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詩的な日々の切り抜き

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ほっこり系から、スピ系まで、日々の中でポンポン湧き出る無限の詩を、 ひとつひとつ、丁寧にここに置いていきます。
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まる裸の満月

まる裸の満月

Naked dance under the full moon. I am blessed.

満月の光の中で
丸裸で踊った
遠く遠く遙か彼方から
私の体を照らすこの光を
身体の隅々まで浴びた

瞼や
脇の下や
膝の裏や
内腿や
舌や
日頃、光が当たらない闇の箇所も
光へと解放した

空に向かって両脚を大きく開いて
女性性器にも
月光を浴びせた
この最も神聖である
命の創造のゲートを
祝福する光を

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#詩 愛を受け取る能力を鍛えたい

#詩 愛を受け取る能力を鍛えたい

私が欲しかった愛と
あなたが与えた愛は
違いが大きすぎて

だからそれが
あなたの愛の表現なのだと
気づかなかった
そうは見えなかったから

私は
与えられたすべての愛に
気づいて
受け取る
その能力を鍛えたい

たとえそれが
愛と反対に見えたとしても
きっと愛はあるから

小さな鳥が歌いながら言った

小さな鳥が歌いながら言った

小さな鳥が歌いながら言った
命のミステリーはね
いつでもあなたの足もとと
そして
頭上に広がっているの

黄金色の輝く毛を持つ優しい目をした犬が言った
人生の恵みはね
あなたの周りにある優しい手と
そして
あなたのハートに響く
音のない音

黄と赤のグラデーションを持つ、若く可愛いチューリップが言った
「見て!よく見て!目を開いて!感じて!感じて!あなたはどこにいる?あなたはここで、なんなのか、よ

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(詩)負の感情も愛がゆえ

(詩)負の感情も愛がゆえ

どんな感情も、すべて愛から始まっている
よく掘り下げてみれば
結局、「愛がゆえ」につながっているんだ

怒りも、悲しみも、孤独感も、どんな感情も
実は、愛がゆえに起こっている

怒りは恐れからくる
その恐れは愛がゆえに生まれる

悲しみは分離感からくる
その孤独は愛がゆえに生まれる

だからよく聞いてみよう
自分自身をよく見つめて
自分の言い分をよく聞いてみよう

自分の怒りや悲しみに
笑顔の仮面

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(詩)宇宙への招待状

(詩)宇宙への招待状

大空に、黄金のドラゴンが現れた、その夜。

わたしは、宇宙にいた。

わたしがそこで経験したことは、

「絶対的なアロンネス(独り)」だった。

「独りでいること」 と 「孤独感」 は、まったく違う。

「アロンネス(独り)」は、すべてと溶け合って、ひとつになっているときに、

本当の意味で感じることができる。

すべてとは「すべて」だ。

完全なる愛そのものの状態でいるときに、

すべてと一体な

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(詩)結局好きなんだからさ

(詩)結局好きなんだからさ

苦手だな・・・って思う人

っていうのはさ

つまり

「この人から愛を感じにくい・受け取りにく」

って感性が感じているわけで

だから

「苦手・好きじゃない・どうしてあなたそうなのっ!?・話が通じない!」

って、フラストレーションになるわけで

というのは実は

「この人から愛がほしい!」

って言っているのと裏返し・同じで

とするとね

「この人のこと本当は好きなのに、この人からの愛が

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(詩)許すよそれが役目だからさ

(詩)許すよそれが役目だからさ

そして、

「ワタシ」は、またやってしまった、いつものように。

でも、私は彼女を許す、いつものように。

そして彼女はきっと、またやってしまうだろう、同じような「間違い」を。

それでも私は「一生共にいる者」として、彼女を許し続ける。

私だけが彼女を許すことができる、ただ一人の存在だから。