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EAT&ART TARO
2021年1月15日 14:11
今回はちょっと変わった本からレシピを紹介します。本というかこれは、東芝の電子レンジを買った人向けのレシピ集です。いまでも調理家電を買うとそういうのついてきますよね。昭和48年の東芝電子レンジ「アラカルト」というレンジのおまけです。こんな見た目の電子レンジです。でこの本はすべての料理が電子レンジで作られているレシピ集。普通の料理もいっぱい載っているんですが、異彩を放つ一品をみつけました
2021年1月12日 12:57
トーストウォーター今回はこの本の紹介です。昭和15年あたりは主婦之友がめちゃくちゃ売れていた時代で、様々な付録がつけられて売られていたそうですが、これもその付録の一つ。夏のレシピ集です。太平洋戦争前ですが、中のレシピをみるとモダンな料理も多く載っています。テーブルコーディネートもレースをつかっておしゃれです。載ってるメニューを見ると、、、アイスティー 紅茶を入れて香りに梅酒を添へた
2021年1月6日 14:34
生肉の表紙が印象的な本誌は1961年主婦の友11月号の付録です。予算別献立や子供の食事についてが主な内容です。◆予算別献立一日の献立やおもてなし献立を栄養バランスを重視しつつ予算別に紹介しています。30円違うと雰囲気も変わりますね〜〜どうしても120円献立は炭水化物で頑張ってる感じがします。120円ということは今だと500円弱くらいですね。普段は節約料理でも、誕生日や月給日(ペイデー
2020年12月24日 15:57
◆婦人倶楽部八月號附録 夏のお惣菜向一品西洋料理 昭和14年(1939) 和装の女性に日本国旗と健康報國という文字がなんだか戦争の気配がするなと思うんですが、この本は西洋料理のレシピ本です。 中をめくっていくとけっこうモダンで美味しそうな料理が並びます。太平洋戦争前の食文化が見えて面白いですね。 ちなみに料理にマヨネーズソースやトマトケチャップが度々でてくるのですが、巻末にレシピがのっていま
2020年12月24日 15:29
◆昭和14年 冬の温かい経済料理の作方五百種山海の珍味より何より、温かいといふことが冬の第一のご馳走でございます。 (中略)聖戰第三年を迎えての今年の冬は、うんと頭脳を働かせて、日々のお惣菜は勿論、お正月の御馳走もお客料理も、できるだけ経済的に、しかも温く美味しく拵へて、寒さを蹴飛ばすことにいたしませう。からはじまっています。 本誌が発行され
2020年12月23日 14:05
◆魚菜 2月号 おしゃれな料理雑誌2月号 昭和45年(1970)堂々たる伊勢えびにA HAPPY NEW YEARの文字、見かけたら思わず二度見してしまうような表紙。年明けのおめでたい雰囲気が伝わって来ますが、なんと2月1日発行の2月号です。ご飯どんぶり物50品、15分のスピードクッキングなど特集が組まれていますが、2月号のメインはバレンタインと言ってよいでしょう。本命チョコ、義理チョコ、
2020年12月22日 12:38
◆魚菜 5月号 おしゃれな料理雑誌5月号 昭和45年(1970) 前にも紹介したことのある魚菜です。この雑誌大好きなんですよね。デザインもいいし、主婦向けというか若い女性向けという感じで、ぶっとんだ料理も多く紹介されています。前回の記事はこちら ヤングミセスの新婚ウィークリークッキング 魚菜は紹介したいページがたくさんあるんですが、まずは”さわやかなお菓子”というコーナーです。あまり見た
2020年12月2日 16:31
◆魚菜6月号 おしゃれな料理雑誌 昭和45年(1970) 魚菜は東京自由が丘にある、魚菜学園という料理学校が発行している雑誌です。学園の創設者田村魚菜先生も、本には編集兼発行人として記載されています。婦人向け料理雑誌が多いなかで、若い独身女性向けに書かれた花嫁修業要素もある雑誌でレシピはもちろんファッションやヨーロッパのコラムなどボリューム満点の雑誌です。中にあるイラストも広告もおしゃれでかわいい
2020年12月3日 12:36
◆一年中の経済料理の作方六百種 昭和15年(1940) この本は主婦の友新年号の付録料理本です。当時の婦人雑誌は新年号にこのような付録をつけるのが定番だったようで、僕も新年号付録をいっぱい持っています。この本がでた昭和15年は日本でも世界大戦が目の前にせまっている状態、この本のテーマも経済料理。でも中を読んでいくと洋食のレシピやカタカナ表記もみられちょっと豪華な感じもあります。ワインの広告
2020年12月4日 12:11
◆主婦之友 花嫁講座 洋食と支那料理 昭和14年(1939) この本は戦前に出版された、主婦之友花嫁講座というシリーズものです。料理だけでなく、裁縫、園芸、お作法など全20巻も出版されている人気シリーズです。 いくつか持っていますが、どれもクオリティが高い。今このまま再販しても通用しそうな料理本です。出てくる知識、料理内容のクオリディが高すぎて花嫁講座の域を超えています。いま出版されたら、花嫁