シェア
案山子の独り言
2024年10月5日 19:30
明日の学校嫌だから仮病つかって寝込んだら仕事切り上げ買い物に行っては栄養あるものを心配しては何度も何度も顔を見せてはおでこに手トイレ行く時リビングの椅子でテレビつけたまま疲れた顔で寝てる母物音気付いて「大丈夫?」思わずひと言「大丈夫」その姿見て思ったよ明日は学校行こうって
燿
2024年8月9日 15:59
残暑お見舞い申し上げます 夏の夕暮れ時になると、この小さな岬には日没を眺めるために、いつも数十人が集まってくる。見晴台、波打ち際の岩の上、丘のごつごつとした岩肌など、思い思いの居場所に腰かけ、静かにその時を待つ。たとえ曇りの日でも、日没の直前に太陽が顔を出すことがあるので、その一瞬のドラマチックな光景を求めて、必ず誰かが来ている。 この日は朝から快晴の一日。しかし黄金色の雲のヴェールを
2024年7月20日 06:16
花に水やり体に水分塩分滋養補給眼と頭は休めて心に憩ひのひとときを
2024年7月13日 06:06
最近、神社に参拝する機会が増えた。福岡県は、新潟県、兵庫県に次いで全国で3番目に神社の数が多い県とのこと。確かに街中に、郊外に、至る所に鳥居を目にする。結界の奥に見える神域は今も尚、長い歴史が醸し出す濃密な神秘性を帯びており、その独特な美しさに思わず引き寄せられてしまう。先日は、梅雨の晴れ間の休日に福岡県南部にある山間の神社を訪れた。 子ども時代を過ごした東京郊外の家の近くには稲荷神社があっ
夜明かしのカルアミルク
2024年3月24日 23:09
私は海をイメージする時、その後ろには朝焼けのピンクと青が混じったどこまでも続く空を思い浮かべます。私は線香花火をイメージする時、蚊取り線香の匂いと草いきれが溶け込む深い夜の闇を思い浮かべます。私は桜をイメージする時、夜桜を真っ先に思い浮かべます。決して桜の名所ではなく、最寄駅から自宅へ向かうような私的な道のりで見つかる一本の桜。街灯の灯りで浮かび上がる白に近い桜色の花はもう散り始めていま
みぞおち空間
2024年4月22日 20:48
いつかの景色。わたしが見ている景色。わたしたち 同じ世界にいるね。
2021年8月7日 07:45
1980年代初頭、世界は経済不況の波に飲み込まれようとしていた。ちょうどその頃、社会人となってからの数年間、いくつもの職業を転々とした。辞める理由はいつも決まっていた。年配の経営者に向かって日頃溜まった若さゆえの怒りを爆発させたのだ。奴隷のようにこき使うだけのそのやり方に我慢できずに、人を人として見ろっ!と大声で怒鳴った。彼らは皆呆気にとられ、茫然としていた。その場で自ら即退場宣言をし
2024年1月18日 18:34
写真整理しました。いくつか 以前にも載せたことある景色だったりしますが まとめて載せます。お気に入りの空を 心の中に持っておいてくださると うれしいです。