事を休んだらダメ」と思いがあり、休むことに罪悪感を感じていた。

「休んだっていいじゃん」と頭では思うものの、心の底では「雪なので運転怖いので休みます」なんて言えないと思っていた。大雪の日、もし出勤する日だったら、私は怖がりながらも運転して職場に行っただろう。「休む」という選択肢はなかっただろう。

「遅れたっていい、仕方ない」と頭では思うものの、心の底では「仕事に遅れたらダメ」と思って、焦りながら運転していることもあった。

交通状況や天気は変えられない。変えられるのは自分の心の状態だけ。

大雪の日、「道が凍結してて運転怖いので休みます」「渋滞して全然動かないので休みます、家に帰ります」という職員もいたようだ。
それを聞いて「ほーらね、休んだっていいんだよ」ともうひとりの私が呟いた。

安全運転に大切なことは、技術よりも、心の状態。
諦めよう、許そう、そしてゆとりを持とう。

「休みます」「遅れます」と罪悪感なく、言える私になろう。
それはきっと、自分を守ることのできる魔法の言葉になるだろう。


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