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リーダーは「みらいよち」しろ

リーダーたるもの、未来をみよう!

今を堅実に生きるのは大切なことですが
未来を見て生きることも大切なことです。

これはチームリーダーにも当てはまります。

今日は「リーダーはみらいよち」しようという
お話になります。

\リーダーシリーズはこちら!/

第1回:全知全能じゃない
第2回:批判されるもの
第3回:強すぎると良くないよって話
第4回:働きすぎると良くないよって話
第5回:テクニックじゃないよって話【第一話】
第6回:テクニックじゃないよって話【第二話】
第7回:集中力を使いこなすことが大事って話
第8回:余裕がないといけないって話
第9回:言語化が大事だよって話
第10回:折れちゃいけないよって話

未来は見えないけど…

そもそもみらいよち(未来予知)とは?
あえてひらがなにしています。

ここでポケモンのワザが浮かんだ方は
とっても想像しやすくなると思います。

ポケモンでいうところの「みらいよち」とはー


2ターン後に攻撃する。交代した場合は同じ位置にいるポケモンに攻撃する。タイプ相性の影響を受ける。

つまり、未来に攻撃するってことです。


リーダーとこのワザに
なんの関係があるのか?
ってことですよね。


リーダーって
目先に利益だけを考えると
足元掬われるんですよ。


チームとしての未来
自分自身の未来
メンバーの未来


未来を予期することはできないまでも
考えておくことはできます。


考えておくってことは
準備ができる
わけです。


完全な未来予知はできないけど
未来を想定して動くことはできるってことです。


目の前のタスクに追われる

リーダーをやっていると
目先のタスクに追われがちになります。


ここはこれまでに書いたリーダー論でも
さんざん書いてきましたが

「作業」と「判断」で
タスクを分けて考えることが必要です。


タスクに追われると
思考する時間が短くなります。


すると未来に起き得る問題や
降りかかってくるタスクに対して
後手を踏むことになります。


これが一番まずいんですね。


後手を踏むってことは
アクションを起こすんではなくて
リアクションになるんですね。


すると脳の処理としては
創造より対処という働きになります。


この状態では
チームの異変に気付けなかったり

本来ならば先手を打てば
なんら問題ないことなのに

先手が打てないせいで
被害が拡大することだって考えられます。


たとえば調子の悪いメンバーがいるとします。

この時本来ならば
様子見しつつ
会話などで時間を共有することが
良策になってきます。

ですが、ここ気付けないと
調子の悪いままズルズルと引きづり
リーダーとの絆が弱まったり

メンバー間の距離が離れることで
集団としてのスピリッツが
醸成されていきにくくなります。


これはチームの形として
致命傷にはならないものの
ジワジワと毒を盛られた状態です。


最終的には
自らチームの穴を広げる行為になります。

こうならないためにもー

先を見る
未来予知するってことは
大事なことなんです。


これもリーダーの仕事のひとつ。


デスクに座りっぱなしで
体は動いてなかろうが
思考を止めることはないように
気をつけたいところです。


メンバーの未来もみる

これは主に「育成面」での考え方になります。

僕の経験で
こんな相談を受けたことがありました。

『一生懸命やっても空回りして仕事がうまくいかない…それで周りにもたくさん助けてもらって迷惑かかっているような気がするし、信頼されていない気もする。そして、その状態をどう脱したら良いかもわからない』


誰しも通る道といえばそれまでなのですが
通ったことがない人も一定数いるもの事実。


ただこの問題(相談)を解決するには

「大丈夫だから、このまま引き続き頑張ってくれれば、いつか結果が出るから」
「自分もそういう時期あったけど、今はそう言う時期だと思って耐えたよ」

なんていうアドバイスはできます。
(このアドバイスはしたことないですが。そもそも良いアドバイスだとも思いません)


ここでメンバーのキャリアだったり
チームのピースとして先のことを考えると
違った返答になるはずです。


『そういう時はまず手を止めて、周りを見てみる。そうするとチーム内にどこか必ず穴があるはずなんだ。そこを埋める行動をとる。電話対応、来客対応…絶対にウィークポイントがある。自分の手が離せない時は、ヘルプを求める。ただそれは最終手段。最初は自分が対応する気持ちで、次にヘルプを頼む。もちろんそれでもうまくいかない時もある。その時は、自分の仕事強度の問題なのか、チームのシステム的な問題なのか、切り分けて考えるのも大切。何でもかんでも自分のせいは絶対に違う。チームの問題なら、それは全部俺の責任だから、なんでも言ってほしい。』
だぴてぃの相談体験記


細かい業務内容とかは話せないんですが
この時の相談はだいたいこんな返答でした。


この時に意識したのが
「そのメンバーの未来」でした。


チームで仕事している以上、
結果が全てなのは変わりません。


ですがこの時は

チームとしてのパフォーマンスは
二の次で考えていました。


その理由は

「この瞬間の結果を捨ててでも、このメンバーが成長した時のリターンの方が大きい」

と判断したからです。

仕事がうまくいかないことで
メンバー自身が潰れてしまうのは
本末転倒です。


チームとは
メンバーがいてこそ成り立つものです。

だからなんとしても
できる限りのことはする。


ここで勘違いして欲しくないのは
決して甘やかしているわけではありません。


言い方が悪いですが
「今のチームの結果」

「未来のチームの姿」
を天秤にかけた上で

この時は「未来のチームの姿」を優先すべきと
ジャッジしたからです。

もうちょっと具体的にいうとー
メンバーのことを最優先で考えました。


たとえばこれが
メンバー自身の仕事意識が足りないとか
だらしない、やる気がないとかなら

僕は切って捨てるくらいの気持ちではいます。
仕事はボランティアではありませんからね。


でも、仕事上のタスク処理や
立ち回り方で困っているのなら

チームそのものの構造に問題があったり
見えていない部分のところで
ネックになっていることがあるかもしれない。


ある意味ドライな考え方です。
リーダーの思考というのは。


ただこれくらいしないと
チームの未来も
メンバーの未来も
開けてこないし
見えてもきません。


未来を見るためには?

これは経験…と言いたいところですが
どんなに経験を積んでも

見えないものは見えません。

大事なのは
「見ようとする気持ち」
だったりします。


未来に起こることは見えないけど
想像することはできる。

そしてその想像したことに対して
しっかりと準備をして

それが本当に来たときには
問題なく対処できるし

違った場合には
違った場合の準備と想定をすれば
大怪我しなくて済みます。



だからどんな新人リーダーにも
「みらいよち」はできます。


人間の最強の武器は
「思考力」です。


しかも使えば使うほど
鍛えられていく無限成長器官でもあります。


しっかりと意識して
チームとメンバー、自分のことを
レベルアップさせていきましょう!


だぴてぃ


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だぴてぃ

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